あたまがおかしくなるようだ。
あのうたはもう、ひびかない。
こころが遠くにあるようだ。
手を伸ばしても、とどかない。
空回りするそらの向こうに、
今日も見えない星が出ている。
ジグザグジグザグ
ぶつかりながら
ジグザグジグザグ
みぎへひだりへ

止まらなければ、
どこへでも行ける。
革命はピンボール
現実はノイズ
空白はエピローグ
静寂はナイフ
真っ白なシャツを着るんだ今日は面接 しましまの囚人みたいな服を着て四角い窓から空を見ていた あいはぶあぺんしるあるいは稲光 燃料の切れかけた
船に乗っている。
僕たちはみんな
行き先を知らない。
遠くでサイレンが鳴っている。
もっと遠くでは、
銃声が聞こえるだろう。
存在のすべてを懸けて
赤ん坊が泣いている。
そのうたに、
誰もかなわない。
sh(39)
タイトル カテゴリ Point 日付
そら自由詩4*10/2/19 4:58
ジグザグ自由詩1*10/2/18 21:13
革命自由詩4*10/2/18 6:40
シャツ俳句2*10/2/17 22:04
いつか短歌3*10/2/17 7:26
_俳句2*10/2/14 17:31
ふね自由詩1*10/2/14 11:54
サイレン自由詩3*10/2/12 21:02
_自由詩7*10/2/11 17:42

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