夜にせきたてられて
駅を追われて見る一筆書きのような
街の風景
「あんたさあ、どうして身投げしねえの?」
不意に声をかけられたことがある
「知らねえよ、そんなの」
ロボットが舞台から降りる ....
もはやこの国では正気というものがどこかへ
すっとんでいったのだろうか?
正常なモノの見方、考え方ができない人間た
ちばかりになって、巷にあふれている。
わたしはテレビ新聞いっさいみないが、久し ....
おれに/あたしに
答えを求めないでください
そうあえいでいる
子どもの頃から
答えだけを書かせる教育で
育った人間が
当たり前のように答を求めるから 
暴走する
反逆する
嘲笑う
 ....
東京はぼくの
第二のふるさと
ビルやネオンがわが山で
流れる車がわが川で
電信柱の林のなかの
小さな小さなアパートの
小さな小さな台所
ナベを振ってもお尻が
ごっつん
皿を洗えばしぶ ....
血の一滴もなき
木々が
風にゆられて
まるで人間のように語っている
消えた空をなでる葉先は
キーボードになって
「We are poets」
と打ち込んでいる
七輪の赤い炭火の上に
 ....
『父の献立』たもつ
https://po-m.com/forum/showdoc.php?did=393547

孤児養護施設で育ったわたしは〈家族〉とい
うものを知らないので詩や小説というも ....
SNS検閲、思想の均一化、そして言葉を発した者が
社会的に抹殺される時代。正しさの定義がだれかに
よって狭く歪められている。そのだれかとはだれか。
たとえば清潔で静謐な県政を敷いた兵庫県知事斎藤 ....
あの美しく優しい少女が、誰も何もせず、ただ座って
死にかけているという事実。耐え難い。
      (LGle ....
米国の温和な保守思想家の大樹、チャーリー・カー
クが日本に来日して参政党党首と会談して帰国し
た直後、米国の大学で公開討論中、テロの凶弾に
倒れた。それをサヨクリベラルたちが小躍りして
悦んで ....
風の歌なんか聴かなくていい
おれの声を聴け
ビール瓶の栓を100円玉と間違えて
拾ったおれの声を聴け

腹がへって
矢も盾もたまらず
全力疾走して野球帽が飛んだ
おれの声を聴け

 ....
前回投稿した『ことばの美はどこに隠れている』という散文は
わたしが他人とは違ってふつうの人のように小説や詩が読めな
い性(さが)のようなものがあることを書いたもので、だれか
を批判するためではあ ....
「語られるべき内容がほとんどなくても、
言葉は無限に増殖して一冊の本になることができる」
         (『文体練習』レーモン・クノー)

  ───── ───── ....
ことばって不思議だよね
ことばに泣き
ことばに笑い
ことばに憎悪する
ことばはカミソリになり
    蜜になり
    花にもなる
    機関車にもなるし
    風にもなる
芥川 ....
AIをすぐに信じる方がいますが、AIほど信用できないものは
ありません。ある物事についてAIから情報を得た場合は、
最低でもあと2つほど他のAIに聞いてみたほうがいい。三度
に一度くらいは違う答 ....
良縁に恵まれた妹よ
おまえはどんな歌を歌って
きたのか

早逝した弟よ
おまえはどんな歌を歌って
きたのか

故郷に帰った恋人よ
きみはどんな歌を歌って
きたのか

運 ....
在るネットメディアの記事ですが、
俵万智という売れっ子の歌人がAI短歌につい
て話しています。
浦川通という人が「入力された上句575」の
あとをAIが続けて生成するソフトを開発した
という ....
Ken Sugar 🌏 kensugar.bsky.social
@ken_sugar
8月27日
(今回のホームタウンデマ騒動、個人的に何が恐ろ
しかったかと言うと、「普通の日本人」に潜む醜 ....
森進一に『港町ブルース』という歌があります。

  背伸びして見る海峡を
  今日も汽笛が遠ざかる
  あなたにあげた 夜をかえして
  港 港函館 通り雨

最近のことですが、
この ....
室町 礼(18)
タイトル カテゴリ Point 日付
夜にせきたてられて自由詩425/12/20 7:35
山上をめぐる狂気で異常な日本の言論散文(批評 ...2+25/12/19 14:20
答えを求めるなかれ自由詩5*25/11/20 6:35
東京組曲自由詩4+*25/11/18 6:41
伊丹は何処へいったのか自由詩6*25/11/13 10:31
たもつ『父の献立』鑑賞 散文(批評 ...5*25/11/9 8:06
きみたちはそれでも詩人というのか?散文(批評 ...2+*25/9/17 4:42
テロ殺人を賛美した島田雅彦を教壇と文壇から追放すべきだ 散文(批評 ...4+*25/9/15 8:27
憎悪と暴力のサヨクリベラル散文(批評 ...4+*25/9/14 6:39
おれの声を聴け短歌5+*25/9/13 8:56
愚にもつかない詩の批評理論は勘弁してほしい 散文(批評 ...2*25/9/13 6:03
ことばの美はどこに隠れている(更正済み版)散文(批評 ...3*25/9/12 12:35
ことば自由詩525/9/2 3:58
AIが「AIを信用されても困る」と謝罪した散文(批評 ...4+*25/9/1 5:15
人は誰でも歌を歌う自由詩9*25/8/31 7:16
AI短歌という玩具について散文(批評 ...425/8/29 10:23
現代の黒人奴隷船をめぐる思想散文(批評 ...5+*25/8/29 6:17
「文学極道」への弔辞(再校正済み編)散文(批評 ...6*25/8/28 6:11

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