御託
幻
塊
美意識
狼
努
はたまた、
夢
合図だよ
たかが
合図
たかがね
スイッチを
先っぽが冷えてしょうがない
そのままに
動かさない
眼も
指も
....
川の底
真鍮の石
浮き立つ
絵空事
ガラクタ
淡い眼
鯰の溜め息
心の愛撫
力無き感触が
手の内にある
ギュッと握りしめて
今日も歩く
ちゃちな威勢
ちゃちな助力
ちゃちな矛盾
岩を破壊
牛を破壊
村を破壊
時間が切れて
星が飛ぶ
溝から青虫
空が緋に
シナモン
アイツの口
波
及び、涙
滋養
あぶらだこ
回りくどい
父さん
目玉
クルクル
クルクル
コーヒー
トラック
クルミ割り
自在
コントロール
井戸の底
靴を
鳴らして
栄螺を食べて
丸まって
流れの
力で
飲み込む
ブルーな
回想
危険な
静寂
電話の鳴る擬音
電話の鳴る擬音
電話の鳴る擬音
カッコウの歌
境目の恋
....
地下鉄
議題
青椒肉絲
山羊
胚
形
便宜
陳謝
吊れ
無音
z
白い顔して
囁くな
聞こえてるんだ
君が隠れて
嗚咽するのも
砂を食むのも
話してくれよ
全てはそこからだ
僕は君と話がしたいんだ
喉が焼ける
胸が痛い
囁くな
囁くな
数歩先で
立ち止まって
後ろを向く
顔が見えなくなる
何を思うのか
何を考えるのか
何を求めるのか
わからなくなる
だから
地面に写る影が
薄くなってきた時
初めて僕は気付くのだ ....
手で君の顔を包んで
暖かい息遣いを感じたら
記憶の糸を辿って
僕は井戸の底へ
足を抱え込んで
行き交う幻覚をやり過ごし
消え去る風景の中から
ただ一つの宝石を掴み取る
いつまでもこ ....
ただ無いのだ
既に
ソコには何も無いのだ
ただただ何も無いというそれだけが
広がっている
失われてしまった
どうすることもできず
何もかも
失われてしまった
失われてしまった
....
ホルマリン漬けの赤ん坊は
もう死んでいて
笑っていようが何だろうが
それはもう死んでいるんだよ
でも、ソレじゃやりきれない
だから…
要はそういうこと
青空の下
白い花が笑っている ....
照準を合わせろ
撃鉄を起こして
引き金を引け
より正確に
より滑らかに
より冷静に
責任は誰も負わない
静かに行われるだけ
駝鳥の胴体に頭を乗っけたり
腕を八本ぐらいつけて
宵 ....
ソウル出身の彼女は
まるで人形のよう
おかっぱの髪は艶々していて
肌はプリプリ
瞬きをあまりせず
その大きな目で見つめられると
魂を奪われてしまいそう
そんな君でも
酸素を吸って
....
キャラメルの匂い
芝生の感触
白い机と椅子
小さなあの子が
オモチャの車で
犬っころを追いかける
目をつむってみて
想像できるでしょ?
そんな夢を明日も見たい
手を差し伸べて
....
1997年2月
河原沿い
多すぎる星に囲われて
世界の終わりを思っていた
彼女のお腹は大きく膨らんでいて
ソッと撫でては
白い息を吐いていた
ゴメンと言う言葉を
喉に貯めて
肩を抱き ....
ストリングスの鈍い響きが
僕を瞼の裏へ誘う
空間の歪みの余波を受け
左目に痼が残り
コロコロと
白眼を脅かしては
感情の帰着を
向こう側へ跳ね返す
テクノロジーの進歩を
左手の中 ....
ニュートンは言う
僕らの足には見えない枷があるのだと
空を飛ぶ鳥にも
鮮やかに実るリンゴにも
水中を進むイルカにも
それはこの地に生きる上での
呪いであり
宿命であり
義務であり
そ ....
獲物を仕留めたライオンは
涙をながしながら
その日の充足を祈る
子供達はただその肉を
貪り
成長すると共に
母の罪を背負うのだ
背徳の沼が
生の足を掴んでいる
知った顔で
その ....
揺らいでいる空の一端から
ある程度の意味を受け取ろうと
眉間に皺を寄せているわけだけど
どうにもこうにも…
それは啓示で
ジメジメした現況を変えてくれる
大きな力なのだよ
彼のナポレ ....
君が
ココから飛び出す時
ソッと手を添えてあげられる
そんな人になれたらな
ピラミッドの下に
埋まっている物
深い闇の中
ただひたすらに
時を刻む
状況は未知で
科学の波が
....
わかってる
わかってる
うん、
大丈夫
わかってる
うん
そう、
わかっているよ
わかっている
わかっているから
わかってる
わかってる
わかってる
....
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