何気なく辿る指先に
ボクはささやかな嫉妬をしている

触れては遠ざかる君の気まぐれに
いつも振り回されっぱなしさ

次は何処へ行くのか予想もつかない
全ては君の気分次第

それでも期 ....
綺麗でも何でも無い
薄汚く汚れているのだから

誰よりも。
何よりも。

綺麗になりたくて
だから
綺麗なふりをして

生きている
そして
生きていく

綺麗でも何でも無い ....
薄く透き通る夕空を眺め
流れゆく雲に
明日の天気を占う

秋の日の短い夕暮れ
ふとよぎった影と
ふわり通り過ぎた風に
さらわれた涙

深まる緋色
今日の私をわずかにとかし
少し軽 ....
火が着いたなら燃え尽きるまで
哀しいくらい切ない炎

叶わないとわかっていても消えなくて

どんなにあなたは遠くても
静かに激しく心を焦がす

恋い焦がれて恋心

この身燃え尽きる ....
セブンスターの空き箱
手にとったその軽さが怖かった

何気なく置かれた箱に
中身はないの

何気なく過ごす時間に
意味はないの?

堂々巡りの思考
一人の部屋は不安の檻

君の ....
“この世にかわらぬものなんて無い”

嗚呼 想いはなんて不確かな幻――

今まで否定していたものが
嘲笑うように裏付ける状況
今まで肯定していたものが
足元から崩れ落ちる現実

嗚呼 ....
お願い

苦しまないで

泣かないで
僕がここに在ってはいけないのなら
僕が君を苦しめるなら


君のそばからいなくなるから


君がそれで苦しまないのなら

お願い 僕の ....
猫にだって悩みはあるのにゃ〜 携帯電話は嫌い

鳴らない着信音
うるさいくらいの迷惑メール
仮面のようなディスプレイ
本心の見えない絵文字

携帯電話は嫌い
聞きたい人の声は
もう聞けないから

ひとりぼっち ....
つぼみよつぼみ
恋い蕾

   密かに秘めたこの想い

つぼみよつぼみ
恋い蕾

   もうすぐ届くこの想い

つぼみよつぼみ
恋い蕾

   私はあなたを愛しています

 ....
草木も人も生きられぬ
不毛と言われる地に咲く
たった三週間の命

それでも
その身をいっぱいに開く
自らを
そして他の生を
育むために

原始の時代から
変わることのない花園
 ....
プラチナだとかダイヤだとか

そんなもの要らない

欲しいのは…
たった一つの確かな“言葉”

アナタの喉を通り私に向けられた
私だけの言葉

ただそれだけ

ただ それだけ
 ....
ずっとだよって誓った約束も

家が離れて
学校が離れて
毎日が離れて

遠い遠いモノクロの記憶

でも
もう一度出会えると信じた時
それはいつでも色を取り戻すんだよ

2人で踏 ....
先のことなんてわからない

だけど

「明日は晴れる」

そう言ってくれてるような

力強い光を見た
塵も積もれば山となる。

一円だって 大切 なんです。
毎日変化し

時には淡く
時には鮮やかに

時間を染める
今何をして
何を考えて
何を想っていますか?

今まで何を見て
何を経験して
何を得ましたか?

