蝉の声を聞き
夏を迎えたことに気づく
毎年の事ながら蝉は鳴く
構想七年、最高級の愛の唄を
一瞬に等しい時間で消えていく合間に
私も
届くかわからない愛の唄を ....
私の助けてや寂しいの声は
ぐっと、喉の辺りまで出かかるのに
口は出してくれないから
飲み込むしかないの
それを繰り返すうちに
身体中が助けてや寂しいの声に満たされて
なんだか吐 ....
何になりたいの?
誰になりたいの?
憧れも何も持っちゃ居ないはずなのに
私は誰かになろうとする
何をしたいの?
愛されたいの?
誰にも触れず孤独でも大丈夫だと言うのに
私は誰 ....
意味がない、甘いコーヒー
意味がない、君の入れる紅茶
無駄のない、動作で茶を入れ
無駄のない、動作で僕に渡す
無駄の多い、僕がそれを飲み干せば
無駄の多い、プログ ....
怒声から僕の名前が出てきたら親が来るより、
早く逃げるの
いまだ、私はメンチカツ
所詮、空は飛べない
ただ、もう一度雲に乗ってみたかった
あの頃を思い出し、今でも涙する
カニクリームコロッケであった私は
メンチカツよりも、遥かに優良だっ ....
切り捨てて笑って、何が穏健だ
立ち尽くしさじ投げ、何が政策だ
偽って嘲笑、何が努力だ
外に出ない 誰にも会わない 暗い部屋
愛すべき空に別れを告げ
僕は海へと息を潜める
静かに暗い闇の中で
空の光源を見つめ
帰れないんだと
僕は思い出し
冷たい水を
切り裂き
泳いだ
冬の
事
少しの間心を殺して
世界に心を溶かします
何もかもが私になった気分で
私がすべてになった気分で
部屋の中、ぽつりと
不潔な体を書きながら
ため息を漏らす
所詮、それは幻なんだ ....
とにかくさびしいと
思っても良いですか
誰かに必要とされたいと
叫んでも良いですか
何もない僕だけど
誰かを必要としてもいいですか
誰かに寄り添って
生きてみては駄目ですか
ふと、気づけば 星々は消えてゆく
ふと、気づけば 星々は生まれゆく
死と生を正味する確かな空間の中で
嘘もすっと透き通る夜の無のように
嘘さえも返って来ない虚空のように
優しい嘘つき ....
境界、人より通知の恋文に
Watashi=Zonnogaの人生のAcashiである平凡認識
....P....出かけるZeアンCt。
A…:..私のRi:.
立ち去らないでくだ ....
世 警
界 か た 告 の ラブレター
に ら 私 へ と し
存 ....
描かれるだけのキャンパスは
描かれ続けたすえに自分だけの色を見つけ作って
それをみんなに見せれば
みんなはあまりの綺麗さに嫉妬したり
自分達の色に合わない、とかどうでもいい理由でキャンパス ....
水槽の中に見える青空の
水面の雲の魚達の
そのはやきこと風の如しの
パレード
の!
少女は壊れた人形を抱き、
死んだように海底を歩く
行き先などないのでしょう
目的は?夢は?憧れは?
と、そんなものも当然なく
穢れなき君の容姿
傷だらけの君は
穢れだらけの僕 ....
僕の遺した足跡は、
遥か彼方の土地の下
君と僕が居た場所は、
誰もおぼえては居ない楽園
あの日々を思い出すのは、
僕たちだけで
あの日々を作っていたのも、
やはり僕たちだけで
....
誰かが生きている、と言うことは、
誰かが死んでいる、と言うことかもしれない。
僕が今、息をして生きている。
誰か今、息ができずに死んでいった。
僕が朝、陽を浴び一日の始まりを感じていた ....
幼い頃見た空色は、濁りの青になった
僕らが居た空地は、駐車場になってた
窓をのぞく景色は、灰色の建造ばかり
背伸びし手を伸ばした、あの母の頭は
地上160.12cm見下ろせる高さになった
....
殴り合ってケンカして、言い争いもしてみたり
時には涙もしてみたりで、本当に嫌いになることがあっても
僕らはまだ、幸せだよね。
君が居て、僕が居るんだから。
時計をなくして、太陽も頼りにでき ....
地球儀に水彩絵の具ぶちまけて
絵の具みたいに
誰かの色と交じり合って 新しい自分になりたいの
誰にも追いつけない夏の雲をそっとちぎって
こっそりと少女にわけてあげました。
唇は荒れたまま
ただ、息漏らし
一人、部屋の中
聞こえるものは己の心臓
見えるものは夜映す窓
触れるものは孤独の闇
吸うものは有り触れた酸素
握るものは遠 ....
夏の夜
夏の海
砂、砂
そっと手に掬う
一粒、ひとつぶ
祈る、祈るのは
誰のため?誰かのための
作りかけの自分
少し、すこし傷に砂を入れたい
自分が変われるのか
....
1.
サナギズムとはサナギのままでいることに硬派性を感じる主義である。
「俺は絶対蝶になってやんないもんね!」的な考え方が広く受け入れられローマからドイツ、日本の文化にまで大きな影響を与えた。 ....
明るい陽が僕の顔刺した。痛いと悲鳴を上げる瞳
の
見える窓は僕と他人を繋げてる唯一のモノ
か
らは、楽しそうに遊ぶ子どもが見えます
....
きっと世の中はまゆげみたいになってるんだと思う。
まゆげの形がわるいと整えるところ
社会の飛び出している人々を切り捨てる、この国の右倣え主義みたい。
揃ってるほうが、見栄えがいいの。
....
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