世界に対する僕の存在なんてものは
とてもちっぽけなもので
ゴールデンウィークにどんなに
汗だくになって働こうとも
その大変さをわかってくれるのは
ほんの一握りの人間でしかいない
朝マッ ....
同棲は忙しい
共働きの僕たちは
家事の分担がうまくできてるのだろう
炊事洗濯家事掃除
なんて昔のヒトはうまいことを言ったもんだ
働いているあなたを思いながら
掃除をする僕は
きっ ....
やりたいようにやるだけ
誰が見てるか、なんて関係ない
ただ、やりたいようにやるだけよ
テレビを見ながら夜ご飯を作る
横では曙が頑張っている
いや
正直、曙にはあまり興味が無く
横で流れているのは
サッカーであったり
世界不思議発見でもよいのだが
そんなことより
....
たばこをやめたからって何が変わるの?
って君は言う
とりあえず
服につく煙と
キスのときのにおいが
無くなるんだから
少なくとも僕にとって都合の良いことが2つはあるわけで
でもタ ....
夢を追って
走って走って
途中
なんだか疲れて
何もかもを投げ出したくなって
振り向いてみると
もう足跡は消えていた
「走るしかないか」
って言ったものの
道はどっちに続いている ....
カメラを現像に出す
忘れていたカメラ
いつ買ったか、なんて
今の僕には思い出せるわけもなく
ただ
なんとなく現像に出す
そこにうつっていたのは
忘れていた過去であり
忘れていた ....
たまりにたまったエロ本とか
エロビデオとか
そんなもの
欲望とか、りびどー
だ
とかを
いっさいがっさい
ごみぶくろに入れて
見下しながら、お酒を飲む
これだけで幸せにな ....
がらんどうになった部屋の中で
やめたはずのタバコ吸いながら
思い出せない
思い出を
思い出しながら
なんとなく泣いてみる
からっぽになった部屋は
ただただ広くて
僕の4年間は
な ....
泣きたいなら
泣いてください
わんわんと
周りの人がひくくらい
泣いて
多少なりとも
機嫌がなおるなら
泣いてください
でも
やっぱり
最後は笑ってください
笑った顔が見 ....
目を閉じると浮かんでくる
風景
が
なんだか
とても
イヤで
イヤでたまらなくて
僕は部屋を飛び出した
目を閉じて見えるものは
そこにはなく
あるのは
ただの星
と
いく ....
脱ぎっぱなしの服とか
飲みかけのコーヒーとか
何も入ってないバッグとか
あけたばっかりのジャックダニエルとか
君のものを全部
全部
箱につめて
新しい家に送ろう
聞いたことの無 ....
1骨付きカルビ
2塩タン
3ロース
「三択ロース」
クリスマスだもんね
って言った今日はクリスマスイブ
男だらけの焼肉も
たまにはいいかもしれない
って
非難をあびながら思う
....
夜
JR京都駅を出て京都タワーを見ると
不思議と
僕は中学のころを思い出す
修学旅行で歩く京都は
当時の僕にとっては
ただの都会でしかなかった
嵐山・新京極で
外人が売る
謎のア ....
ふと
小学生の自分を思い出す
1ヶ月
1年
10年先なんて
ずっと先のことだと考えていた
車の運転をしているとき
タバコを吸うとき
酒を飲むとき
SEXしてるとき
ふと
「俺 ....
別にいいんだよ
元々こうゆう目つきなんだから
言いたいことを言おうや
顔色なんて気にしないでさ
ダブルベッドで君と寝ると
君は
コロコロコロコロ
向こうに行くから
ちょっと寂しい
シングルベッドで君と寝ると
君は
落ちないように
ずっとそばにいるから
ちょっとうれしい
....
眠り姫の起こし方は忘れました
と言いますか
眠り姫を読んでません
でも
とりあえず
キスで君を起こしたいと思います
よく寝る君は
ちょっと寝相が悪くて
キスしようとしたら寝 ....
ご飯食べて
酒飲んで
Hしたあとに言うのもなんですが
「付き合おう」
この言葉で救われたのは
僕?それとも君?
困難な道を歩んできた僕達は
月明かりの下、ベッドでお互いを知った
....
君は日光を見ると
「まぶしい」
っていやがるから
僕は月明かりのように
君をそっと包みます
だから君は
僕のそばで
星のように小さく輝いていてください
1等星じゃなくてもい ....
ベランダにある
枯れた花を見る
誰からも忘れられた花を
いつもらったんだろう?
誰にもらった?
自分で買った?
真っ青な空の下
枯れた花のアンバランスさが
妙にあっていて
....
サンフラワーなんて言いながら
月の下で咲く
小さなヒマワリを見たことがありますか?
真夜中に僕の気持ちを明るくしてくれた
君の笑顔には
感謝しても
しすぎることはないでしょう
互 ....
「寒い寒い」
と言いながら
君は服を脱ぐ
「まったくだ」
なんていいながら
僕も服を脱ぐ
どこの雪山でもない
関西の片隅で
僕らは
お互いを確かめ合うように
確かに
しっ ....
最後に会った夜
別れ話の途中でお腹を鳴らした君に
僕はどう対処すべきだったのだろう?
笑って「またやり直そうか。」
か、
無視するべきだったのか。
結局、僕は無視するほうを選び
....
寝ているあなたの横で
僕は詩を書いています
あなたへの詩を
しっかり閉じた瞼の奥で
君は何を見ているのでしょう?
好きなコーヒーのこと?のぼってきた太陽?
それとも僕?なんて・・・ ....
僕の部屋にある
君の洗濯物を見る
「付き合ってるんだな」と実感
Tシャツや下着を見て
ちょっと微笑む僕は
傍から見たら
ただの変な人かもしれない
でも
とても幸せな人であること ....
恋愛を覚えた僕は
理想の相手を探し
夜な夜な街を徘徊する
一夜限りの恋愛を繰り返す人々に
「そこに愛はあるのかい?」
なんて気取りながら
僕はひたすらに歩く
まだ見ぬ君は
まだ ....
「部屋あったかいね」って笑顔で言う君
「君がいるからね」なんて口が裂けても言えず
「暖房つけたから」なんて無機質な言葉を返す
君は、君のいない僕の部屋を知らない
静かで、なんとなく ....
何でもない日が
あるときから特別な日になる
あなたと初めて出会ったのはいつだったろう?
なんて
忘れたふりしてとぼけるのは
幸せな証拠なのかもしれない
なんでもない30日が
あな ....
セブンイレブンでバイトをしている
友達に会いに行く
「彼女と別れた」と告げるために
そう言うと友達は、
黙ってアンマンを差し出した。
猫舌の僕は熱々のアンマンを食べることが
....
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