無気力な日々を過ごした助手席で明ける夜から逃げ続けていた


草むらに仔猫のように丸まったビニール袋が孤独をくるむ


光無き音の世界の悪夢なら早く醒めてと手を震わせて


口走る言 ....
敷きつめたシリカゲルへと身を投げてたまった涙を吸い込ませてる あの日から何年経っても思い出す1月10日生まれの人を
 
 
始まった理由なんかがあったのか、実は未だに終わってないとか
 
 
隠れ家で待ち合わせして何をする訳でもなくまた携帯を見る
 ....
【春】
雨上がりの桜並木を駆け抜けたフロントガラスにピンクの水玉
 
 
【梅雨】
ロックした車のシートに置き去りの鏡が空の顔色伺う
 
 
【夏】
トランクに放り投げて乗せたのはビ ....
また会える理由を探し差し出したCD3枚「今度返してね」


唇にリップクリームをすり込ませ待ち伏せをする好きです、好きです


マフラーをぐるぐる巻いて捕まえた−4℃から始まる恋


 ....
眞山小桃。(5)
タイトル カテゴリ Point 日付
日常の中短歌207/8/25 13:31
シリカゲル短歌2*07/1/27 1:26
1月10日生まれの人短歌5*07/1/11 20:35
四季+1短歌3*06/12/28 18:18
−4℃短歌6*06/12/12 0:10

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