この世に楽園があるとすれば
それは何も描かれていない一枚の白紙
その白紙に自分の世界を創り出すんだ
ときに荒れ ときに穏やかな雲
そんな雲はヒトに似ていて
ヒトもまた空に還るのを感じさせる
時計の針が動くたびに
世界が変わり 町が変わり
自分も変わっていく
自由は石ころのようなものだ
身近にあっては忘れていき
忘れてはまた拾いなおす
人は理を述べるために長文を使う
だが人は長文を嫌い、全てを見てもわかるのはほんの一部
人の想いが、三行で納められたらどんなに楽か…
幸せを手に入れるために走り続けろ
後ろを振り向かずただひたすらに走れ
そして幸せがあったかどうか、追いついた者に尋ねてみるんだ
積もる
積もる
積もっていく

全てが殺がれていく
全てが無気力になってくる

まるで
世界が
無駄のように
思えてくるほど

積もる
積もる
融ける事無く積もる

こ ....
新幹線には新幹線のレールがあり
汽車には汽車のレールがあり
車には車道があり
人には歩道がある

決められた道 決められた線路
決して侵す事の出来ない道

侵してしまえば
惨劇は免れ ....
人は獣だ、だから理性という名の鎖と枷が必要だ
獣は自分を律する事ができない、だから調教が必要だ
人は調教といわずこれを学習という
学習によって理性という枷を形成し欲を封じるのだ
そして鎖の届く ....
力は全てを制し、全てを収める
例えそれを邪な者が使おうと
正しき者が使おうと
いずれその力に引き寄せられ
人は慢心し 穢れていく

例えそれが公的な警官であっても
例えそれが絶対悪である ....
数日と数時間は異常だと思っていた
数ヶ月過ぎた頃から正常だと思うようになり始めた
数年と数日たっても疑問は晴れない
ボクが本当に知った時、ボクのジゴクに光が差すだろう

{引用=
創聖のア ....
最果の地
一度は行って見たかった地
だが、今日こそは見るんだ

街から離れ、田園風景が見えたところで休憩し、また進んだ。
山道を上り、県境を越えバスは進み、そして停まった。


最果の地
其処にはなに ....
人は言葉を発し、自分の意志で動く

奴隷は苦痛の音を発し、指導者の導かれるままに働く

人形は何も言わず、動かず、人が触れてもまた地に伏せる

人は心から壊れ、体が崩れ、死へと向かう
人 ....
イジメ
他人を虐げ、自身の安定を図る行為は実に卑しいものだ。
そしてイジメによっての自殺がまた浮上してきている

そう、「また」だ

私は色々な人からいじめられて来た
生徒もそうだが先生 ....
太陽が輝くように 人間もまた輝く
だがそれを汚す事もできる。

やり方は実にシンプル
自分にとって

気分の晴れること
都合の良いこと
仲間同士で分かち合えること
ストレスを発散する ....
小鳥は野に放たれた。
檻の中で飼い殺しにされ、束縛だらけの中で夢を見た空
今、その空を飛んでいる
広く、大きな空は果てしなくどこまでも続いて行く

鳥は飛び続けた、自分の気の向くままに
そ ....
昔、ハムスターを飼っていた
名前は「テル」今は隣の緑地の隅でひっそりと眠っている

テルが来たのは小学校のころ、ざっと6年ほど前に友人からもらった
かわいかったがその反面なかなか懐かず、よく噛 ....
1日は24時間、その24時間の間に日が昇り、沈み、また新たな24時間を迎える
人は時の檻からは逃げられない、枷を引き摺って生きていかなければならない

苦しい、もっと時間がほしい
だが時間はも ....
皐月空 黒き若武者 出陣す

面接は 己と会社の 一騎打ち

面接官 笑顔の下に 潜む修羅

親友も その場限りは 敵と化す

不合格の 屍を越え 今日も行く(字余り)

空見上げ ....
きっかけは確かなる泣き声
それが生命の始まりだった

きっかけは一筋の閃き
それが文明の始まりだった

きっかけは剣の一振り
それが悲しみの始まりだった

きっかけは一つの敗北
そ ....
天が落とした一粒の涙
それは余りにも小さく、そして儚いもの
手を握れば崩れ去ってしまう儚いもの
嗚呼、人にはこの悲しみが届かないのか
大きな悲しみが降らなければ、人には届かないのか…


 ....
一握の砂が手から溢れ、砂塵となり空を駆ける

遥か遠く、アジアの何処かで沈んでいた砂が風に乗り日本を舞う

そして沈む場所を日本に変える

何故舞い、何故沈んでしまうのか

砂が元居た ....




