二千十一年十一月
四日金曜日
おやすみを 君に言うのは 寂しくて いついつまでも 話していたい
毎晩も 君の声だけ 聴きたくて 電話しようと 思うがやめる
何故君が 俺を愛すか ....
僕はただ君のことだけ想うから君も僕のことだけ見てて
逞しい君の体を想うたび僕はほっぺた赤らめている
君の腕筋肉ついて堅いから触れたときには安心できる
僕はただ君の心が欲しいから君の眼差し常に気に ....
ひたすらに愛してゐれば遥かなる彼を思ひて胸が高鳴る
恋心溢れてゐれば中年のわれと云へども若くなるかも
同性を恋するわれは孤独でも彼がゐるゆゑ淋しくはなし
男色を愉しむわれは背徳かされども此 ....
誰も来ない店で
一人 店番
淋しいな
ずーっと座ってても
収入 0円
苦しいな
ああ
人と会いたい
お金が欲しい
レッツの夜よ
二千十年三月十一日執筆開始
死にたいと思った。生きたくても生きられない人もたくさんいるのに、贅沢だと思ったが、そう感じてしまうのはやむを得なかった。何一つ、明るい見通しはなかった。これまで一年 ....
二千十年二月九日火曜日執筆開始
攝津は船橋在住(七十四歳の両親と同居)の、浦安の倉庫で働く三十四歳独身(同性/異性のパートナーが居ない)である。佐々木病院という精神病院に通っている。診断名は社 ....
二千十年一月二十一日木曜日執筆開始
その日攝津は午前三時半に目覚めた。少し早過ぎる起床であるが、前日床に就くのが早過ぎたので、丁度良いのだろうと思っている。昨日欠勤してしまったが、今日は出勤出 ....
攝津はその日も浦安の倉庫で肉体労働していた。
攝津は自らの仕事を気に入っていた。厭々ながら、金銭の為に始めた仕事ではあったが、慣れるとともに自分の力量、技術を発揮する喜びを知った。低賃金が悩みの ....
ガス栓を閉め忘れて数時間あわや爆死か中毒死か
左手の傷癒えし迄一週間疝痛に堪へ消毒をせし
日雇いに登録したけど魔がさして買い物し過ぎて地獄に堕ちる
日雇いで働くことを志す今日の思いも明日は消えるか
サラエボの母と娘が笑い合う姿にもまた戦火の名残
ねぇ神様
もしそこにいるのなら
罪深いあたしを
どうか許して
くださいな
アーメンザーメンチャーシューメン
統合不全
情緒不安定
不安障害
日雇いで働こうかと思ってもすぐには取れぬ怠惰のしるし
合名会社?━━名と名を合わせるって?
奇矯な四則演算、特異な出来事を掛け合わせて、重ね合わせて。
無限の責任━━果てしない愛。
特異な非物体的出来事が花開く、
魂と肉体の奥深く、どんな自我 ....
禁色の恋醒めやらぬ夕べにはピアノ奏でつ思ひを凝らす
ヘンタイにヘンタイを重ねて今あるいびつな姿を獲得してきた。
あるときはドグマチール、あるときは女性神経、あるときは声の作用を蒙りながら。
元気になるには声を聴かなきゃ。声はどこからくるの?
生き ....
攝津正
(18)
タイトル
カテゴリ
Point
日付
秋の罪
短歌
2
11/11/29 11:47
現代口語短歌習作六首
短歌
0
11/11/6 16:12
男色を歌ふ歌ども(二千十一年十一月四日金曜日)
短歌
1
11/11/5 11:41
誰も来ない店で
自由詩
1
10/4/18 18:16
自殺志願
散文(批評 ...
2+
10/3/12 1:54
シコシコ
散文(批評 ...
0
10/2/20 18:24
生きる
散文(批評 ...
1
10/2/8 0:32
労働
散文(批評 ...
2
10/1/19 18:02
あわやリアル死亡
短歌
1
09/11/29 15:34
左手の傷
短歌
1
09/11/15 8:54
日雇いに
短歌
0
07/12/24 21:45
日雇いで
短歌
1
07/12/23 13:24
サラエボの
短歌
3
07/12/21 22:01
ねぇ神様
自由詩
1
07/12/21 21:57
日雇いで
短歌
1
07/12/20 21:21
an unlimited partnership femme ...
自由詩
1
07/12/19 8:55
禁色の
短歌
2
07/12/16 21:58
nutty queer associationist
自由詩
4
07/12/16 20:09
0.23sec.