部屋には鍵を掛けて出る当たり前 か?
ニクロム線の髪の毛を引きずって漏電する婆が
俺の部屋に忍び込むかも知れないからだ
空き巣と一緒にすんな
婆の目的はもっと高貴だ
そんなこと現実的には ....
捨て椅子に 夕日と赤子を 抱く姉が ゆるり背を裂く げにトンボ鳴く
*
暴力も 効かぬ金庫に 閉じ込める 水と図鑑と バイブと私
*
身勝手に 影をめくりて 朝の日を 探す北風 ....
:まぶかにぼうしをかぶって
銅が錆びた沼を過ぎて青樺に串刺す寝起きの‘薬漬けヨハン’を蚊帳に閉じ込める
そして忘れる
すなおに
きびすを返して爛熟したアバタのバッタを拾って喰う獏で籤引きを ....
鐘楼に棲みたい(と不動産屋で2時間くらい喚いて迷惑がられたい
鐘を打ち鳴らしてあの急行を止めたい
どんな目にあっても構わない
バケツいっぱいの濃縮クチナシ青色素を被って私は更に自由
私から ....
:20060117
一昨日、飼い猫が死んだので
昨日の激情に任せて
今日で、お前の頭を輪切りにしました
頭部からっぽ、予想通り
先月、駅で見知らぬバター臭い女から盗んだペットボトルの ....
「あの 僕が死んだら 鳥葬して欲しいんですけど」
「日本では 法律上ちょっと無理ですね」
「どうしても無理ですか」
「どうしてもしたいんですか」
「ええどうしても」
「どうして」
....
夜、
私は
部屋に、
白濁息と
紫煙を吐き、
寄り掛かる柱、
消す朱色の輪に、
数え歌は観賞用の
甘い鏡の球をついて、
飛び散る高音に濡れる
深紅の眼球でチュウジィ DHi 雛 ....
肉という肉が乾く とても暑い日
茹だった蝉が湯気と摩擦して青い林檎の実に衝突
パチパチ って音は明らかにソレだ
祖父母の家に遊びに行ったんだ
立派な仏壇があって
向かって右手側には地 ....
しっかくうい部屋ー
:粘ぁって糸を引くぅ が
:負けぇじと弾く指ぃ が
:飛沫を上げて仕舞う仕舞う仕舞う仕舞う
これはもう色おはじき!
女
”冷 ....
飛び込み台の上に立つ女
もちろん服は着ている
回送の飛行船が夕方のまぶたをなぞれば
陽は瞑ってシジミ売り屋が喘ぐ
学生は皆帰ってしまって
校庭には
スクールバンド部のトランペットと ....
私の創作 ≒ 純粋な殺意
誰も知らないまま
微微 暗礁にネクロマンサー {ルビ轆轤=ろくろ} バリウムプリン ベロ噛みチュー
紫脳幹 騎乗位の棺 パブロックエンハンサー 45ガロ ....
命日
ギラギラリラ赤いヒヨリミゴケの蒸す炭化したブロック塀はガタガタラバタラで
露出した鉄骨に刺さる視線は痛い
敬礼
そこにテラテラ反射するクチバシは逆さ吊りされた雄ヤタガラスの
あんまりな ....
彼女はあたしのもの
あたしは彼女のものでない
だから空いた方の片手(多分右手)で宙を掻く
彼女を犠牲にしてでも上へ 上へ行こうとする多分あたしは
(1) ....
【一】
春の倍音。
その色素の薄い、一斤染された肌に、低気圧は粘るロを開き、螺子で巻いた舌を這わせる。
常識が全身で身悶える。
振動する音幅の内部には、不幸を装った透 ....
人間
(74)
タイトル
カテゴリ
Point
日付
漏電婆
自由詩
3
06/1/24 1:35
影の歌
短歌
2
06/1/23 2:59
猥雑デイト
自由詩
1
06/1/22 14:02
Ichigaya-Susquatch
自由詩
1
06/1/19 22:16
Biotope-Head
自由詩
3
06/1/18 3:23
鳥と海老の間で、
自由詩
1
05/9/25 1:22
鬪爭祭
自由詩
4
05/9/20 2:18
A-DA-RI Shock
未詩・独白
0
05/9/20 0:56
まなかいおはじき しかくいおあそび
自由詩
3
05/9/19 1:26
放課後人ら
自由詩
5
05/9/17 21:01
あたしパペポちゃん
未詩・独白
3
05/9/17 11:22
侵食するオノマトペ(カイワレ追分編)
自由詩
2
05/9/10 6:06
ジョコンダ 《L・H・O・O・Q》→〜Elle a chau ...
自由詩
2*
05/9/9 2:53
改定・トリアゾラム0.125mg錠
自由詩
9
05/9/7 3:04
1
2
3
0.12sec.