九度二分を踏みつけてゆく夜半の猫 風邪ひいて口やけどする昼の汁 透明な春日の底に打ち沈む悲しき顔の心ありけり 淋しくも星七つ八つ春は来る 揺れ通す竹の林や女泣く 目白散る切なき昼となりにけり 日の透くる椿の花の別れかな 砂売りの国砂買いの国向けの砂の輸出を止めるそうなり 鉄塔の赤き光りの明滅に取り囲まれて冬ぞ抱くべき 桧の葉焼けば激しき音立てて隠れ事などならぬほどなり 山眠る山の斜面の大欅山人達は素知らぬ顔よ 山陰の川の淵こそ淋しけれ雪降り出せばなおのことなり 中東の先の元首が露と消え波も立つまじ極東の島 寒雀九羽が十羽になりにけり 冬晴れの日曜の朝ふとん干すコントレールはうつろにながく 肩こりも十有余年冬の薔薇 足裏にアルミ冷たき朝日かな 亡き友と同じ死に様カンニング中島忠幸復帰かなわず さまざまなものにあふれる大都市にわずかばかりの霰降るなり 街明かり黒雲にポインセチアかな 白月の珈琲冷まし冴ゆる夜 寒空に真っ白な月出でにけり満月らしく星は見えず 前を行く車のナビも同じ道大河を脇の宵の渋滞 岩風呂の岩に置きたる携帯の緑の素子の点りたりけり   {引用= 雨上がりの深夜、日田へ向けて車を走らせると、筑紫野市の街中に、ひときわそびえるように、真面目くさった字面の病院名を記したネオンサインがぼんやり灯っていた。生きる意欲をそがれるような光だっ .... 目覚めれば人差し指が動きだしどうにもならんと膝に書きけり 糸島の{ルビ芥屋=けや}の浜辺の浜砂鉄君が素足の白き色映ゆ ひややかな雨ふる浜の静かなりとはいえ波のひとつ打ちける ジョイフルのコーヒー苦し背中冷ゆ 僕の
親友の
奥さんの
親友の
弟が江頭2:50

つまり
彼の
姉さんの
親友の
だんなの
親友が
おれ
A-29(576)
タイトル カテゴリ Point 日付
九度二分俳句6*07/3/3 0:22
風邪俳句0*07/3/2 14:49
短歌2*07/2/25 19:32
俳句1*07/2/22 0:43
冬の竹俳句1*07/2/17 0:03
冬の目白俳句007/2/16 23:57
別れ俳句3*07/2/14 17:14
砂の輸出短歌2*07/2/11 1:38
明滅短歌1*07/2/3 23:38
桧の葉短歌2*07/2/1 23:08
大欅短歌0*07/2/1 21:50
短歌1*07/2/1 21:48
フセイン処刑さる短歌006/12/31 1:12
俳句206/12/28 13:37
冬晴れ短歌006/12/24 20:45
薔薇俳句006/12/21 19:56
俳句106/12/21 10:44
カンニング逝く短歌006/12/20 23:26
短歌1*06/12/17 22:55
夕闇俳句1*06/12/12 23:53
俳句4*06/12/7 1:03
満月短歌006/12/6 17:00
短歌1*06/11/30 0:55
携帯電話短歌006/11/29 11:19
ネオン短歌306/11/27 17:54
人差し指短歌106/11/23 21:35
ある夏短歌106/11/23 11:10
波音短歌106/11/21 11:39
俳句006/11/18 0:58
人間関係[group]自由詩2*06/11/16 2:05

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