その唇を貪って

爛れた瞳には牙を。


爪を立てれば腐った皮膚は剥がれ落ち

貴方の最奥-ナカ-の大事なモノを暴き出す。


このコエは曝された赤い血肉に纏わ ....
粉々に砕けた星屑の海で、

一人ぼっちで船を漕ぐ。


宙をゆく旅は、

叶わなかった夢たちの残骸が放つ光で溢れ、

ひどく温かい。


波間から時折のぞく、

きらきら輝 ....
自分の将来に光が見えなくたって、恋人の中に未来を見いだせなくたって、
自分がたった一人の『自分』である事を、忘れてはいけない。

実際に無いかもしれない事象に怯えたってしょうがない。


 ....
自分がどれだけ恵まれた環境にいて、
どれだけの愛に包まれているのか気付かずに、
他人の不幸を喜び、
自分が不幸だと嘆く人間には、

吐き気がする。

私も大概気付いてはいないのだろうけど ....
秋の夜長を虫の音が彩り、

満ち足りるを知る月が中天に侍る。


私は金木犀の香りに包まれ、

その甘やかなまどろみの中で貴方の微笑みを想う。





これまで ....
泣かないで下さい、愛しい人よ。


貴方の傍らに横たわる私の亡骸に、縋ったりしないで下さい。



だってほら、私はこんなにも近くにいる。


貴方が私を想う度、貴 ....
星降る夜、

貴方の隣りで夢を見る。



温かくて、

静かで、

優しい夢。



これから先、色々な出来事があるだろうという、


期待と、 ....
きらきら きらきら

輝いているのは 命の灯

幾億万もの 煌めきが

今日もこの星で 瞬いて



あちらで生まれては こちらが消え

こちらで生まれれば あちらが消え

 ....
我らはすべて

この星で産まれ

この星で生き

この星で死す



この世界の礎であり

この世界の「今」を担うモノである



何を恐れる事があろう

何に脅え ....
キミと築いてきた時間も、


キミと紡いできた想いも、



すべて泡のように溶けて、消えて。




この腕の中には温もりのない虚像だけがあって。


もう二度と交わる ....
花でありたい。

蝶でありたい。

蜘蛛でありたい。

鳥でありたい。

蝸牛でありたい。

魚でありたい。

貝でありたい。


硝子でありたい。

大樹でありたい ....
人を想い、国を想い、

世界を想い、心を想う。



この世界は繋がっていて。

私たちはいつだって一つで。





あなた達のその瞳に映る青も、

その耳に触れる風 ....
aokage(42)
タイトル カテゴリ Point 日付
柘榴の供宴。自由詩1*09/10/16 21:12
星の屑。自由詩6*09/10/15 20:47
忘れないで。散文(批評 ...1*09/10/15 15:57
怒りと憤り。散文(批評 ...1*09/10/14 19:13
丹桂の咲く夜。自由詩2*09/10/14 18:37
死者の誓い。自由詩2*09/10/14 14:51
優しい夜。自由詩1*09/10/13 18:45
いのちのほし。自由詩1*09/10/12 22:27
愛おしいこのホシへ、讃歌を贈ろうか。自由詩2*09/10/12 1:43
君彩。自由詩0*09/10/10 21:13
願い、想う。自由詩3*09/10/9 19:22
このせかいのうえで。自由詩3*09/10/7 14:48

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