私はあなたの隣りに居るのに
飾り物みたいに息を潜めて
顔色ばかり気にしているけれど
続きが見たくなるドラマのように
あなたのひと言に心踊らせ
時には突き落とされそうになる
....
聞き慣れぬあなたの怒鳴り声が
ノイズのようにひび割れてくると
思わず耳を塞ぎたくなるのは
私の弱さと寂しさを混ぜたもの
そこに何色があったとしても
あなたを塗り分ける事を覚えて
同時に ....
日当り良好
ペット可
君の髪の毛はまだ短いけど
ポニーテールがひとつだけ出来た
どこかで迷子にならないように
リボンの代わりに首輪を付けると
鏡の前でも下を向いていた
僕等の ....
ここでは無いどこかで暮らしている
君の住む街は星が見えますか?
何も言わずにそっと離れたのは
自分を守る為だったのだけど
もう二度と会えなくなった今でも
その心の行方が知りたくて
....
無限に広がる宇宙の中で
夜空に落とした涙を見たい
例えば海に浮かんでいるボトル
或いは僕の得意なクロール
闇に溶けて解らなくなったのは
君と僕を乗せた砂のレール
今はもう動けな ....
先頭に居るのは誰なんだろう?
少なくとも君では無いはずだ
車酔いをする人がこの場所で
並んでいるとは考えられず
回り続けるメリーゴーランド
今日も僕は一人で乗り込んだ
出来れば君の背中 ....
同じ雨を見て
ブルーになったり
好きだと言ったら
赤くなったり
君と僕を映す心の色は
鮮やかに染まる白だと思う
一度結ばれたら二度と離れぬ
蜘蛛の糸で作られているらしい
たんぽぽの花びらは嘘を付く
あなたに会えると言い残した後
あなたに会えないと言い直した
気まぐれなたんぽぽの花びらが
風に乗って空を渡るように
あなたの肩の上で笑いたい
見晴らしの ....
いつかどこかで君と会えるなら
今は静かな想いを胸に秘め
落ち葉と一緒に地面に寝転ぶ
空を眺めても星はまだ居ない
雲が流れたら見えるだろうか?
放課後の教室に入る時は
扉を閉めて君の ....
ピアスの数だけ恋をした
傷付く度に増えてゆく穴を
キラキラと光る星で飾ると
少しずつ痛みを忘れられたが
朝になるとまた気付いてしまう
もっと良い人が居るかも知れない
私の耳には三日 ....
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