珍しく何かを呪いたい心地なのは

きっとやたらと寂しいからで

自動にんげん交流機が

ひと方向に壊れちゃったからだ


ボルトが足りないよ

ヒューズが被ってる

弦が錆び ....
君がため 冬のバーゲン付き合った 僕の財布をなぜ君が持つ?

平凡に流れる日々が嫌だなと思っているけどうん、ビューティフル

圏外の時は少しの開放感 だって誰にも邪魔されない

ぐさぐさり ....
無くしてしまうのは
こんなにも簡単な事なんだなぁ
いつのまにか椅子が無くなったのは
けして気のせいでは無いんだろう

壊れてしまうのは
こんなにも簡単な事なんだなぁ
いつのまにか椅子が無 ....
寄り添うと寒がりな君の体温を奪ってしまうとつぶやいた君

少しだけ落ち込んだ君のメールは抱きしめてよと叫んでるのか

わき腹をつついて遊ぶ君がいてつつかれ笑う馬鹿な楽しさ

何となく素 ....
かえってはいけないのだと

そう、気付きました

かわってゆくのだと

そう、気付きました

母をなくした子どものように

一度だけ泣いて彼は

振り返らずに去ってゆきました
声を忘れた
喉が乾いた
身も枯れてしまって
人間は愛せない  
空気が抜けてしまった肺が
苦しいんだ、酷く
もう泣いても良いだろうか

美しくありたいと想い
強くある事を願 ....
僕は君を愛してる
未だに君を護れるだけの力なんてないけれど
僕は君を愛してる
今更だって君に馬鹿にされちゃうぐらいに

君と居た それなりの時間を生きていた
君と見た 二人乗り遠く見える景 ....
会いたいなんて
きっと虫が良過ぎるから
会えたら良いな
なんて考えながら歩いてる

柳の下に君は居なくて
寄り添った影は短くなって
あぁ、又一つ
失うのに気付いた

君を手放してど ....
忘れ物
あそこに置いて来た
あれが無くちゃ
鼓動は止まってしまうのに

{引用=刺された傷はとても疼く}

今日僕は
血を流して倒れてしまいそうな
ただそんな気持ちでした

遺失 ....
太陽が僕を灼いて

遠くの世界歪ませた

水槽が君を囲んで

遠くの世界絵に変えた

僕は君の水槽に飛び込んで

濡れたまま手を繋ぎたい

熱い太陽に灼かれながら

水浸し ....
「メランコリー。」

可愛がってたねこが
朝冷たくなっていた
そんな憂鬱

やりたい事見つからない
夢の消える音聴いた
そんなメランコリー

だから苦しいんだ
靴下片方見つからな ....
言葉は時々嘘になる 
心は時々嘘をつく 
優しい嘘であって欲しい 
悲しい嘘は不安になるから 

君の癖 
嘘をつくときの癖 
 ....
君の細い指を

とても美しいと思う

その指がいつか

あたしに触れればいいな

君の白い頬っぺたを

あたしはちょっとつっついた
無い物ねだりする人は

どっか悪い人に見えるらしい

でもね、当たり前の事だろう

隣の芝は確かに青い


もっと欲しいと言う人は

強欲だとののしられ

でもさ、当たり前じ ....
「雨と」

溶けてしまいたい午後の日曜
外は大嫌いな雨の音
雫の匂いが僕に届いて
少し泣き出してしまいそうだ

君を思い出して午後の日曜
外は大嫌いな雨の音
伸ばした腕は行き場無くて ....
飲み込んだクスリが

とってもあっつい

頭痛がする

メトロノームのリズムで

ずっきっん
ずっきっん

仕事にいかなくちゃ

いきたくないなぁ

ずるずると緩んだ体を ....
好きだよと簡単に言えぬ関係は
やさしいけれど温もりがない

触れたいと思った事は罪ですか
伸びたこの手は空を掴んで

笑いたい時に限って一人きり
部屋に響いたコメディーキネマ
・生きるだけならつまらないから生きられるだけ生きてやる

・闇が薫れど惹かれちゃならぬ羽虫は目指す光の方
今迄痛いと思った事が

痛くなくなる寂しさに

掻き毟る様な哀しさを

僕は感じているのです
黒い服が

白い棺に近づいて

また会いましょう

約束交わす

今を終えたその顔に

ぽたりと雫は落ちました

口を歪めるその顔は

ほんのり笑っておりました
天高く時が流れて人忘れ
分かってきたのは 哀しさだけで

ひと希むぼくはひたすらひと希む それだけ長い 一人でした

少しだけ嬉しい事がありまして 
そぞろな気分持て余してま ....
ほんとうに汚い世界だと思うけっきょくあるのは偽物ばかり

いきてゆくいきられるだけいきてゆくたのしむようにぼくらはできてる
そろそろ髪を切らなくちゃ

雨の続く毎日だから

くせ毛の君がつぶやいた

ちいさなリビングに椅子一つ

君が体育座りで目を閉じる

僕はハサミでばっさりと

栗色 ....
星の輝く綺麗な森で 
ふたりの影が踊ってる 
それは一枚の絵画の様な 
光り輝く光景でした 

語らう二人を陰で見つめ 
私は破裂しそうで ....
僕を絞ったって 

何も出やしないよ 

ただ真っ黒で 

ドロドロした嘘が 

溢れて来るだけさ 
下らない話聞いてくれ 
本当に下らないんだ 
例えば空が降って来て 
僕等が全員死んでしまうような 

下らない話聞いてくれ 
本当、下ら ....
雨流れ。(26)
タイトル カテゴリ Point 日付
_自由詩010/2/15 6:44
日常はおもちゃ箱。短歌310/2/14 23:45
椅子。自由詩110/2/14 22:54
物好きだね。短歌1*09/12/11 2:39
家忘れ自由詩2*09/12/5 17:30
このみにくくも うつくしきせかい自由詩1*09/12/5 17:27
今更な話自由詩1*09/12/5 17:23
影忘れ自由詩1*09/11/29 21:35
物忘れ自由詩1*09/11/29 21:32
新世界自由詩4*09/11/24 19:15
メランコリー自由詩4*09/11/22 6:46
嘘とアジサイ自由詩5*09/11/20 5:31
君の。自由詩1*09/11/20 4:37
綺麗になりたい世界自由詩1*09/11/19 14:26
日曜日雨、僕の部屋。自由詩1*09/11/14 6:25
偏頭痛で上手にかんがえられない自由詩0*09/11/13 20:21
僕のパート、何番目?短歌3*09/11/12 20:07
都々逸伝統定型各 ...1*09/11/12 17:52
喪失自由詩1*09/11/12 17:43
喪に服す自由詩2*09/11/12 17:41
飾れない生活短歌2*09/11/12 10:01
両手に泡立つ研磨剤。短歌0*09/11/11 17:44
そろそろ髪を切らなくちゃ。自由詩0*09/11/11 4:17
よくある神話自由詩3*09/11/11 3:30
雑巾絞り自由詩1*09/11/9 3:56
下らない話。自由詩3*09/11/9 3:19

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