クリスマス

枕もとにはプレゼントがあって
そんな日だけ早起きした
幼いころの自分

もう
大人になってしまって
サンタクロースはサンタクロースだって
気がついてしまった

ただ ....
  堕ちてくか

   あがっていくか
 
    

 本人しだい
 
 だけど

  
  あなたを 


    たすけたくて
  散りじりに 

   なった  落ち葉を

 繋がりに
       たとえるなんて

  とても 陳腐で 
           
    だけど
ゆっくり出来る朝には
ふたりでモーニング

白い息でも
ふたり歩いていく
しあわせな時間

待っているのは
あたたかなカフェ・オレ

お砂糖入れる?

香ばしい
トーストには
シナモンを振って

茹で ....
今は
臆することなく
未来が語れる

そんな気がした

怖いこと
たくさんあるけど

怯えることなく
希望を語れる

そんな気がしたんだ

吹きゆく寒風に
身をまかせて
鮮やかに
街を彩っていく

イルミネーション

今の季節だけ

だって
クリスマスが近いから

今からプレゼントを考えてるひとも
きっといるんだろう

あげたい相手を思い浮か ....
夕方
街中で待ち合わせをして

あたしの糸と
あなたの糸が

みんなに邪魔されてつながらない

糸が
糸が

絡まりあって

街を歩いている

いろんな色の

糸が
どんな水たまりも
空を映していて

鏡がたくさん
地面に

木々や
家や
電信柱や
飛び去る鳥たち

ときには
女子高生の
スカートのなかも
鏡は映しだして

わたし
あなたの瞳が好き

あなたの見て ....
日陰はもう
寒いね

ベンチに座って
そんなこと言いながら

ふたり
未来を喋りあった

小鳥がちゅんちゅん
邪魔したけど

冷たい微風も
ふたりを追い立てようとしたけど
 ....
遠く遠く上空に
白く銀色に
きらきら光る
ちいさなちいさな飛行機

あの空に
たくさんのひとが

いまごろは
朝ごはんを食べて
目的地を楽しみに待ってる

着いたらきっと
待 ....
さよならを言った風に
別れを告げて
方位磁石をつけて

慈悲なんかないのね
枯葉をくしゃくしゃに踏みつけて

こんなに一晩中飲んでたら
明日の朝は目覚めがいいかも

秩序

平 ....
堂々としてて
あたりまえね

だって
秋だもの

けれど
すすきは囁く

もうすぐ引退だよ、って

いちめんの
すすきの野原

冬には
枯れてしまうけど

今は主役
すすきの晴れ舞台
秋が冬に
封じ込められてる

パリンって
薄氷を割ったら
きっとまた
秋が顔を出すけど

赤いきれいな秋が

短かった秋
また来年会えるまで
コンビニで
新製品は必ずチェック

電車のなかでも
いいひといないか
必ずチェック

でも

やっぱり
あのひと以上のひとはいなくて
ぐちゃぐちゃに酔っ払って

どっかの公園で寝転がってる
ここってどこなんだろ
わかんないや

今日はどんなやつが
あたしの上に乗るんだろ

どうでもいいから
じゃんけんで決めて
 ....
凍てつく寒さ

バスを待つひとたち

駅へ急ぐひとたち

自転車の学生たち

みんなみんな
白い息をはいて

鉛色のそらの下でも
みんな
一生懸命に

生きてて

ど ....
哀れに焼け落ちた
オートバイ

きっと
恋も

焼け落ちたら
芯だけが
残るんだろうな

どうしても
残ってしまう
残骸が
青いそらも

白い雲も

あなたも

ぜんぶ
いっぺんに
抱きしめられたなら
私は深い深い湖の底にいるみたい
そこは光も届かなくて
でも
ずーっとそこにいる。

淡い淡い
小さな泡が
私の周りを取りまいている。

もう
もがいたりしない。

神様、
助 ....
眩しすぎて

見えない



この光が
この暖かさが

わたしたちを
導いてくれるかもしれない

光を受けて

歩こう

とりあえずは
花を抱いて
あのひとに
会いに行こう

哀しみも
噴りも
喜びも
なにもかも

ぜんぶ