2つの要素

闇は消えず、光もまた消えず

人は闇を無くす為に一生を注ぎ、闇を満たす為に全霊を注ぐ

例えば闇が消え、灼熱の光が地上を焼いた時、人は最期に何をみるか
 ....
やりたくなくてもやってしまう

動きたくなくても動いてしまう

戦いたくなくても戦ってしまう

憎みたくも無いのに憎んでしまう

殺したくも無いのに殺してしまう

償いたくても償い ....
人を馬鹿にすることは悪いことだ。
しかし言い方によっては面白おかしくなるときもある、これが言葉の面白いところだ。
例えば、友人か誰かに「おまえって馬鹿だなぁ〜」って笑いながらこつかれた経験はないだ ....
一発の銃弾が人を殺すように

何気なく放った一言が人を殺すこともある
生まれたときから居たお人形
母が私のために買ってくれた西洋人形

大事な、大事な、私の人形

いつも大事にし、いつも一緒だった私のお人形
かわいいかわいい 私のお人形

私が年をとって ....
時は流れ日は満ちて
人は新たな命を宿す

時は流れ日は満ちて
人は巣立ちの時を迎え

時は流れ日は満ちて
人は新たな夢をみて

時は流れ日は満ちて
人は新たな道を行く
がんばれ、がんばれと人は言う。
だけど、何を頑張ればいいのか分からないと逆にその言葉が負担になってしまう

がんばれ、その言葉は激でもあり、撃でもある
人は「さだめ」を持っていて
人は「さだめ」から逃げる事はできない

だが

その「さだめ」から1分1秒でも長く居られたとしたら
人はそれを誇りにして往けるだろう
電子ノ猫人(67)
タイトル カテゴリ Point 日付
三行詩 〜楽園〜[group]自由詩107/3/7 1:00
三行詩 〜空〜[group]自由詩007/3/7 0:59
三行詩 〜時間〜[group]自由詩0*07/3/5 21:14
三行詩 〜自由〜[group]自由詩2*07/3/5 21:13
三行詩 〜始まり〜[group]自由詩2*07/3/3 23:46
三行詩 〜幸せ〜[group]自由詩107/3/3 23:42
フラストレーション自由詩007/1/24 19:45
線路自由詩007/1/24 0:52
[group]自由詩0*07/1/22 15:26
引き寄せる力 引力自由詩007/1/22 13:18
無題[group]自由詩006/12/20 2:09
最果には何がある?携帯写真+ ...006/11/27 2:26
人 奴隷 人形自由詩0*06/11/27 2:02
負の歴史は終わらない…[group]散文(批評 ...106/11/12 3:56
Simple[group]自由詩206/11/12 2:58
無題(仮)自由詩106/7/17 0:12
ハムスター散文(批評 ...106/5/20 9:57
24時間の宿命[group]自由詩006/5/20 9:41
就職活動乃連作川柳2*06/5/17 18:14
きっかけ自由詩0*06/5/17 0:53
空から降る涙自由詩0*06/5/17 0:40
駆け抜ける砂塵自由詩106/4/23 21:05
未題[group]自由詩0+06/4/23 21:04
本能の為に[group]自由詩006/1/11 1:03
言葉の捉え方とその対策散文(批評 ...0*05/12/21 4:46
言弾(ことだま)[group]自由詩1*05/12/21 4:25
私の人形自由詩0*05/12/18 3:50
時は流れ日は満ちて自由詩0*05/12/18 3:40
がんばれ自由詩4*05/12/16 8:45
さだめ[group]自由詩0*05/12/16 8:44

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