初めて見たのは
乳の泣いてる姿
今見てるのは
父の泣いてる姿
時の流れに
流されて
スパイクないのに
悪あがき
かっこいい父が鳴くのは
明日 ....
神が牛耳る世界で
人間は嘆いたのさ
なぜ我らを産み出したのか、と
破滅の輪廻に
迷い込んだのではなく
破滅の輪廻に
誘われたのだと
人間たちは唱えるのさ
叶わな ....
風が欲しくて
鳥は翼を手に入れたのさ
星空の性欲に
地球は呆れて離れたのさ
形がほしくて
水は氷になったのさ
理由なんてないんだって
僕らはすべて
....
終点曇り行き
午前3時の
エコー
響け空へ
矛盾を片手に
止まない挑戦
耳を犠牲に
精神を保ちつつ
宛先を探す
始まりの合図に
気づかないふり
....
まだかまだかと
それは待ち続け
当たり前
という名の定義を
打ち破った
遠いどこかからは
なにも聞こえない
遠すぎるから
だと思えたら
(いいのに)
....
そっと落ちた
小さな光
それは
屈することなく
真っ直ぐに
選ばれた君
選んだ僕
いつかぶつけて
いつかぶつけて
届かなくても
君の ....
0と1の狭間
どこかでなにかが
死に絶え
まるで、
世界人工計画が
行われている、ようで
淀んだ水たまりに
朧気に映る世界は
淋しさを映し出し
....
現在時刻
0時の5分前
息をしていない
正常な時計は
ただただ指し示す
近い過去に
涙を覚え
遠い未来に
笑顔を描いた
たった、
たったの ....
湿っぽい
そんな日を
待ち続け
それがあの日を
思い出さすなら
いっそのこと
それであの日を
忘れられるなら
すぐにでも
いつかまた
そんな声が ....
春風が
少し恋しい季節
いつもの場所の
ちょっと広いベンチ
ゆっくり腰掛けて
ねぇ
空のない町に
行こうよ
そんでさ
僕が太陽で
君が雲で ....
埃をかぶった
古びた日記
最初で最後
なんて
ノストラダムスも
わからなかったよ、きっと
綴られる言の葉
1つ揺れ
1つ枯れ
新たな芽 ....
一番古い記憶は
今朝の味噌汁の味
誰かも知らぬ人が
手を重ね
どこか懐かしい
そんな温もり
きっと
気のせいだろう
同じ道
歩んだつもり
同じ空
見ていたつもり
同じ時
過ごしたつもり
同じこと
していたつもり
同じこと
しているつもり
....
ありきたりの
エンディングに
憧れを抱いて
影法師
今日もまた
重ならず
こたつの上に
みかんを置いて
僕の隣に
君を置いて
できたら
....
空泣く夏
影法師たちの
追いかけっこ
ジャンケンしたこと
ないんだけれど
耳を傾け
それとついでに
頭も45度ぐらいに
安堵感
と
疑惑感
記憶と
どこか噛み合わない歯車
ふるさとも
同じ時間が流れてたんだね
....
極楽浄土は
実在していて
分岐点は
今まさに
灯台下暗し
あまりに近くて
離れてみて
やっと見つけれた
異なる幸せ
秤にかけたら
も ....
60億人もいるのに
神様は残酷だ
と
嘆いてみる
(もちろん)
返事なんかない
(そもそも)
求めてもいない
4畳半の自分の部屋が
とても広く思える
インス ....
遠慮の文化も
終わりを告げ
都会から田舎まで
世界は徐々に黒色に
未だかつてないほどに
世界は汚染され
今では
年の功も役立たず
現代人の
流れは強く
....
14で恋をして
初恋だと気づいたのは
15になったときでした
空白の1年
いつも通りに過ごした1年
桜舞い散る今日
気づいたきっかけは
君の言葉でした
頬を赤く染めた ....
†Third†
決められたものが
定義ならば
僕はなんなのだろうか
仮定
とでも言うべきか
気づけば
ここにいて
そこに意味などはなか ....
僕の心は
ブラブラと揺れ
(ブランコ)
いつも僕は
君を見上げて
(シーソー)
いつでも君が
僕の中心で
(鉄棒)
不思議なんだ
君のもとへ行くまでは
すごく長 ....
荒んだ世界が
嫌いだった
だけど
空からの招待状は
来なかった
それが
よかったのか
悪かったのかは
わからない
今もやっぱり
僕は空を目指してる
だけど ....
1つ屋根の下
君の吐息が
髪を揺らす
透明の境界線が
越えられなくて
今日も左肩は冷たい
4?の世界を
1?の世界に変えることができたら
なんて思っても
左肩の冷たさに
....
どこかに置き忘れた設計図
後戻りは
できるはずもなく
新しく作ることも無理
それでも
どこかの誰かが
その設計図で
幸せを作ってくれるなら
い ....
果てしなく
届かぬ空に
君はいて
僕の想いは
ダンデライオン
こたつとみかんは
飽きたのです
ストーブとおもちは
憧れなのです
君と僕は
幸せなのです
一番安上がりだけど
幸せだから
い ....
奥の
奥の
記憶の
片隅に
ホコリにまみれた
思い出1つ
僕と
君の
淡い
甘い
思い出
ラップし忘れ
腐って
捨ててし ....
見上げれば
いつもの空
見渡せば
いつものヤツら
空に何を描こうとも
それは一睡の夢
取りこぼした現実に
涙は自然とこぼれる
....
空飛ぶ風船
しぼんで落ちた
胸がチクリと痛んだ
上がって
上がって
最後は
なにもなかったように
空飛ぶ風船
しぼんで落ちた
今日は
どの ....
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