うむmmmm・・・・
胸が痛むなぁ。

君はある種のタイプの人を
「ブラックな話題」として
いつまで生け贄の羊を
捧げるつもりのだろう?

仲間になる儀礼と自身の保身の為に

君の ....
ほんのさささいなことで
まほうびんをわってしまった

あの頃は
長屋の辻にある共同の井戸に
水汲み用の手押しポンプがあった
木綿の濾し袋が先に付いていて
最初に水を汲むには
呼び水を入 ....
北海道の大地で
暑さにじっとりと
汗をかきながら
見上げた

夕空にひつじ雲
数え切れないくらいに
血まみれの羊たち

この群れの中にも
羊飼いは
居るのだろうか

野に住む ....
優しい嘘 平和を願う 雨だれの音は寂しく 去ってしまったあの人は、拙文に対しても
作品として本質を見出そうと温かく優しい眼差しを以って
努力して読んでくれていました

去ってしまったあの人は、現代詩が成立するには
作者と読者の双方に ....
確かなこと
など何処にも無く
春だ
と思った時には
もう すっかりと
夏でありました

例えば 野良犬を
叫び 慎ましく月
を 口ずさむ
まるで詩人

であるかのような

 ....
あたし一生、結婚なんてしないわ。

三日月に乗って夜を旅する
風の冷たさ温かさ
満月なんかじゃダメなのさ



10円玉99枚を用意して
告白の為にボクは
電話ボックスを探してた
 ....
泣けないボクは考える

(瞳を想う 唇を想う)

言葉に出来ないもどかしさは

(指先を想う 首筋を想う)

何なのだろう

(肩を抱く 胸に触れる)

悲しいのか 苦しいのか ....
噴水の水が初夏の光に輝いています

少し汗ばんだ笑顔が眩しかった

指文字の「ら」を示しながら
クロスフィンガーサインの意味を
教えてくれた。
 

橋のたもとで

待っていたの ....
夢に触れて憧れを育みながら
しなやかで たおやかに
言葉が歌になるまで
幸せな時間を過ごせること

渇いた希望にもどかしい争い
求めるばかりの全てが
繰り返しながら問いかけて
切なさ溢 ....
隔てられた 闇の空に  瞬く星は 儚くて

・*・〜・*・〜・*・〜・*・
5/29「自由詩」につづく
http://po-m.com/forum/showdoc.php?did=211219 ....
世知辛い社会の中で
妬んで 憂いてたら
かすかで ほのかな
優しい温もりに 気付いたり
 
やるせない世界の中で
俯いて 人込を抜けられず
愛に縋り付いてみたり

季節に流されながら ....
しなやかで たおやかに
年を重ねてきた はずだった

細かく 文字が
震えるように なったのは
いつから だろう

なだらかな 線を描くことが
できない

文字がかすんで 誤読が増 ....
伝わらない言葉でしか
想いを表せないことに
気付いた夜


意見の違いを
言い争えず黙る
気まずさ
だいじょうぶ まだまだ いける

やわらかに しみこみ
やわらかに とけゆく

これでも いい もっと もっと
それでも いい だいじょうぶ 

だいじょうぶ

はるの ほんのすこ ....
めぇだば
いたやんどこさの
おんちゃだべさねぇ

すんばらぐ
めなんだら
よぐさもはぁ
おがったもんだでなぁ

まんだ
ごんじょぱって
おどっさ
おがちゃのえごとも
あちゃむ ....
思いがけない虚しさを 
変わらぬものは
いつまでも 
空を隠した雲でさえ 
雨が降るまで気付けない

寂しく笑う心にも 
変わらぬものは
いつまでも
闇を照らした光さえ 
夜が来 ....
桜が咲き始めた陽だまりの庭
ゆるやかな陽射しに
温かで風の強い春の喜びの日を
過ごせたはずの一日


咳の止まらない夜は長く

いつもなら枕元にあるはずの
サルタノールを
置き ....
もう三十年も前になるかなぁ
当時、私も若かったから
オリジナル曲なんかを作って
弾き語りをしてましてね

