「靴」と書かれたTシャツを履いたねこ


マッチ棒燃やして待ちぼうけの2人


いばらの道をスキップでかけぬける


永遠と52秒のにらめっこ


しりとりのたびいなくなるカメ ....
さわやかに生きるには魚たべすぎた 真夜中にアンモナイトは目を覚まし月の光をたべてまた寝る あこがれのバニーガールを追いかけて月まで行った行方知れずの

稲妻がいつまでたっても落ちてこないとぐろ巻いてる 「春なの? バカなの?」

あたらしいスライムを素手で殴りたいきみのしっぽにかじ ....
あこがれは。いつまでも。うたをきいている。えがかれた。おわらない。かなしみが。きえていく。くるしみのなかで。けとばした。こえ。さよならは。しずかに。すべる。せなかと。そら。ただただ。ちかくに。つきの。 .... 灰色の卵を割ったらからっぽだった。僕は黙ってねぎを刻んだ。 さまざまなことが一度に起きるこの一つの点は世界と呼ばれる あたたかな春の日差しの雨上がり傘はやさしい涙を流す 待ちぼうけ 曇天 スリープ クロロフィル アンテナ 未来 受信しました 今はただ生きる意志だけあれば良い。サナギのままで腐るのは嫌だ いつか見た風景だろうお月さん。だけどもおれははじめて見たのさ いつまでもアンモナイトは眠るだろう。うたかたと月を夢に見ている ひとつひとつの瞬間が僕をつくる
ひとつひとつの出来事が僕を変える
僕は僕じゃない。
僕は、死に続けている
死んでいった僕が僕になる
生きている僕が、僕を変える
何にでもなれる
僕は、何に ....
燃えている
空が、燃えている
夜になる
僕が、夜になる

燃えている
空が、燃えている
消えていく
僕が、消えていく
そらのないひろばにひびけきみのこえきみのかなしみきみのぜつぼう 叫びだろう
耳を塞ぎたくなるほどの
{ルビ詩=うた}だろう
目を背けたくなるほどの
てけてけとんつかたんつかたんぺけぺけぴーとかつくとかつくぺけぺけぽー 鏡を見なさい。

忘れないように

顔を洗いなさい。

なくさないように
幸福はひとさじのスープいつもよりお腹すかせて食べるのがいい てくてくと指先のぼるてんとう虫、よそ見してる間にどこか飛んでった 壁にはたくさんの時計が掛かっている。
それぞれが、ばらばらな時間をさしている。

しずかな部屋に、音だけが響く。
せわしなく動いているのもあれば、
今にも止まりそうなものもある。
それぞれ ....
気の抜けたとんびが空をとんでいる。コペルニクスに会いにいこうか まっさらな雪の上を歩くのはいい。
歩くということがわかるから。
踏み固められた道をゆくのもいい。
{ルビ他人=ひと}の重みがわかるから。
冬空をひこうき雲はまっすぐに。どこまでもゆく、どこまでもゆけ。 あのこはね、きれいなはなびら はなびらはちょうちょ ちょうちょはきまぐれなはな あの空はきっと誰にも描けない{ルビ薄紫=うすむらさき}のグラデーション 気がつけば骨まで{ルビ柔=やわ}くなるようだカルシウムが少し足りない この道は知らない場所へとつづく道なくしたものの重みを{ルビ背負=しょ}って 暗やみの道の途中にぽつぽつと火が{ルビ焚=た}かれている道しるべだろう 月を踏むうさぎの白さ軽やかに
sh(39)
タイトル カテゴリ Point 日付
知り合いはいません。川柳4*10/8/14 7:18
_川柳2*10/8/1 7:21
めざめ短歌6*10/5/11 18:57
稲妻さん短歌6*10/4/17 9:47
むをん。自由詩3*10/4/13 5:46
フィクション1短歌4*10/4/1 19:30
世界短歌6*10/3/31 5:20
雨上がり短歌3*10/3/29 7:26
アンテナ短歌2*10/3/22 8:30
意志短歌4*10/3/20 13:57
お月さん短歌6*10/3/16 18:39
ねむり短歌3*10/3/15 18:15
自由詩4*10/3/14 9:42
_自由詩5*10/3/13 8:33
こえ短歌9*10/3/9 20:33
うた自由詩4*10/3/8 7:11
ぺけぺけ短歌5*10/3/7 16:38
自由詩4*10/3/6 17:00
スープ短歌7*10/3/5 18:32
てんとう虫短歌1*10/3/3 6:12
時計自由詩13*10/3/2 7:45
とんび短歌6*10/3/1 12:08
踏む自由詩5*10/2/27 20:27
冬空短歌7*10/2/26 5:34
ちょうちょ短歌2*10/2/25 6:06
薄紫短歌3*10/2/24 6:17
短歌3*10/2/23 6:44
短歌1*10/2/22 7:15
短歌3*10/2/21 6:29
うさぎ俳句1*10/2/20 9:08

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