誰だって死にたくはないのさ
でもね残されたくもないのさ
何かを想い感じる感覚は
わたしの何かを掻き乱してく
心はもう捨てたから

誰かに想いを伝えても
伝わる事はなくただただ声だけが
宙に漂っている
言葉はもう捨てたから

心も体も自分も ....
さよならと言ったら
キミとボクはどんな顔をしているかな?
もし泣いていたら
またねにしよう
もし笑っていたら
振り返らずに歩こう
どこへでも行ける頭と体と足と地図があるのに
どれだけ地図を見ても
どれほど歩き続けても
行きたい場所へたどり着けない

私の行きたい場所
私は想い出に行きたい
私は唯一ではなく
只の無二だった
命を削って手に入れた物は
その削った命と同じくらいに
大切な物なのかい?
そんな大切な物どこにある?
私は体の中にしまっておいたよ
命と同じくらい大切なものだからね
全て消えてしまえと神に祈ったが
私だけが残り
全てだけきえた
私も消えてしまいたいと祈ったが
私は跡になり
全てもきえた
大人が子供を買っている光景は
今はもう普通のこと
子供は価値があって使い道があるからね
でも子供達も大人と同じように
知恵があるし行動する力がある
明日かそう遠くない未来に
子供が大人を買 ....
あれやこれはみんなのものって言うけど
私はあれであってこれであってものだった
私はみんなではなかった
諦めるという言葉は便利なものだ
何もしてなくても諦めたと言えば今を終われる
終わった先には
新しい今が
終わった後には
今まで諦めてきたすべてが佇んでいる
私は全てを諦めたはずなのに何も終 ....
生きている限り
人は何度でも死ねる
だから毎日死んだつもりで
生きている
私の夢は自由
右に行ったり左に行ったり
上に浮かんだり下に沈んだり
どこへも行ける
物を掴む手があり
自分を立たせる足がある
そう私の夢は人間
窓も柵もない場所へ行きたいけど
そんな場 ....
もう二度と会えないあの人に
もう一度会えるなんて
これはきっと神様の悪戯ね
神様は私に泣いてほしいのかしら
それとも…
あなたの面影をください
あなたの抜け殻があれば
わたしは生きて行ける
あなたは遠い場所へ行ったまま
帰ることはなかった
あなたを探しに私は遠い端まで行ったけれど
そこには誰も何もなかった
あなたは遠い果てにいて
私はまだそこへは行けない
もう二度とあえない ....
下に行くほどきりがなくて
上に行くほど見苦しい
そんな場所がここにあるよ
目覚めは1人ぼっちの朝に始まり
誰もいない街を歩く1人きりの昼
終わりは明かりも音もない孤独な夜
1つや1人はたくさんあるのに
私は私だけ
心が折れても
身体はまっすぐに
涙が枯れても
想いは残る
今日が終わっても
明日がある
私が死んでも
一度こぼした涙はいつ止まるだろう?
地面に涙を落とし続け
大きな水たまりになり
涙の上に船を浮かべ
目的はないけれど
涙の流れのままに進んでいこう

いつしか涙は増え続け船は沈み
私は ....
今日は昨日と同じ事をやって
明日は今日と同じ事をする
そんな毎日に慣れてしまった
私の目の前にレールが見える
今もこれからもずっと固定された毎日が続き
しだいに心も顔も固くなりもう戻らない
 ....
初めて列車に乗った日
私はまだ幼かった
列車は速くて大きく
レールはどこまでも遠く続いている
乗っているだけで列車は右へ左へ
敷かれたレールに沿って走る
そして色々な道や町を進み
列車は ....
歩くのが遅くいつも誰かに抜かされ
人の後を追いかけてる
私の後ろには何も無い
どんなに歩いても
どんなに走っても
誰かの先には行けない
はるか先に見えるものは
もう私は見る必要がない
 ....
永遠はどこにある?
時間の繰り返しなのか?
それとも時間の長さか?

私が生きてから死ぬまでの時間は
人によっては短く見え
そして長く感じるだろう
私は産まれてから数10年生きて死に
 ....
地球は青いだけじゃない
生命の熱を感じる赤色や
全てを優しく包み込む黒色
身体を潤す美味しい水色がある
そして醜く汚い人間色も
ここは色とりどりの世界
黄色い月よ
私を逃がして
太陽に赤くされる前に
ハゲはサイコパスなのかな?
悪戯に自分の髪の毛を
皆殺しにしておいて
その後藁にもすがる思いで
育毛剤だの何だのと
髪の毛を生やそうとする
そのくせ髪の毛のあるやつに対して
難癖をつけて ....
今日は風が強い
全てを吹き飛ばし
音を撒き散らす
このままずっと風が吹けばいいのに
私の嫌いな大人達を
どこか遠くへ吹き飛ばして
私の目から消してほしい
そして風の音で
大人達の人間を ....
私にはなりたいものがある
私は正気になりたい
風が吹けば時が進み
そして命も進む
全てが進むにつれて
風が汚れて重たくなった
人々は汚い風を拒み
世界に壁を作り
さらに風と空気を汚し続けた
やがて風は吹かず時は止まり
もう明日が見 ....
今夜雨が降るだろう
朝から空が暗く
水の様な風が吹いている
昼には空が見えないほど
雲に覆われ雨で前が見えない
夕方になる頃
空に雲がなくなり夕日が映し出された
今夜多分雨は大丈夫だろう
リィ(410)
タイトル カテゴリ Point 日付
あまりもの自由詩1*24/11/7 20:08
捨離自由詩1*24/9/30 22:18
二人の顔自由詩2*24/9/24 15:16
行先自由詩3*24/9/23 17:34
ちっぽけな人自由詩1*24/9/19 21:28
ポケット自由詩3*24/9/17 22:24
跡形自由詩2*24/9/3 22:19
昔と今の普通自由詩1*24/9/2 22:44
みんなのもの自由詩2*24/8/22 23:01
終わりの後先自由詩0*24/8/13 21:21
不死自由詩024/7/14 19:27
カナリアの夢自由詩1*24/6/24 18:11
招待自由詩2*24/6/15 20:25
亡骸自由詩024/5/30 8:04
果てと端自由詩1*24/3/25 19:47
たどり着いた自由詩2*24/3/6 20:13
異形の人自由詩5*24/2/29 21:03
かたち自由詩1*24/2/18 14:00
沈没自由詩2*24/2/4 23:08
楽しい毎日自由詩1*23/12/24 21:18
無期列車自由詩2*23/10/31 20:51
無題自由詩1*23/10/27 18:57
自由詩023/10/25 22:26
いろいろないろ自由詩1*23/10/22 19:02
赫赫自由詩1*23/10/15 20:17
風通し自由詩1*23/10/8 18:40
消したいもの自由詩2*23/10/6 15:49
自由詩3*23/10/5 11:51
よごれもの自由詩1*23/10/1 16:19
予報自由詩023/9/24 20:08

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