落葉の 紅葉一枚 二枚三枚 探している秋
 
 白樺の 葉の数だけが なんとなく いつか見上げた 秋の暮れと思う

 何も考えず ただ水槽の 魚を見 あさにひるに かんがえないとき

 ....
ゆとりがある
こんなに静かで深くてよいのか

時は深く根を下ろし
かぜはなく 電気は通電している

精神の砂時計は脈々と時のなかに砂を落とし

溢れる歓喜の声は静かに躰中をかけ揺ら ....
日差しは木漏れ日のなかに差し、青葉は道を確かめてゆくように私の歩みの中に風と戯れていた。
新しい日々が、五月の若い初夏に緑は深くまた私を誘っている。

私は永遠のなかの刹那になかに生きている。
 ....
池の湖水は、幽かの光を震えてまた映え、夕暮れは嘆息しようとしながら地に埋没しようとしていた。五月の薄いどんよりとした雲が雨を地に落とすこともなく、札幌はまだ初夏の静けさを横たえている。藤の花に熊蜂が吸 .... 夕焼けが 溜息ついて 落ちてゆく

雨交じり 悔いよ残して 五月雨

忘れない 兄弟生まれて 母があり

絵具色 選ぶ思想は 勘頼り

誰もせぬ ことを求めて 生き方を

不器 ....
荒井 修一郎(5)
タイトル カテゴリ Point 日付
自由律短歌 札幌落葉歌短歌323/11/8 19:00
魂のアブストラクト1(思索と試作)自由詩323/5/31 22:00
木漏れ日と風散文(批評 ...223/5/31 18:29
夕暮れ(改訂)散文(批評 ...323/5/29 20:52
live俳句023/5/29 20:30

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