暗黙に覆われた憂きの日に 
肌つきささりし 蟻走の如き責苦に耐えかね 
赤の屍衣を身につけ 細く白くか弱きものに現化す
哀れ 夢か現か されど惑わらん 惑わらん
かつての現の未練 果たされぬ想 ....
萎れた木から一匹の羽虫が飛んだ 羽虫は雨に濡れて地に堕ちた
泥水の中でも奴は生きる しぶとく生きる 足が蠢いている 
背中の夥しい数の斑点は死の象徴 色濃く鈍い色彩を放ち
羽が濡れ 長い時間をか ....
yumejiki(2)
タイトル カテゴリ Point 日付
戦慄短歌0*10/1/26 20:47
死の伝染自由詩310/1/26 20:33

Home
0.02sec.