新聞を広げると

我が子を不慮の事故でなくし

涙ながらに悲痛な思いを語る親が


そして同じ紙面に

我が子に虐待を繰り返し

死なせた上で「しつけだった」と語る親が


 ....
『あなたへ』最期の手紙

『ごめんね。
お母さん、あなたに何一つ
母親らしい事、したことなかったね。

いつも独りでご飯を食べさせてたね。
参観日なんて、行った事なかった。
そのうち、 ....
わたしは大人に 道を閉ざされた子供

あの人達は わたしの道を閉ざした大人

子供に道を与えない 大人

大人に道を与えてもらえない 子供


だけど

わたしもいずれ


 ....
あいつ等は わたしを虐げた人達

わたしは あいつ等に虐げられた人間


あいつ等は 加害者

わたしは 被害者


でも 

いのちの重さは



おなじ
少年、

顔を上げろ、少年
そして歩け、前へ前へ

下を向くな、少年
何があっても、しゃんと前を見るんだ
前を見れば、泥を掴む事はないんだ
そして、一歩踏み出せ

走れ、少年
お ....
『もーマジ最悪』

『げっこれ最悪』

『やだー最悪』

   ・

   ・

   ・


本当の『最悪』はどこだろう?   
『寒いね』

『うん、寒い』


あの頃は、たったそれだけで

笑いあえたのに
たとえばあの人の

まい朝 わたしをよぶ声が好きで

たとえばあの人の

わたしのあたまの上をかきまわす 人さしゆびが好きで

たとえばあの人の

わたしをのぞきこむ あの瞳が好き ....
窓の外をみる

溜息をつき 先生の

長々とした講義を子守歌に

居眠りをしようとした その瞬間

君とふと 瞳があった


恋に落ちる音がした 15の春
暗黒の

無の空間に ひんやりと

寂しき星の 青がしみゆく
そこに愛があったから

恋人達は ほほえみあった


そこに愛があったから

        
                
               私はあなたが好きだけど

               あなたも私が好きだけど

               
    ....
知ってるかい?

モールス信号は 言葉から派生したもんだから

言葉がないと成り立たない事を


知ってるかい?

愛は あなたと私から派生したもんだから

あなたがいないと成り ....
冷たい氷菓子を たべてみた

きんとする冷たさとともに

かるい頭痛


もう食べまいと おもっても

やめられない


私をつかんで離さない

それでいてすぐに溶けてしま ....
観覧車にのって 赤い空を見つめながら

貴方が『すきだ』といってくれただけで

なぜだか無性に 泣きたくなった


ああ このまま地上につかなければ

ずっとずっと 幸せなのに
          
           きみに『しあわせ』だといってもらいたくて

            ぼくはいっしょうけんめいはたらいた
くろきた(166)
タイトル カテゴリ Point 日付
違い自由詩110/1/26 19:04
『あなたへ、』最期の手紙自由詩310/1/25 20:38
自由詩110/1/23 19:22
自由詩210/1/23 19:19
少年、自由詩410/1/22 18:31
最悪自由詩210/1/21 20:26
あの頃は自由詩110/1/19 17:46
かなしい こい自由詩3+10/1/19 17:44
青い春自由詩010/1/19 17:32
地ノ球短歌210/1/18 20:24
どんな時でも自由詩110/1/17 20:50
奥底自由詩410/1/17 20:46
知ってるかい?自由詩410/1/17 20:41
氷菓子自由詩710/1/16 19:24
今日だけの自由詩910/1/16 19:15
きみに自由詩410/1/16 19:07

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