流れ浮雲を鉛筆で追い越す
陽射しは思っている以上に暖かい
黒板に教師は知らぬ記号を並べる

校庭を走り自分の全力を越える
僕らは飛べるかもしれない
群れから離れないように飛ばない
抑える ....
壁に掛けられたピアノの旋律
打ち寄せ返す波のような心地良さ

雨上がりの夜空は憂いを帯びて
流星群から一つ離れて泳ぐ

ボクはナニヲすればいいの?

一匹狼にバウリンガルを使うとこう言 ....
おはよう

おはよう

その一言で今日が始まる


いってきます

いってらっしゃい

その一言で今日もやる気が出る


ただいま

おかえりなさい

その一言で今 ....
インターネットとは情報をやり取りする場であると私は考えます。
ここにおいての情報とは情報自体を指すと共に何か別の何かを指すと考えていいでしょうそれについての話をします。

インターネットの便利さ ....
社会人になり
今は汚れていない真新しい革靴
今は愚痴も殆ど入っていない鞄
春の匂いを香る風

自転車を漕ぐ
グルグルペタペタ
僕を追い抜いた学生さん
その瞬間に突風が吹いた気がした
 ....
春も終わりに近づき
もどかしい気持ちになったり
夏がすぐ傍で足音を立てるのを聴いたり
そんな風にやり過して
日々は流れていく

白い雲に乗ったり
虹の橋を渡ったり

子供の頃に見てい ....
部屋から見た景色
無機質なビルの壁
手を伸ばせば触れてしまう

南側の窓から見た景色
単調の中の複雑な構造
到底真似なんて出来ないだろう

カンバスに描いている
この部屋から見える景 ....
海面に浮遊する

海 海 海 海 海
 月 月 月 月 月

丘の上に咲く

月 月 月 月 月
 光 光 光 光 光
  花 花 花 花 花

空に咲き誇る

花 花 花  ....
甘い砂糖を身に纏う
ねじれねじれのドーナツ

苦い珈琲の準備をしてる途中で
やっぱり、やめておこう
紅茶の方が無難かな?
こっちの方がいいなって思ったりする

今日は何を聴こうかな?
 ....
宇宙の切れ端を集めて夢を描く
白紙の所が在って欲しい
君が好きな色が合って欲しいから

右手で宙を掴んで
形のないものを掴めたのなら
左で筆を走らせ
形のないものを描けるのなら

ど ....
大切なもの
今の仕事と君の存在と些細な夢
どれも失くしては生きていけないだろう

僕の仕事は都会と同じ湿り具合
歩くことすらもままならない
それでも一歩を地面につける事で生き抜けれる糧とな ....
 「貴方に対する印象は?」と聞かれて、
「貴方は優しい人」と云われて嫌な顔をする人はいないと思いますが、私自身は後者であり不機嫌な気持ちになります。

 なぜかと言うと、「優しい」ことなんて何一 ....
ねぇ あの日の夕焼けを覚えていますか?
こうして君に手紙を書くのは久しぶりですね

今の体調はどうですか?
僕は相変わらずのままです
今は幸せに暮らしていますか?
僕はそんな言葉では表せな ....
手を伸ばして掴みそこなった白い雲
青い空の一部をお気に入りの本の栞にしたい
それは写真じゃなくて絵でもない
ヌクモリ在るもの

やさしい音色を奏でる風の声
耳元で触れ合い馴れ合う草の音
 ....
赤く林檎の果実はふくれて
娘のほっぺの様で
何処か優しさに満ちている
それは優しい色

希望の果実
葉っぱに見守れながら成長する
私が娘を守る様に
そっと日陰を創ります

枝から離 ....
老人と言われる歳になり仕事を止めたのはいつの頃だったか
無機質な都会で半世紀ぐらいは働いていたのだろうか
頭を下げて文句を言われても
自分の生きるために社会のためになんて言って頑張ってこれた
 ....
浮雲に心が枯れ
半月の光を浴びる

星屑ほどの未来
何一つ掴めない
今日

心情
納得


雨天に心が潤う
暗闇の影が伸びる

星屑は其処になく
宙を掴み取る
今日
 ....
自然体で生きること

つまり

自然体で詩を書くということ
それは呼吸をするように
酸素を吸って二酸化炭素を吐き出す
何かを得て何かを作り出す
つまり
何かを知って詩として綴りたい
 ....
ねむい ねむい

