詩の草稿
エトの生存者は言う。
憎悪を抱く者たちが勝ち、良心的な人々は騙され、負けたと。
また、カネを握らされた同胞のエトたちは、
一時的に喜び、彼らに従ったが、使われた後、殺 ....
ある夏の日の夕暮れ
二人は窓のそばにベッドを置き
裸になって横になる
花辺のカーテンは
窓から入るそよ風にあおられ
柔らかな午後の光の調べを奏でる
草の香りを含んだ ....
干鮭や 師走迎ふる 北の宿
青黒い朝の冷気を裡に受け 傷心よそに竿背負いゆく
一通のメールに込めしあの思い 叫ぶ心に君気づかずや
冬海の人近づけぬ厳しさよ その雪代に生きる魚あり
0.03sec.