問う
アイシテルノニ
聞く
アイシテテイイ？
マッテテイイ？
桜辺に かの人と添い 歩み行く
儚き思いと 涙つたわん
空の蒼と、
山の斜面の白とのはざ間に立つあなたを
私は一生忘れないだろう
そして、
あなたのその笑顔を
私は・・・・・
我が身なれど 思うようには 行けずこの 明日の心は 遠い彼の方
よもなくば
あはれみ泣きぬ
我が立つ瀬
夜半に朧の
摺り抜くが染み入る
終わりえぬ 逝く夏の魂(ひ)の 儚さよ ただひたすらに 想ふ彼の蒼
ワカレトハ ミドリハニツタウ アメノヒトスジ
アイシテル
その言葉をあなたは嫌う
まだ私を受け入れてはくれない
どんなに頑張っていても
認めてくれない
「・・・ソレハ ワタシガ チガウヒトト ツキアッテイタカラ・・・」
それをあなたは ....
遠からぬ 共に歩む日 待ちわびぬ 昨日抱かれ 今日は別つ
幻か 宵に桜の水を汲み 待つ彼の人を 夢で抱きて
誓いしが そぼ降る雨に 儚くも 我が身朽ち果て 消え行くを望まん
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