寺めぐり 庭めぐりして 自転車で ペダルが向かう 古都の秋


手にとれば いろあざやかな こけの寺 おおいつくして 木漏れ日のなか


晴れた日に 朝起きた時 さて今日は 奈良か京都か  ....
季節は 夏をわすれて
夏とも秋ともいえない

空白の季節がうまれた

夏をさがして  野山をかけても
秋のみのりの  かげりを
みつけるばかり

朝おきて そらをみあげると
いいし ....
真夏にふる雪をみたいと 
きみはいう

北アルプスの上高地へゆけば 
雪はみれるよ

とぼくはこたえる

きみは 
この高層マンションからみえる

みにくいものや
よごれたもの ....
あれから 何年になるだろう

きみのくるはずのない 
湖の近くの
想い出のカフェのドアをあける

きみがお気に入りだったのは
さざ波や船をみわたせる水辺の

海辺のカフェテラスとこの ....
バスシャワーでは 
体のよごれはおとせても
こころのよごれは おとせない

好きな音楽を ボリュームをあげて

魅惑の音色の楽器たちが かなでる
美しいメロディーと 
ソリストのつやや ....
鳥は知らない
自分のもっている翼が 
どんなに貴重なものかを

コウモリは知らない
自分のもっている超音波レーダーが 
どんなに貴重なものかを

タカは知らない
自分のもっている ど ....
天空には いろいろな道があるという

虹がとおる道や 光がすすむ道は 
人にはみえなくても

確実にそれは 存在している

幾千年の時をかけ 
地球にとどく星たちの輝きは

こ ....
きみがそばにいると いつも何もいえなくて
遠くからただ みつめるだけ

きみのことをおもうと むねがあつくなる

卒業でわかれることが わかっていても
なにもいえなかった 

きみがう ....
光みち 夏空のもと ざわめいて 散りばめられる 海辺の祭り

   
海青く 白いヨットは 風に乗り カモメをつれて 沖へと向かう


砂浜の 行き交う人の 足もとに 夏の盛りの  ....
つきさすような北風が 
吹きぬけてゆく冬の空は
嫌われ者と思われて 
さびしそう

時折舞い落ちる白雪たちが
華麗な姿でなぐさめる

遠くにみえる白銀の山々が銀幕となり
群れとぶ冬鳥 ....
風呂場のシャワーの出が悪くなり
修理業者を呼んで 修理してもらった

すっかりなおって 軽快にシャワーを使えて
満足の日々が続いていたが

ふと見ると 風呂場の灯りのカバーが壊れている
 ....
はいっただけでわかる 異様な雰囲気で
何気なく置かれている チェンバロやチェロ 
バイオリンたち  生演奏も時々ある
 
うますぎるコーヒーがだされ
よすぎるオーディオの音がながれ
変人す ....
ある日突然に これまで理解できなかったものが
素晴らしい事に気づく

それはドビュッシーのクァルテット

FMで聞き その不気味ともいえる世界に驚く

こんなに素晴らしいものがあったのか ....
空から夏がやって来て パワー全開の太陽が燃える
海も山も川も街も  汗でクタクタの人の群れ

ギンギンギラギラまぶしくて 
サングラスがほしくなる
麦わら帽子がほしくなる

音楽は
タ ....
人は人 海は海

だけど私は海になりたい
なぜって 海になれば どこへでも 流れて行ける
アメリカ イギリス オーストラリア.......

深海だってのぞきに行ける
アトランティスの謎 ....
蒸し暑い梅雨時は アイスコーヒーに誘われて
そぞろ歩きで思い出の 海辺のカフェテラスへ 
  
グラスについた したたり落ちる水滴が
キラキラ光り  ささやきかける

それは遠い記憶の   ....
地球のどこか遠くから 一瞬で
青空を飛び 星空を越え
風を切り  雲の中を通り
やがて銅線や 光ファイバーにのり 
やってくる

HLSの  神秘的な宝石たちは
スクリプトで集められ 美 ....
濃いエスプレッソを 砂糖なしで飲んだあと
今日は少し寒いので 
レミーマルタンも飲みたくなった

