いつものように転がった
雨上がりのさわやかな朝に
日の丸柄のホームレスに
いつものように火をつける
雨は降った瞬間消える
止んだ後も消え続ける
きえるだけ。
太陽はさみしそうにも ....
「おやすみかすてらちゃん」
種馬になれない野次馬どもがなんどもなんども
山の上の石垣のガードレイルに一列に並んで
「 」と叫び一斉に飛び降りる
バスでみんなで行くんだよそれで
その ....
許されることのできる範囲での
Jリーグ苔をそっとはがしてあてる
仏花を添える
電車の中で
甘いバターローストピーナッツを
お砂糖のついた甘いカンカンの山盛りを
恥らうように足のつま先で隠し ....
『ザリガニの木がなること』になりたかった
生きたままのザリガニを半分だけ土に埋めて
お兄ちゃんと毎日おしっこかけたノニ
別の日にドブ川でザリガニ釣ったり
熱く焼けたまんほーるにおたまじゃく ....
にのうでから溶け出した、夏
へたれ女の股間はぶちまけた生ゴミ
アスファルトのように全て受け止めて
なくした鍵、唾液、おでこ。
頬にまとわりつく、湿った夕べに
ぐずぐず過去は漏れゆく
....
佐野さんの御利益が
なんかいいことないかなああった
なんかいいことないかなあここにあった
どこにでもあったいつでもあったいたみてた
第二段落
☆幽霊さん☆
朝まで私の体の中を足元から頭 ....
こうま
こうま
こうま
こうま
こうま
夢でたべたあのおいしいおいしいお砂糖ピーナツを
マーケットに行けばもう売っていまるか
ふぁみりーに行けばもう売っていまるか(私の祖母は『スーパ ....
搾取村では いろんなことがおこる…
徒刑塔がもうすぐできるところ。
そこにグラさんがおしぼりと消毒剤を持っていって
もうすぐできるところ〜回想〜
君はいまから寸分間違いなく島流し
....
コー○ン寺まで一気に昇天
網タイツ柄の空の下
街道沿いの靴屋の犬の
蛍光緑の靴紐で縛られたガードにこびりつく塗料
やじるしに寄り添ったままで
穴自殺するとこが見たいや!
コー○ン寺には ....
川の悪口が流されて
きれいな景色でも見えるかと思ったら
泡しかない
「閉」マークを触った人差し指第二間接を泣きそうになりながら二度洗って
セミハ流れてぴっくりかえっていました今わたしが
....
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