色鉛筆に
一本一本
名前書いた
青 みどり
緑 ドングリ
赤 マリア
白 ふんどし一家の末っ子
黒 ピアス
etc
色鉛筆に
一本一本
名前を書いた
....
春先やごうごうごうと落つ雨が電波ジャックし届かぬ悲報
ケミカルブラザーズ萌えた脳内にて 肥後っ子十五とそよぐメイド
街は騒 行き交う赤赤 ぼんやり なにやら春が来ているようだ
....
じゆうにかきなぐれる紙をなくしていらい
ぼくはえを飽きらめた
あきらめたなんてかっこいいと思うでしょ
あまりにそれじゃ女々しい
言い訳のようでなんだから
いつもは「ひとをころしたことねぇから ....
ささって居る半分だけアダプタが危険な思想が萌える予感
バイト先で悟ったんだ「物を綺麗に洗わぬ国、中国」
罪無くともツーツーツーと甲高く語らぬ友よ語るは無駄か
飛び下りて鮮血の中
そ ....
夢を追いたい
未来は何時か来る
その時しましょう
心構え
自己分析もするよ
貴方に出会って
そんなこと考えるようになった
ひょんなことに
心はウラハラ
嗚呼僕は何の為に生きている ....
眉間を吊り上げたら
恐らくは遺伝子が
改ざんされている
そんな音がするとさ
永遠の不協和音
洒落たバーに響かせれば
みんなひくひく
笑いが込み上げて来る
「人を嫌いになる
術を身 ....
雨が降る正午の部屋で
道路の真ん中平たくなっている猫の
記憶を探り当てた
オートミルのような音を立てて
ゆっくり地面に一体化してゆくそれは
ぶぉんと三匹になった(黒猫。ぐちゃぐちゃの骨を必死 ....
「腐っていた
確かに
こ〜ら〜」
などと唄いながら
炒飯炒めよると
頭上にてベッドの
軋む音がしよる
きっともつれ合う男女
であろう
二人はきっと若い
鼻歌交じりに
薄い天井 ....
侘しき詩を綴る余り凸凹の失き親指で割るホウセンカ
ハンバーガー焼きし可憐なる手首に惑いて住むらむ赤き蛭は
手繰り寄せ海へ空へと浮かぶ君に急ぎ、過ぎて
置いてけぼり
もの言わぬ声に語 ....
あんた僕に言い過ぎた、ななんて
顔して爪囓ってるケド
平気、謙黙家だよ僕
平気、建設的に
あんたみたいなのには成りたくないって
思ったからさ ピース
煙もくもく
空の口から落ち葉の臭い
....
袖引かれ落つる校舎の三階で血走る瞳が五時を変えた
ポッケからレシート取り出し皺の数数えてラララはいからはくち
(美しき銀のコヨーテからしとどの落ちる涎)
友の本性
泥に埋め埋めつつ ....
嗚呼雨だ 明日も雨だ 羽犬塚 ああ犬が羽 空からこぼれる朝
浮くあばら 五十四kg 煎り胡麻の 香り嗅ぐとき 何にあくがる
ネクタイは「洒落たポーズ 俺は坊主」 首輪の名残「パチンコにゆ ....
煙がひかりに
くゆくゆくゆらせられ
エアコンが巻き上げた
気にしないで、さあ
気にならないのなら、さ
僕がじゅうはちだったなら
も少し真面な恋も、
出来た筈だけど
蝶番がうるさいド ....
「晴ればかりの冬」
ほふほふほふふとほうばる鯛焼きのあんこがネオンに照らされる様
夜来れば雫は星に滴るかも夢の缶づめぽつんと我には
「はななしぞう」
何処へやそぞろあるきびと 青「 ....
死に金を使わぬと決めこぐペダル 落ちた吸い殻 くれる一別
イタリヤでスパゲチ嫌いいると聞き 耳を疑う寿司食わぬ俺
おお、すげぇ、やろうやろう!と情熱を燃やす今夜は単に酔っており
....
「冗談です。」
僕の喉がごぼりと鳴ったあと。
飛び交うは。
レクイエム(モーツァルト)と、NANA。
それでも宇宙の中心は
野兎の様に
限り無くて遠い
エスカレートするセックス。馬鹿に盛り上がるサルのモン吉。
あんたは何故今日も一人。誰にも安らぎとか与えようともせずに(でも二面性持ってるからちょい不気味。)。町田康の「つるつるの壷」で元気出て。 ....
「うもれちゃう!」 砂浜、君は はしゃぎだす その内水平 線に重なるや
猫好きの 人間この世に 増えすぎて 黒猫の牙 シャープになりぬ
すすき野や田んぼのあぜ道 ふるふるり いち、に、 ....
酷い電車事故で右腕を失ったあの娘は
周囲の目も気にも止めず
並木道を普通に歩く
イカしてるね、その右腕のピアス
だから鋭い興味の視線は右腕を失ったあの娘に
容赦なく降り注ぐ
心 ....
私戦争が起こったら
真っ先に敵を打ち殺しに赴くわ
のみ子はハッピーセットのおもちゃを転がしながら
笑いもせずに言った
彼女の家にはTVがない
定期的に読んでた新聞は
今ではずるい自慢の ....
ハサミで証明写真の端をチョン切り
バイトの面接に行って来ます
私は孤高のレーニン主義者
だけど
今日スーパーを出たら人参抱えた私に
二人組の男子が「社会貢献しませんか」
警察官とか消防 ....
あかん、幻覚が見えてきた。カオリの家でらーめんず観すぎてタバコ吸い過ぎた、午前七時。同性宅から朝帰りとは贅沢な気持ちがする。
うお、また幻覚や。私見えてません、何も。でもここで目をつぶったら確実 ....
「天国の ガリレオ星を 転がせば 夢の運動 夜空に流るる」
・・・
夜の淵で
キツツキが杉を叩たいてる音 が薄れてして
Motelのネオン管が
ぶちの鼠を焼き殺している、ほ ....
コーヒー片手に考えてみたの。。。じょーしき、これは一体どういう俗物なのかを。
辞書(Longman)を引くと「常識=Norm(規範/倫理)」とある。よくわからないわねえ。
「常識なんてぶち毀せ」 ....
「ほんとおよ エイリアンマジで言ったのよ 来る、って丁寧な日本語で」
オおおい、オおおい、トぉぉリゴーリン、トリゴーリン!
言葉に憑かれた不機嫌な炎!!
「パパは言う 死んだ未来ちゃ ....
「すぴるばーぐ再考」
愛がある、かどうかぼかぁ知らんけど A.I.で号泣 ぐっばい彼女
「バスタブらぷそでぃー」
フランスを愛して止まぬジム・モリスン クスリ片手に狭き門目指せ
....
今はとっくに夜なんだけど
ここのオープンカフェは
宇宙から見たどんな都会より
優雅に輝いているはずさ
君の好きなこと喋っていいよ
僕もそうするから
ここではどんな会話も
風が鳴る ....
ぐでんぐでんでナイフとフォーク手に食べ残した夜山羊の枕で
五億積まれる(それでもイヤ)
五億積まれた族
五億積まれ得る積まれぷりん
積まれ、プリン
五億積まれのこのこ
やって来る
五億積まれ損
奴は五りむじん
....
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