あのひとに
手渡そう
七色の夢を

虹色の想いを
少し震えながら

だから ....
暗い部屋で
かすかな雨の音を
聞いている

そっくりそのままの
わたしを好きって

その言葉を
信じよう

たとえ
あの梢の烏のように

お互いが飛び去るにしても
食べかけたクッキー

呼ばれて
振り返って

そのまま
テーブルに置いて2時間

続きのクッキーは
甘い甘い味がした
ささやかな
息づかいさえ
聞こえそうな

初めて
ふたりきりの夜

言葉があふれそうで
触れればはじけそうで

ふたりとも
静かに息をして

背中をつけて
うずくまってる
 ....
あの森のむこうに
あのひとがいるなら

わたしは森を抜けて
あのひとに会いに行こう

きっと途中で出会う
たぬきやうさぎを引き連れて

バスケットにはサンドイッチ

あのひとの家に着いたら
熱々の紅茶 ....
ふたり
何事もないかのように

地平線を見ていた

言葉もなく
寄り添って立ち

まるで
ふたりのあいだに
深淵もないかのように

あまりに
牧歌的な風景に

さよならさ ....
散歩に行こうって
ドアを閉めた

右手をのばしかけて
気づいた

もう
右側にはだれもいない

わたしのあとを
誰かが埋めようとしているあなたの

手のぬくもりが欲しいの

 ....
涙の雫のような
透明な珠

光を集めて
輝きを集めて

まるで
明日が
あるかのように
ほんの少しの希望を探しに
出かけよう

傘は持たない
濡れてもいい

晴れるときがくるかもしれないから
あなたは
空を見ている

そして
夢を見ている

希望とか
理想とか

明日へと
将来へと
光射す未来へと
繋がる何かをつかまえようと


空を見ている

わたし
 ....
風音(642)
タイトル カテゴリ Point 日付
クリスマスのブーツ自由詩1*07/11/23 6:58
一緒に短歌2*07/11/22 17:00
晩秋なのに短歌2*07/11/22 16:57
モーニング携帯写真+ ...3*07/11/22 11:34
未来が待っている自由詩1*07/11/22 9:49
Illumination自由詩1*07/11/22 8:16
色とりどりの自由詩1*07/11/21 17:44
水たまり携帯写真+ ...4*07/11/21 16:31
木漏れ日のなかで携帯写真+ ...2*07/11/21 8:28
待ってるひとがいる自由詩1*07/11/21 7:44
いつかの日々に戻って自由詩2*07/11/20 21:18
晴れ舞台携帯写真+ ...2*07/11/20 16:57
氷が張った携帯写真+ ...2*07/11/20 14:17
チェック携帯写真+ ...4*07/11/20 7:51
イノセント・ワールド自由詩1*07/11/19 17:23
にび色の空の下で携帯写真+ ...1*07/11/19 5:14
残骸携帯写真+ ...4*07/11/19 4:32
好き携帯写真+ ...2*07/11/19 3:48
深淵自由詩2*07/11/17 15:56
携帯写真+ ...4*07/11/17 15:42
七色の夢携帯写真+ ...3*07/11/17 13:05
外は雨自由詩1*07/11/17 6:04
cookie携帯写真+ ...3*07/11/16 13:55
初めての夜に自由詩1*07/11/16 5:33
ひつじ雲携帯写真+ ...3*07/11/16 4:19
地平線の向こうへ携帯写真+ ...2*07/11/15 20:52
手袋を買おう自由詩1*07/11/14 22:31
光の珠携帯写真+ ...2*07/11/14 21:57
この空の下で携帯写真+ ...3*07/11/14 21:52
いつかあなたに追いつくから自由詩1*07/11/14 17:51

Home 戻る 最新へ 次へ
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 
0.17sec.