遠花火
いつまで続く
遠花火
来年こそは
海岸線で

魚は鯛
花は桜木
人は武士
小袖は椛(もみじ)
私は何か

パソコンに
向かう私は
もうすでに
アプセトネデブ
ア ....
連絡の無い夜ほどカラッとして 缶ビール二本で潤してみる


空き缶を握りつぶして三畳間 ささくれ立った鯣と心


コンビニに並ぶおにぎり達までも 彼の名前に見えてしまって


買い足 ....
触れられず見られず聞けず無味無臭 本当にいるの本当にいるの

 
君の部屋 可愛いお部屋 狭い部屋 暗い小部屋に二人と一つ


直感で、本能で交わす愛情に 文法なんて関係なくて


 ....
なみなみと
注いだ水が
溢れ逝く
別れた白湯が
私の重さ

あんみつの
甘さにまけぬ
君恋し
みつに絡まる
いくばくの豆

一人部屋
雨音の部屋
湿った部屋
花咲かぬ部屋 ....
帰る(4)
タイトル カテゴリ Point 日付
遠花火短歌117/1/26 18:15
まいかい短歌115/10/18 21:47
あいかい短歌115/10/18 21:33
さいかい短歌115/10/10 1:32

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