なんだかんだ
言ってみても
誰かのこころに
足跡
刻みたいだけなの
深く
深く
すれ違う キミにあげれぬ チョコレート
冷蔵庫の中 ひとり冷えつつ
チョコレート ほろ苦き想い 抱きつつ
戻れぬ想いで 自分の口にす
あたたかな あなたの笑顔で ....
俯いて
北風のなかを歩く
一歩一歩が
悲しみと
暗闇に
満ちている気がして
あまりに
風の強い日
押し上げられて
空を見上げれば
青い青い空
白い雲
浮かん ....
まるで
白と黒だけの世界で
僕らは
どう生きていけば
いいのだろう
自問自答しながら
雪が降り積もるのを見てる
真っ白に
塗りつぶされていく
この繭の中の世界で
冬はやっぱり
おこたがいいな
みんなが自然に集まって
他愛のない話をして
ねこもこたつで
丸くなるし
真っ白な雪を
ずっと見ている
雪は
わたしの中にも
降り積もり
あのひとへの想いも鎮めてくれそうで
だから
雪の日は
カーテンを閉めるのが
惜しくて
遠い母から
チョコレートが
届いた
もう
若くはない母が
人混みの嫌いな母が
まだ
風邪だって
治りきってないのに
無理をして
女同士であげるなんて
変だけど、
お見舞いかわりにね、
と
久し ....
しゃぼんだま
ビーズ
ガラスのこもの
風のささやき
水の滴り、しずく
お日さまのひかり
透ける葉のみどり
・・・・
....
ごめんねって
泣けばよかった
あの{ルビ瞬間=とき}に
いつかきっと
そう思う日が来る
冬色に
汚れた葉々を
雨がかき消す
まるで
きたないものなど
ないかのごとくに
さよならも
すきじゃないも
ごめんねも
結局は
同じことで
柔らかなことばに包んで(くるんで)
食べてしまえばいい
きっとおなかの中ではじけて
永遠に消えない傷を残すんだろ ....
冥い冥い夜
絶望も
諦めも
恋しさも
悲しみも
ぜんぶ乗り越えて
眩しい明日が来る、
そんな幻想を
たまには抱いて(いだいて)みる
冥い冥い夜
明日は天気に ....
粉雪の真っ白な世界を
雨が彩っていく
枯れ草が顔を出し
屋根の色が冴え渡る
雪は雨と一緒に
流れて
このこころの
真っ白な絶望も
涙とともに
流れて
この急な坂道をあがったら
あなたがいるっていうんなら
わたしは
全力疾走で駆け上がろう
転んでも
擦りむいても
泣かない
そして
颯爽として
あなたのまえに立つんだ
も ....
膝を抱えて
太陽が昇るのを
見ている
手もふれない
恋の終わりと
今日これからに
絶望しながら
地球の裏側では
真っ暗な中
少女が泣いてるんだろう
今は泣けない
わたしの代わりに
打ちのめす
あなたの言葉聴いている
知らん顔して
咲いてる白梅
ムーミンといわれれば
確かにそうだけど
クロネコが
座ってるようにも
見えない?
あなたは笑って
あたたかいうちに
召し上がれ、と
砂糖を差し出した
では
頂きます
形
壊れないように
そっと ....
その少女は
「触る手」が大嫌いでした。
いつもいつも逃げ続け
大人になっても
怯えていました。
ある日
とても信頼しているひとが言いました。
「キミが自分を傷つけても
もしも ....
霧のような雨
わざと傘をささずに
散歩して
レインブーツはいた足が
水たまりを蹴る
なんか
足りない
フードつきの
レインコート
黄色いミトン
違う
足り ....
もう無理
もうこれ以上は無理
誰かに
何かに
縋りつかなきゃ
生きていけない
ひとりでなんて
歩いていけない
ひとりでなんて
立ち上がれない
ひとりでなんて
笑え ....
いま
この瞬間は
もう
何も
いらないね
あなたは
そんなもの
ないって笑ったけど
ほら
あったでしょ
なないろのばら
悲しみのいろ
憎しみのいろ
そんないろしか
思いつかない
自分がきらい
そう言ったら
ほら
これは
喜びのいろ
....
あたしとあなたの
境界線、
なくなる
自由って枷をかけて
自由って檻に入って
ふたりであそぼう
ふたりでじゃれあおう
きっと
あなたとあたしの
境界線、
なくなるか ....
ここのライターは
鎖に繋がれている
誰も持っていかないように
そして
誰もよそで火をつけないように
そういえば
ハートに火をつけて、
って曲が
あったな
確か
放火 ....
クッキーの詰め合わせみたいに
色とりどりの
ステキな気持ちだけ
味わえたらいいのにな
批評祭開催、というのを読んで
「いいな、」と思った。
でも自分には知識も理論もない。
語るべき言葉を持たない。
第一批評したいものがない。
辞書によると
「「批評」は良い点も悪い点 ....
枯れ木が
寒空を
支えている
この曇り空が
落ちてこないように
このセカイが
水浸しにならないように
枯れ木が
寒空を
もっと
ぎゅっと
挟まなくちゃね
アナタとワタシ
あ 痛って
いうくらい
もっと
ぎゅっと
まだ
もうすこし
待って
もっと
たのしいこと
してからにしましょ
もっとたのしいこと
まずは
強いお酒でも飲んで
酔っ払っちゃおう
ボクはうまく歌えないから
かわりに聴いてほしい歌があるんだ
メロディが素敵で
でも
もちろん
歌詞だってしっかり聴いてよね
ボクのきもちそのまんまなんだから
おしつけ ....
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