自分の体に
同じ穴を穿って
強引に話しを合わせた感じ?
ジョギングをして
白 い 息
....
悲しすぎる日々に
傷つかないように
心 緩慢な水のように
それでいて敏感で
すぐ涙で満たせるように
永久に 縮まらない
数センチを
夢中でつめていて
それで 幸せだった。
傷をなめあえば
特別になると思っていたかも
夕日に向かって叫んだ
答えを知ってるのに
『何をしたらいいんだろう』
と、思うとき、それは
『どうしたら納得するんだろう』
という意味で
結局、自己満足なのかと
疑る心もまた
偽善者のようで
....
距離を測れ、
幼さに比例して。
息を保て、
情熱の続くだけ。
過ぎていく月は
もう満ちない
荷造りの終わった窓際
目に留まる
私に泣いた朝鳥が飛ぶ
虎
捕らえられた
捕らえられた虎の剥く牙
捕らえられた虎の網を破こうとする爪
捕らえられた虎の牙と爪を折ってしまえ
捕らえられた虎折られた牙と爪
「もう狩りもできない」
「シナク ....
12時になったころ
ブラウン管で輝きだす
人の家庭に口を挟むあの人か
ギネスに乗るくらい暇なお昼を過ごすあの人か
人様のダンナより
100分の1の回答より
もっと大切な ....
踏み出す街並み。
飲み込む雑踏。
あの頃は あなたがいた。
今は、
持て余した右手を握り締めて
あなたと歩いた道を、
ひとり。
今日も変わらない世界に乾杯。 ....
じめじめと
こころ繕う駐車場
「会いたかった」は妙に乾いて
左眼から流れた
涙のひとすじが
君の新品のスニーカーに
落ちる前に
わたしの
心は
気を失いかける。
予想外れの
天気が
わたし
....
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