倶知安町のフォークシンガーで
みきょうさんと同じ苗字で
「板谷」って知りませんか ....
宮本クンは
バルタン星人の真似が上手かった

大友クンは
キューピーってあだ名だった

及川クンは
養護施設から通ってきていた

学校の遠足で藻岩浄水場に行った時
自由時間に伏見稲 ....
すったらこと、やめてまえ

いつまでも
からっぽねやみの
しらみたかり
えんたことするなや
最初から警察は、動機を絞り切れなかった。
営利目的なのか、
悪質な愉快犯に因る犯行なのか。

捜査はその両方の線で進められていた。
マスコミ報道が
一切行われることの無い様に
協力を得て ....
転校する前の緑ヶ丘小学校の時
担任の石川先生が音楽の時間に

みんなに宿題を出します。
今度の音楽までに
短い歌を作ってきて下さい。

そして音楽の時間がきたら
みんな次々と
学習ノ ....
海の化石を見つけた版画家は
化石のありかは
鯨の脇腹の骨にあると
教えてくれた

雷にヘソを隠す少年は
貝殻を耳に当てたことは無かった
潮騒は石狩の海で
聞いて育ったのだから

タ ....
いきがいの はきちがいで いきちがいになり きちがいになる こないだ酒の席で
目の見えない人と一緒になった。

産まれつきだから
中途失明よりも
葛藤を起こすのは少ないよ。

と、明るく言う。

缶チューハイと缶ビールを
手でまさぐるように ....
初めてプロレスを見に行ったのは
小学生の低学年の頃だと思う。
今はもう無いけれど
中島スポーツセンターに
とうさんが連れてってくれた。

三人兄弟だったのに
ボクだけを連れていってくれた ....
絞ったばかりの洗濯物が 
油汚れに黄ばみ汗ばみ
色柄物の色まで落ちてる 
あの店員ときたら
わざわざ説明してくれたよ 
オマケにシャンプーリンスの試供品付けて
色柄白物を分けることなく
 ....
まるで、することがないみたいに
夜の間、ずっと満ち欠けの月の境界線を
なぞっていたのは
愛の国から幸福へ行く為じゃないの
報復行きの切符が買えると聞いたから

「都市伝説かもね。」

 ....
『WE'RE・NO・ANGELS』邦題が、《俺達は天使じゃない》というロバート・デ・ニーロ主演の名作映画がある。首謀者の死刑囚は、逃亡の際に殺人を犯す残虐で、姑息で短絡的な彼には、最後に人質を取って、 ....
板谷みきょう(389)
タイトル カテゴリ Point 日付
よっちゃんの追悼の為に自由詩1*10/9/16 22:14
割烹着自由詩3*10/9/11 21:46
血まみれの羊たち自由詩2*10/9/1 22:31
終戦記念日自由詩1*10/8/16 0:42
かくすればかくなるものと天邪鬼自由詩1*10/8/2 21:40
催涙雨自由詩5*10/7/7 22:48
思い出す雨雲の朧月自由詩3*10/6/30 22:26
泣けるといいのに自由詩4*10/6/16 15:37
ピンクのガーベラ自由詩3*10/6/8 0:56
しあわせのうた自由詩2*10/5/29 17:05
希望(一行詩)[group]自由詩2*10/5/28 16:30
風の中にあるのなら自由詩1*10/5/26 16:19
鶴亀千年万年王国自由詩1*10/5/20 2:10
泣く児の如き不貞寝女房自由詩3*10/5/17 23:46
声は誰のものだったのだ自由詩1*10/5/17 23:19
あんずましぐねまるばばえんた自由詩3*10/5/17 14:16
変わらぬもの自由詩1*10/5/14 0:29
待ち焦がれた朝自由詩2*10/5/12 0:54
ライブのあとで自由詩3*10/5/11 0:55
リラ冷え自由詩010/5/9 21:41
んだども、あれだべ。自由詩2*10/5/8 1:00
だから、息を潜めていたのではないか。自由詩0*10/5/8 0:48
石川先生の思い出自由詩2*10/5/7 23:50
喘ぐ藍に狼の巡る海自由詩1*10/5/6 16:53
ちがい短歌1*10/4/30 0:22
当たり前ということ自由詩6*10/4/30 0:07
プロレスとうちゃん自由詩4*10/4/29 23:24
お洗濯、楽よ〜(落陽)[group]自由詩1*10/4/27 13:36
春告鳥と不如帰と鴉自由詩2*10/4/3 10:00
出遅れたお詫びと後ろめたさ散文(批評 ...010/4/3 2:59

Home 戻る 最新へ 次へ
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 
0.32sec.