そう言っている内はまだ眠くない
本当に眠くなると何も言えないから

ねむい ねむい

睡魔と闘う学生にしっかり寝れば
そうすれば眠くなくなるはずだから

ねむい  ....
君が見せる曖昧な仕草
僕を迷い落とす
遠くで鳴り響く電話
静寂を打ち破る

甘い夢の途中
苦い愛の行為

冷える身を二人抱き合えば
不思議と未来永劫
幻想を其処に宿す
一瞬の瞬き ....
常に疑問しているのがこの言葉の対峙している。
私の書いているのは「詩なのか?ポエムなのか?」
私は二つを別物と考えてる訳です。
故に私自身は詩を書いているつもりです。

それ以前に詩とポエム ....
                       






































 ....
「ママどうしてキリンさんはお首が長いの?」
 
娘が今日始めてこんなことを聞いてきた
なんて答えればいいのだろう
明日になれば忘れてるのだろうか
私は娘に真剣に答えたフリをした

「きっ ....
夢明けは朝焼けと同じ頃
隣に君のいない目覚め
何処を探しても温もりだけ
掴めば指の間から零れ落ちる砂のような思い出

お気に入りの本を持ち
出会った頃と変わらない何時ものカフェへ
一番端 ....
僕はカメラマンと言う職業をしている
正確に言えば写真家なのかも知れない

この仕事をしてきて数年経ち
その間に撮影したものは数千枚はある筈

折り重なり合うように黄色く咲く花は蒲公英

 ....
私は今日始めて子供を生みました
長い長い道のりで初めてでした
想像以上に重く
想像以上に暖かいものでした

私は今日二回目の子供を生みました
とてもとても短い道のりでした
想像以上に軽く ....
拝啓

  蓮の花は水の上に生涯を浮かべ
  蓮の花は水の下に生涯を落とす
  今日も一枚水の下で眠りにつく

  地面の上で僕ら人は生涯を生きる
  永い眠りにつく時は地面の下
   ....
「どうして詩を書くの?」

もしそんなことを聞かれたら
何って答えればいいのだろう
「単純に好きだから」
ただそれだけで良い筈なのに
その言葉が言えず
無言のままに書き続ける

呼吸 ....
始まりは何時もそうなんだ
この名の僕が先頭に立つ

僕の悩み事は何でも最初
一番にやらなくてはならない
爪先立ちすれば後ろの眼差しが痛い
時には後ろに下がりたい

そして
こっそり泣 ....
冷え性は物心ついた時から
指先や掌は誰よりも冷たかった
「氷の手」と呼ばれ続けられていた
こんな呼び名が変わることはないだろう
君が僕の手に触れるまでは

春 待 つ 君 の 
 そ の ....
海月(335)
タイトル カテゴリ Point 日付
目覚め自由詩1*06/5/1 21:56
想像過程[group]自由詩2*06/4/30 22:16
一言自由詩2*06/4/28 21:33
インターネットはアトリエ感覚散文(批評 ...2*06/4/27 0:18
風に誘われて自由詩1*06/4/24 23:01
春の夢自由詩1*06/4/24 0:17
カンバス自由詩2*06/4/22 16:29
バランス自由詩0*06/4/22 0:05
おやつで思い出す過去の一時自由詩1*06/4/18 23:21
キャンバス自由詩2*06/4/16 14:10
大切なもの自由詩0*06/4/15 0:48
「優しい」なんて飾り言葉散文(批評 ...0*06/4/14 0:29
不器用なキャッチボール自由詩2*06/4/12 23:57
君という花自由詩0*06/4/9 0:37
りんご自由詩2*06/4/7 16:32
Destiny〜老人の最後の願い〜自由詩0*06/4/6 0:57
心情自由詩0*06/4/5 0:52
自然体〜自然体で生きること〜自由詩0*06/4/4 15:23
ねむい未詩・独白0*06/4/4 1:40
春の夜自由詩0*06/4/3 11:12
詩とは?ポエムとは?散文(批評 ...0+*06/3/30 21:02
透明な気持ち自由詩2*06/3/30 12:42
私と娘と星自由詩2*06/3/29 18:43
君のいない一日自由詩2*06/3/28 18:38
カメラマン最後の一枚自由詩1*06/3/27 22:33
詩と言う子供を生むこと自由詩2*06/3/26 16:08
花葬自由詩3*06/3/26 1:11
亡き貴方に詩と言うラヴレターを書き続ける自由詩1*06/3/24 21:11
A自由詩2*06/3/23 13:44
春 待 つ 君 へ自由詩0*06/3/22 15:35

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