巨大と言える訳ではない絵
その一部をナイフで剥ぎ出す
その小さな絵が僕の記憶
半分になっている人の顔は僕かもしれない

満月に向けてナイフを照らす
青白く光り輝く姿を照らす
笑うこと出来 ....
強風が吹き洗濯物が宙を踊っている姿
その{ルビ風景=すがた}を部屋の中で無風の部屋で見ていた

無風と強風の隔たり
部屋と外の隔たり

透明なガラスの窓

そいつに精一杯の力で何かを投 ....
君との思い出が僕を刺し
喜びは憂いに変わり始める
それでも思い出を大切にしている

一夜一夜に大切な日が近づいて
君との別れも目と鼻の先
手を伸ばせばその日に触れる
足を急がせばその日に ....
一人の詩人が詩を書くことを終えた
私にとって重要な日になるだろう

空を魚が泳ぐように
海に人が住むように

知りえない世界を詩と言うものにしていた
此処に私は住んでいる
だからこんな ....
早速ですが、パラレルワルードをご存知かと思います。
又は大半の方は聞いたことが在ると思います。
「並行する世界です。」
私は今はこの文章を書いているが、もう一つの世界では何かをしている。
並行 ....
僕の小さな手が描く
題名のない人物
白い肩に青い髪
瞳の色は透明

絵を描いて数年になる
画家と言うほど立派ではないが
それだけで食べていける

小さな部屋の片隅
布を被された絵が ....
最近噂のポーションの愚痴を並べる

値段が不自然な程高く
その分か瓶は出来栄えが良い

味は美味しくはない
その分身体に言い訳ではない

青一号発ガン性分質
ダメージを受ける
値段 ....
君がいないことを理解し始め
桜の花弁は涙のように降る

誰かの左腕を繋ぐ手錠はなくて
あの日の冷たい感触だけが右腕に纏わり付く

最近は理解した
この腕を自由にしてくれたと
君は優しい ....
春の息吹はすぐ傍に来ているの言うのに
貴方はその場を立ち去ってしまった

空に散りえる星々の数
{ルビ宙=そら}を流れ一瞬の輝きを発し
私たちの目の前から消えた

流れ星をいつから綺麗と ....
題名もないままに机に向かって
テーマも決めてないままにノートを取り出した

鉛筆に手を伸ばし
言葉を綴って
描く形は二次元に浮かぶ四次元

自由な程に持て余して
不自由な程に自由を好む ....
この道を通るのも今日で最後
この三年の間にビルは多く建ち
三次元を上手に利用している

国道沿いの車の多さは相変わらず
排気ガスには大分慣れた気がする

卒業への時間は僕の気持ちに反比例 ....
僕は人からやたらと真面目と言われそれ自体は僕も好きだった。
ただ、不自由な生活は変えようがなかった。
僕がガンダムの事を話せばオタク扱いにされそうかと思いきやそのギャップが良いらしい、はたまたアイ ....
理論を口にして真実を認めない
その理論に正しさはないと感じていた

迷子は泣いて助けを求める
泣く事で自己表現

君がいなくなった事
泣いたら君は気づいてくれるかい
声を出さずに泣いた ....
朝の通学の時何時も通りの席に座った
そこは優先席と書いてあるが
未だにそこに該当する人が座った所は見たことない
気づけば誰もがその場所に座り続けている
何の意味が在るのか分からないと感じていた ....
眠れずに

空を見上げ

届くことない筈の

星を掴んだ気がした
小さな僕らの手が創りあげる物
それは時に優しさだったり
それは時に狂気だったりする

世界の平和を願い続ける
その一方では相変わらずの戦
昨日の人も死への道を歩む

手を伸ばせば君を止 ....
午前十時過ぎの窓辺の光
外に出られない
私の有意義な一時
かけがいのない時間

私の為に残された時間
言われなくても気づいている
自分の身に何が起きているのかも
もうすでに朽ちている事 ....
君の至福を邪魔する
扉の重圧感
僕が勝手に失くしたら
喪失感に襲われる

二度と戻らないと今頃
責任感が支配し始める
僕の至福は数時間前
扉がまだ合った頃

君の受け入れは良くはな ....
指輪の冷たさ
僕は自分と似る姿に
いつも嫌っていた

指輪の綺麗さ
君は自分と似る姿を
いつも欲しがっていた

裏と表の存在
どちらかが欠けてた
僕はいないだろう
もしかしたら
 ....
買ったばかりの筆
乾いて水気が無く
絵の具を付ければ
無限の組み合わせ
付けなければ意味を持たない

