下を向くな。そんなところにあなたの欲しいものは転がってはいない。
あなたがうつむいている瞬間にも、楽しいことはあっという間に駈けていく。
乙女よ、頭をあげて歩くのだ。
月がきれいだった。
ぼんやり見上げた空に
ぽっかり浮かんだ月が
ぽっちゃりで
デブで
まん丸で
黄金色で
満月だった。
寒空の下、月を眺めながらあの日の ....
耳たぶにそっと触れる。
私が手に入れた私だけの世界。
通り道が出来たら何か変わるかな、
道を作るから今までと同じじゃダメだな、
強くなりたい。
いろんな想いが ....
あれ？ってなって、そしたらぎゅうぅぅっと胸が締めつけられた。
それからドキドキがしばらく止まらなかった。
駅のホームで好きな人を見た。
…というのは少々語弊があって。本当は前に好 ....
爪キレイ お洒落しだして ココ躍る
ありがとう
その一言で癒される
彼とあう
身繕いして心整え
家事全般
速くなったと
褒められて
少しはあなたに近付けてるかな
どんなに忙しくても
心の余裕をなくしたくない。
爪をキレイにしたり、
耳で音を楽しんだり、
口元が緩むような物を食べたり、
日常においてマンネリ化するような、そういう ....
ああダメだ。
会いたくってたまらない。
わくわく
サクサク
ぽかぽか
鼻をくすぐるよ。
春の匂いはどんな香り？
ふわふわ
さわさわ
そよそよ
風が柔らかくなるよ。
私の頬をやさしく撫でるの。 ....
言えた！
言いたくて、だけど言えなかったこと
ついに言えた！
「お母さん。」
どきどき
「ん？」
「この間は居ないって言ったんだけど…」
どどどどどどどど
ドドド
....
背伸びして
履いた高靴
近づきたくて
不意打ちの
ボディータッチは
ズル過ぎる
「あなた、今年のバレンタインはどうするの？」
母にそう聞かれました。
あの人にあげるつもりでしたが、あの人の存在すら母に話していません。
「あげる人なんていないよ。」
ぶっきらぼうにそ ....
迫力のある音がして
夢が広がる
離れたい、
離れたいのにかなわない
切っても切れない
二人の関係
わたしたち
二人で一つ
そうだよね
真顔で尋ぬ
君が怖くて
離さない
囁かれたら
それ最後
僕 ....
また 会おう
手を降る 君は
茜色
わたし 話す
わたし 笑う
わたし 怒る
わたし 学ぶ
わたし 寝る
わたし 恋する
わたし 泣く
わたし 跳ねる
わたし 落ちる
わたし 病む
わたし 挫折する
....
見えそで見えない隠れた世界。
隠れているから知りたくなる。
ソコニナニガアル？
だけど誰もがわかってる。そこは聖域。踏み込むことの出来ぬ場所。
もう少し自分を出すと
もう少し ....
どきんと弾けて音がした。
人のため、と言いながら
結局は自分のことしか考えていないことに気づいたとき。
こんなにエゴイストなのか。それとも人間って誰しもそういうものなのか。
はたま ....
薔薇のような
桃のような
大福のような
そんなくちびるになりたい！
あの人だけがお触りＯＫな
他の人は、「ここから先は別料金」
と思わせるような
薔薇でいて、
....
洗濯機を開けた時の
むせかえるような匂いの中に
なつかしい記憶がよみがえってきた。
隣に並んでご飯作ったっけ
トイレの掃除は替わりばんこだったな
あの電柱のところ ....
お風呂にゆっくりつかって、体の隅々まで丁寧に洗ったら、
ああ、自分は女の子なんだな、という気持ちが溢れてきた。
なんでそう思ったのかは自分でもわからない。
あの人に比べれば華 ....
体がぞくっとして、自分のものじゃないような感覚になった。
どうやら私の体にあいつが侵入してきたらしい。
冗談じゃない！あっちへいけ！
抵抗も虚しく体をあいつに明け ....
しとしとぴっちゃん。
雨が降っている。
雨はあまり好きじゃない。
気温が下がるから。
気分も暗くなるから。
具合も悪くなるから。
昔の古傷も少し痛むから。
なんて、最後の ....
開いて閉じてパカパカパカ
光った気がしてパカパカパカ
震えた気がしてパカパカパカ
手持ちぶたさでパカパカパカ
一人じゃないよのパカパカパカ
友達たくさ ....
今日はあの人に会う。１週間振りに会う。
どんな顔してたっけ？思い出そうとするけど上手くいかない。
でも、あの人のことを考えると心臓がいつもと違うリズムで動き出す。
あの人のことを考えると ....
1 2 3
0.26sec.