立ち上がっては転んでゆく第二の眼
僕には関係のないことだ
感覚神経の伝達
上手く伝わらないよ
どうしても言えない
奥底に眠る言葉
言い逃して
放し飼いし放題
きっと死んでるんだ
....
コウノトリは泣いた
ほろほろと
その子の運命を
誰に言われることもなく
彼女は勇敢でした
海に飛び込みました
人を 助けました
カエルも泣いた
けろけろと
その子の人生を ....
あぁ なんてこった
すべてに愛想が尽きたよ
君がいなくなるなんて
誰かのものになるなんて
考えたくなかったけど
教会の鐘が鳴ってる
今日の夢見は最悪だ
なんてったって
君が結 ....
天は我らを見下して
さぞかし良い気分だろう
其処から見下ろす景色は
まるで地獄のようかい?
きっとそうさ
天使はもういないんだから
もうこの世には地獄ばかりさ
覆い隠すものも無い ....
夜明けを待てずに
外へ飛び出した
速くなる呼吸
暗い世界が
眩しくなったら
海を越えて
予測はずれの天気予報
君はいつも傘を持ってる
僕はいつも忘れてる
そんな僕ら
君が好 ....
またその本を読んでるの?
空翔ぶ竜の勇者の話を
何度読んだって
何の変わりもないのに
君はいつもその本を読んでる
いい加減にしなよ
何度読んだって
君はその勇者にはなれない
わかっ ....
悲しまないで
今のこの状況を
大いに楽しもうよ
学校なんか行かないで
ガラスの国を救いに行こう
そこに在るのは
誰も知らない森
透き通る きれいな
雨が降る森
泣けない人の涙 ....
この世界は醜い
しかしそれ故に美しい
破壊と創造を繰り返し
完全に滅ぶのを待ってる
限られた時間だからこそ
壊れると知っているから
その時々が愛しい
切ない
恐ろしい
お互い ....
君の命の{ルビ燈=ともしび}は
絶えることなく燃えるだろう
たとえ僕というカンテラが
君の前から
消えたとしても
どうしても答えが欲しかった
「自分」という答えが
「生きる」理由が欲しかった
何処に行けば
この手に掴めるの
眠れなかった
それを持たない僕は
罪を背負っている気がした
そ ....
君のその美しさは
止まることを知らなくて
果ては雨夜の月の影
僕が君に逆らえないの
知ってるくせに
そんな難題投げ付けて
君は小悪魔みたいに微笑う
一体何が楽しいんだか
そ ....
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