大好きなあなたの事を
少しでも知りたいのです
大切な気持ち
わかり合えなくて

一方通行の想い
伝わるはずも無く

悲しみで溢れた心は
憎しみに変わり

キャンバスに落ちた絵の具は
消えない染みになる

想いを揺らす黒い波 ....
からっぽのカゴ

いっぱいの水入れ。
いっぱいの餌入れ。

お腹がいっぱいで
眠そうな目をした君はいなくて

からっぽのカゴ

減らない水。
減らない餌。

倒れて冷たい
 ....
大好きな背中
後ろから抱き締めて
そっと耳を当ててみた

トクン
トクン

君の{ルビ鼓動=おと}を感じて
目を閉じる

トクン
トクン

一定のリズムを刻むそれは
きっと ....
水分を失った土はひび割れてしまう
そこからは何も生まれない

人と人の関係も同じようなもの

何か通うものが無ければ
ひび割れて壊れてしまう
そこからは誤解や猜疑しか生ま ....
私を取り巻く温度が
1℃下がった気がした

エンジンを止めたせいでも
外が寒いせいでもない

あなたの言葉が冷たいから
私の心が冷えているから

ほら 温度がまた1℃下がった
ひどく寂しそうな顔をして
いったいどこを見ているの?
私も君の視線を辿れば
同じものを見ることが出来るのかな?

近づきたい

そんな気持ちが
大きくなって
君と同じ所に
立とうと ....
報われない想いとわかっていても

気持ちはとめられなくて

ぐるぐる回る輪のように

終わりなく 繋がり
果てなく  想う

たとえそれが

報われない想いとわかっていても

 ....
あなたが感じているように 
私も感じているんです

でも

私が意図している事と
あなたがそこから読み取る事は
違うかもしれません

もちろん

あなたが意図してい ....
雪解けを 待ち侘びている 下草の 息吹伝わり 春を感じる

雪深き 森の{ルビ静寂=しじま}に 深々と 降り積もるのは {ルビ凍解=いてど}けの音
暗闇を覗けば
{ルビ真黒=まくろ}を掬い
囚われて
堕ちる
暗い

{ルビ闇=すきま}

黒い
{ルビ闇糸=あんし}に
捕らわれ
逃げられず
果てなく惑う
はちみつレモンで作った
ホットレモネードが
少し心をあたためて
溶かしてくれた遠い日の思い出


一緒だったときの
はちみつみたいな甘さ

気持ちが離れてしまったときの
レモンみた ....
この空の雲のように
僕の殆どを占めるのは君
気持ちはもう届かなくて
きっと何を言っても
いい訳にしか聞こえないよね


繋がっていた{ルビ心=いと}

それを

断ち切ってしまったのは私


少しでもと願った言葉は拒絶さ ....
朱華(68)
タイトル カテゴリ Point 日付
気まぐれ自由詩1*06/8/4 15:25
自分自心未詩・独白0*06/8/1 12:31
秋夕自由詩1*06/7/27 13:35
恋火−レンカ−[group]自由詩2*06/7/26 11:56
ナイトブルー自由詩2*06/5/26 18:05
不変自由詩3*06/5/8 16:52
願い自由詩0*06/4/30 21:15
悩む…携帯写真+ ...3*06/4/7 22:58
嫌い[group]携帯写真+ ...5*06/4/3 22:03
薔薇の溜め息[group]携帯写真+ ...2*06/3/28 16:30
砂漠に咲く花自由詩3*06/3/28 0:14
一番欲しいもの自由詩1*06/3/25 0:21
再会自由詩006/3/23 1:27
先のこと[group]携帯写真+ ...4*06/3/19 20:06
三百円[group]携帯写真+ ...5*06/3/18 4:24
夕陽[group]携帯写真+ ...3*06/3/9 15:14
teach me自由詩1*06/3/8 19:40
波紋自由詩0*06/3/2 16:27
からっぽ[group]携帯写真+ ...4*06/2/24 23:31
君にしか聞こえない[group]自由詩6*06/2/21 14:21
自由詩006/2/19 12:40
_[group]携帯写真+ ...2*06/2/16 20:22
Last Message自由詩2*06/2/15 23:12
Infinity loop〜メビウスの輪自由詩1*06/1/31 22:15
差異自由詩2*06/1/31 16:48
冬から春へ短歌2*06/1/29 20:17
すきま自由詩1*06/1/28 21:08
蜂蜜+檸檬=初恋?未詩・独白2*06/1/27 17:01
占有率[group]携帯写真+ ...2*06/1/26 0:05
届かない自由詩2*06/1/25 0:47

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