遠く離れる
君と僕を繋ぐ
頼りないメール
それでも頼ってしまう
声にしにくいことでさえ
君に伝えることは
声にするよりも気が楽なんだ
一つの手紙を君に送ります
君の電源が入って ....
君と僕とを繋ぐのは
見えない手錠の様なもの
かなり前から付けていた様で
もう、付けている事すら忘れていた
最近気づいたんだ
少し右腕が軽くなっていることに
歩く度に右手が自由なことを
....
風景を切り取る小さな窓
覗いた世界は理想と違っていた
青い空を映し出す代わりに
灰色のビルの数々
夕月夜のを映し出す代わりに
足早の人々の数
「この部屋から全ての色が見えますか ....
あまりにも存在と言い続けてたら
僕に値段が付けられた
どうやら本人は値は分からないらしい
僕に誰が付けたか知らないが
誰かの存在だということを
知るのは意外と楽だった
遠く見える月 ....
何かを失って
また
何かを手に入れて
また
殺して
生かして
そんなことしてたら
感情が消えてった
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
0.04sec.