飲んでみて びっくりした
レミーマルタンの甘さが倍増し

口のなかに残っているエスプレッ ....
*** 冬をのりきるためのアレンジコーヒー4種ほか ***

部屋の灯りを消して楽しむ カフェ・ロワイヤルは
かつてナポレオンが愛したもの

ロングスプーンの上で  角砂糖にそそがれた  
 ....
すべてが凍りつくような 氷点下の冬に
かならず飲みたくなる クリーミーで濃く
熱いエスプレッソ

枯野をわたる 木枯らしに乗り
舞い踊る白雪たちを しずかに見続ける
午後のひととき

 ....
獅子文六「可否道」(のちにコーヒーと恋愛)で

主人公のモエ子は
コーヒーを淹れさせたら
ピカイチで

年下のベンちゃんが
モエ子のコーヒーの虜となり
同棲しているという
コーヒー夫 ....
フラスコの下で 
オレンジの炎がゆらめく

神秘的な炎の
ゆらめきの振動のサイクルは
短い周期と長い周期の
α振動とβ振動

アルコールランプを
2つ並べてみるとわかる

全く同 ....
清らかな水を求めて  
山のふもとへと向かう

ブラジルサントスを  
ブルーマウンテンに変えてしまう
魔法の水は

雨が大地にしみこみ
土の中を何年もかけてゆっくりと
通りぬけてく ....
華麗な美しさで コーヒーをつつみこむ
ボーンチャイナの銘陶たち

マグ ノーマル デミタスと
姿をかえて寄り添う
コーヒーのパートナーは

ウェッジウッドとロイヤルアルバートの
可否道 ....
ゴリゴリ ゴリゴリ 手回しの 
コーヒーミルの音がして

こうばしい香りがたちこめる
なんといってもミルは手回し

電動ミルは速くて便利でも
熱で豆をいためてしまう

生豆・グリーン ....
琥珀色のコーヒーに魅せられて
かれこれ数十年がたつ

あらたな抽出器具を発明し
実用新案まで申請して 
少数だが販売もおこなっている

おそらくありとあらゆるものを
試しただろう

 ....
PCを自由自在に操りたいときがある
くだらない単純作業や決まった操作などだ

この場合いろいろな手段があるが
それらには長所と短所がある

最も自由自在なのはC# VBなどの高級言語だが
 ....
チクタク チクタク  柱時計が
ゆがんだ時を刻み   

マネキン人形が    ほほえみかける

枯れた花一輪が    テーブルの上に
何気なく置かれ

リモージュの      コーヒ ....
かなしみのなかで    あめがふる
シトシト シトシト   あめがふる

ぬれたままでいいと   きみはいう
ぼくもうなずき     あるいてゆく

道路にできた      みずたまり
 ....
鏡にうつる      別人のような姿の
奥にみえる      たしかに見覚えがある
虚像の世界は

左右が逆にみえて   じつはそうではない
左は左に右は右に   うつしているだけなのに
 ....
st(384)
タイトル カテゴリ Point 日付
古都の秋短歌317/8/24 17:30
空白の季節自由詩417/8/21 17:30
真夏にふる雪自由詩117/8/20 5:01
真夏のアイスコーヒー自由詩417/8/19 6:45
ミュージックシャワー自由詩117/8/17 12:20
詩人は知らない 自由詩217/8/16 9:58
天空の道自由詩217/8/15 9:17
片想い自由詩117/8/13 3:53
夏の浜辺短歌117/8/12 5:11
冬の良さ自由詩117/8/10 13:22
修理業者の永久ループ自由詩017/8/3 12:51
可否道その9---行ってはいけないクラシック喫茶店自由詩217/7/29 7:13
理解の連鎖反応自由詩317/7/26 6:47
太陽への請求書自由詩117/7/23 3:48
人は人 海は海自由詩317/7/21 12:20
梅雨時のアイスコーヒーに想う自由詩317/7/19 16:37
ダウンロード・スクリプト自由詩317/7/12 4:53
エスプレッソとレミーマルタン自由詩117/1/21 5:29
可否道その8自由詩117/1/20 5:06
可否道その7自由詩2*17/1/18 7:15
可否道その6自由詩3*17/1/16 5:05
可否道その5自由詩2*17/1/14 4:10
可否道その4自由詩4*17/1/12 12:30
可否道その3自由詩3*17/1/11 5:18
可否道その2自由詩3*17/1/9 16:53
可否道その1自由詩1*17/1/8 6:56
スクリプトと詩の力散文(批評 ...1*17/1/6 11:58
夢の映像自由詩4*17/1/6 10:22
かなしみのなかで自由詩116/12/19 16:42
鏡の世界自由詩2*16/12/18 3:39

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