風が吹いた。
なんとなく
振り返る。
髪が長くて
長くて。
風を感じた。
なんとなく
振り返る。
あなたが
そこにいる気がして。
大好きな詩人がいた。
その人の詩は
とても好きだった。
最近
その詩人が男の人ではなく
女の人だということ知った。
少し驚いた。
男の人だと思っていた。
男の人の詩だと ....
嫌なことがあった日。
帰り道は
いつもとちがう道で
寄り道しながら帰った。
そうすれば
新しい発見があって
その日が
いい日になると
思ったからなんだ。
何を目的にするか
なんて…
今が楽しかった。
ただそれが事実だった…
それを楽しむ自分が居た。
だから
だから…
このままがよかった。
だけど
このままでは
いられ ....
忘れるために
モノを捨てた。
そのモノがもってた想いは?
忘れるために
身を切り裂いた。
その罪はだれが背負うの?
忘れるために
街を出た。
それは誰の ....
花咲きしころ
悲しみをしる
花枯れしとき
嬉しさをしる
夢みしとき
あなたをおもふ
夢さめしとき
あなたをわすれぬように…
手で書いた文字は
文字でしかない。
携帯で打った文字は
記号でしかない。
文字から携帯の記号へ
そして
携帯の記号から文字へ。
春の風を感じて
夏の日差しを思い出す。
秋の夕暮れを懐かしみ
冬の寒さに今、出会う。
日本というところは
不幸で
幸せだ。
日本に生まれて
よかったのか
....
飾らずにいられるなら──
それはそれで楽しい。
本当の自分になれる
…と思うんだけど。
飾らずにいられないから
飾って
偽って
自分自身に嘘をつく。
そんな自分が嫌で
....
「好きだったのよ」
「え?」
「気がついてなかったの?」
「…うん」
「そっか…」
積もり積もった思いが
儚くきえる。
その光景は
なによりも美しい…
生命がきえるとき
その光景も
美しい…
それに立ち会えた僕は
素晴らしい。
ショートカットのあの女の子がのる。
すべて
そこから始まった。
何もかもが美しい
あの魔力に満ちたものが…
一体女の子に惹かれた??
それとも魔力に惹かれたのか??
....
夢見なにをおもう
月見なにをおもう
春過ぎて夏
風過ぎて葉
「幸せが
逆に重荷になることだって…
あるだろ?」
そう言ってしまったあのとき
君の目を見れなかった。
あれから何年だろうか。
まだ
そんな重荷になるような
幸せに ....
『ありがとう』
その一言が言えない。
わからない。
なぜ言えない?
ただ呆然としてしまった。
笑顔で去る君に
言いたかった。
『ありがとう』
次は言えるように
....
夏に見た
あの星は遠い空。
その空に
一瞬の花が咲く。
その花は
儚くも遠い空の星を
消してしまった。
たった一瞬
あの星は花に負けてしまった。
そのとき ....
焦らなくていいんだよ。
ゆっくり縮めていけばいいんだよ。
どうして急ぐの?
ねぇ
どうして?
何かに追われてるの?
ほら
落としたよ。
拾わないの?
ほら
そっちじゃな ....
私は覚えてる。
今も
君は覚えてる?
今は
たった一言
[かわいい]って
言ってくれたよね。
ただその一言だけど
本当に嬉しかった。
だけど
そのとき本当に言い ....
独りが好きな訳じゃないけど
記憶を消したいから
夜一人になって
雨の音を静かに聴いた。
何もかも
流れていけば
と
ただ
そう思った。
もういいんだよ。
冷めてしまったんだよ。
一度冷めた心は
もう戻らない…
一番わかってるのは
自分自身じゃなかったのか。
2月25日
懐かしい匂い。
懐かしい感触。
あぁ
これが雨。
音楽を聞きながら
横になる。
少し深めの深呼吸をして
目をゆっくり閉じる。
懐かしい記憶が
目の前を過ぎる。
....
いいコトも
わるいコトも
全て自分で選択するしかないんだ。
それが
正しくても
間違いでも
自分で選ぶしかないコトなのだから…
限界はある。
限界は終わりなのか。
限界に近づき
維持する。
そして初めて
限界が見えるんじゃないのか。
近すぎてもダメ
遠すぎてもダメ
今
その距離を越えてしまった。
ここなら先にあるのは
不安と恐怖
これに耐えることができない。
だから逃げた。
少し遠すぎてもいいくらい ....
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