信号機の色彩
赤黄青の組み合わせ
それだけで人を動かす
今の僕は出来上がる前の灰 ....
上空を自由に飛ぶ白い鳩
こんな雨の中何処へ行くのだろう
大切な家族の待つ元へ
自分の役目を果たすために

半円の橋を車は徘徊
こんな雨の中でも減る事をはないのだろう
雨の匂いと排気ガスが ....
普段は意識しない夕焼けを
今日は眺めて見たいと思った
前に見たのを覚えていないからか
最後に見た日より凄く綺麗だった気がする

紅い閃光の間を割るように白い雲
少し目が痛かった
なぜだか ....
窓を叩く長い雨の音
扉を叩く音に似ている

狭いベットに身を投げて
君が来るのを待っている
狭い部屋に耳を尖らせ
何かの音を聞いている

暗闇を引き裂く雨の音 
浴室から流れる鼻歌交 ....
嫌いとは認識だと感じます。
全ての人が感じていると思います。
「別に、嫌いなんてものがない」
そんな人はいないと思います。

単純に食べ物で話を進めていくと。
ピーマンが嫌いだとします。
 ....
最近、よく考えてしまうことが在る。
二月なのに良く冷えるなぁ〜〜
いや、違って、
縦書きと横書きのことです。

単純にどちらが良いとか悪いとかは無いと思う。
私の考えを述べさしていただきた ....
出会いは突然にやって来る

    1
漫画みたいに正面衝突
口喧嘩で知り合う
学校に着いたら
転校生だった

    2
図書館で読みたい本に手を伸ばし
手と手が触れ合う
簡単 ....
国道を一つ横に外れた小さな道
子供達の通学路として活躍中
毎日通り穏やかな気持ちになれる場所

少し急な上り坂が有名なこの道
途中に在る桜の木は有名
降り散り行く姿は新たな夢
桜風が僕ら ....
ナイフの刃先で肌を撫で
切れた傷口を舐めている
周りは彼の行動に一歩離れる
彼を口々にこう言った
リグニシブル

彼に話す者など一人もいない
彼は専ら孤独を望んでいた
なぜなら周りに危 ....
詩を投げ捨てて

少し時間が経って

ポイントがあったりすると

少しだけホッとする

そんな

私は馬鹿みたい
隣の家の老婆の大切にしている
猫が朝方亡くなりました
老婆はずっと泣いています
別に僕には関係ないと
階段を響かせ学校に出かける

電車を待つホームで朝の出来事を考える
お婆さんは大切な ....
海月(335)
タイトル カテゴリ Point 日付
Knife自由詩1*06/3/21 12:23
隔たり自由詩0*06/3/19 11:25
小さな恋の話し自由詩0*06/3/18 21:10
詩人が詩を書くことを終えた日自由詩1*06/3/17 16:16
パラレルワールド〜夢〜散文(批評 ...0+*06/3/17 0:22
描き終えた絵に完成を自由詩0*06/3/16 14:08
FFのポーション自由詩2+*06/3/15 15:59
続・理解自由詩1*06/3/14 0:43
蓮野 唯様のベアへ自由詩1*06/3/13 10:02
詩作自由詩2*06/3/12 17:17
卒業自由詩1*06/3/11 14:52
オタク扱いされるのが嫌いな僕がメイド喫茶に行った話し散文(批評 ...4*06/3/10 19:10
迷子自由詩1*06/3/10 16:02
優先席自由詩3*06/3/9 16:11
自由詩1*06/3/8 22:53
涙の訳自由詩1*06/3/7 13:18
胸中自由詩1*06/3/6 11:04
君の扉を壊した後自由詩0*06/3/4 14:20
指輪自由詩2*06/3/3 13:39
COLOR自由詩1*06/3/2 10:20
雨の日の安っぽいドラマ自由詩0*06/3/1 12:55
夕焼け自由詩2*06/2/28 23:59
忠告音自由詩0*06/2/27 22:21
嫌いについて散文(批評 ...0*06/2/27 16:05
縦書きと横書き散文(批評 ...0+*06/2/26 1:52
出会いと別れ自由詩1*06/2/24 0:41
桜風自由詩1*06/2/23 0:17
リグニシブル自由詩006/2/22 0:30
単純な私自由詩3*06/2/21 21:22
塀一枚自由詩1*06/2/19 23:10

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