恥ずかしい
ことすら全て
話します
私の体と才能と
全て含めて
愛してよ
生気を吸い取る青い布団というものが、
東京から一時間のあるアパートの一室に存在する。

大抵そこに住むのは働かない小説家で、ジェントルメンだ。
ジェントルメンとは、慎ましく、積極的でなく、淫靡 ....
ものつくりを真剣にやっている人は冷たい。頭の六割が常に制作に使われているから。

あとの四割は、生活とか美味しいご飯とか、1日のスケジュールとか、そのとき一緒にいる人に使われていると想像 ....
言葉は型にはまって矛盾した意味になる。
たったひとつの単語への認識の違いで、誤解が生まれて下手したら信用すら失う。

例えば、被害者と加害者。

被害者 イコール 落ち度が無いのに可哀相な人 ....
彼はわたしにグレープフルーツを剥いてくれている

私が一房で満足してしまうと、次は自分のため、ゆくゆくはグレープフルーツのために剥けない薄皮を時間を惜しまず丁寧に剥いてゆく

彼は私のパンツの ....
言葉は架空

言葉は凶器

言葉は空回り


言葉は記号

記号は強調

記号はロック

ロックは愛

誤解と曖昧をふんだんに、あと卵をひとつ

愛とはレンコンのはさ ....
別れるために付き合う恋と、

別れ話で確認しあう恋と、

恋に溺れないようにするセックス、

というのがあります。

別れるために付き合う恋はまた別れるためにすぐ終わって恋か何か ....
東京の地下鉄に乗っている

端の席について鞄を下ろす

平日の昼間は人が少なく、ゆったり座れる

斜め向かいに杖をついて立っている老人と目が合った

グレーの少ない髪は電車の速度に ....
歌を音を色を光を愛せば永遠だ

壊してしまいたい

あなたにウィスキーを投げつけてしまいたい
あなたのちっぽけな愛を恥ずかしめてしまいたい

ずっと一緒にいたい、よりあなたが憎いと言 ....
私はかつて、か弱くよく泣く女性であった
そんな霧のベールに守られていた私の体の中に、
いつからか侵入してきたものがあった

それからの私といえば

人間でもなく
子供は生産しないセッ ....
猫のひたい撫でるたま子(220)
タイトル カテゴリ Point 日付
アントニオーニオに捧ぐ短歌107/3/22 0:56
ジェントルメンの憂鬱自由詩507/3/22 0:10
サンプリングか?恋愛感情か?散文(批評 ...307/3/21 17:31
記号はロック散文(批評 ...307/3/20 11:49
グレープフルーツ自由詩607/3/20 11:33
トイレの落書き自由詩307/3/19 19:20
恋愛単語帳散文(批評 ...007/3/15 11:27
白髪と男自由詩307/3/15 8:39
切れるもの自由詩407/3/15 1:05
落ちてくるもの自由詩107/3/14 23:48

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