紺色に遠い夜空
白い月が明るく浮かんで来る
私の頭のなかには
とりとめのない考えが
浮かんでは消える

いま 空を歩いているところ
降りしきる雨のなかに
いつかの
或いは未来の
遠 ....
ゆきがちりふるのをみています
とてもさびしいこころです
とおいそらはましろくうすくらく
とおいとおい
とてもとおいのです
こころがあすにふるようなきがします

ないているのはあなたです
 ....
あの丘の上に登れば
何かが見えてくるような気がしている

ただ思考を記録するのだった
いつかくる明日の為に
ああ ああ 拍動

そして雲は流れていった
飛ぶように風

私の時は未 ....
あの人はどうしているのでしょうとふと強く思いませんかまるで野鼠のようだねとうすら寒く手を差し延べて状況はすっかり変わってしまい僕は初夏の河川敷にいる陽なたに群れている椋鳥たちを眺める辛いだろうか寂しい .... 懐かしい人から
久しぶりに連絡があった
元気にしていますかと
メッセージが来た
それは突然のメッセージで
私をじんわりと嬉しくさせた

過去の私がやって来て
机に腰を下ろした
あの頃 ....
白い砂漠を
透きとおるように走り
ドアを開けるひと

十字路から続く
道はあおく
どこまでも続いている
この土地に立つわたしに
何が見えるのかと聞く
見えるものは全ての風
見えない ....
短い詩をうたったのに満たされないのは
私の謎のせい
その謎は確かに
暮らしにまみれた泥の底で
息切れしそうに脈打ってあるのだけれど
同時に広がる外の世界にも
存在として在る気がするのです
 ....
私は組織に組み込まれている
書類の最後には自分の名前を書く
私は複製されて散らばってゆく
その様をありありと想像して目を閉じる
遠く離れた何処かの国の街並みを
おぼろげに仰ぎ見るような感覚
 ....
書類を見ていると 何か
忘れものをしているような気になってくる
言葉の海に眠る時間
私の思い出さない何かを
確実に彼らは知っているのだ

紙の上に印字されたメタ・メッセージが
私をひきつ ....
空が飛ぶ
飛んで燃え広がっている

白い夕陽
幾つにも降り積もった雲の波はどこまでも続いている
生き物の影は見えない
分厚いガラス越しに呟きかける
姿の見えぬ渡り鳥にあこがれるように何度 ....
時間がないと

あなたの声がして

水色のひかりが

瞬き続けるのが見えた


深淵を覗き込もうとする無数の眼を

ひたすらかき分けて進む

子どものような眼で

誰も知 ....
夕焼けに飛行ねこが飛んでゆく

夕焼けに飛行ねこはあうのだそうだ

赤く熟れたトマトとクリームチーズくらいに

飛行ねこは大きな群れをつくり

それはまるでひとつの地平線を形成している ....
場が照りつける炎天下

文学は言語の恐ろしく立体的なホモトピーだよとぼやいていた
あの方達はお元気か

あついあついこんなに暑くてはかき氷も冷めてしまうよ
しかし衝突が起こりますなあ

 ....
取り引きしよう
取り引きしよう
おおきな船を空に浮かべて

むずかしければなんとしょう

いい考えがありますよ
青い芝生にねころんで
片手をくるくるまわします
たちまち現る巨大な姿
 ....
横断歩道でフライング渡りする
ビジネスマンらしき人と目が合って
そう、私も指標にしている
あなたをだ

狭い地方都市に
気だるい午後の陽差し
何処にも行けない連帯感

話をした後生き ....
薄暗き実験室の窓枠にシンボルひとつ干されていたり



短歌について
http://miya-miya.at.webry.info/201109/article_9.html
違う/同じ

全ては前提条件のうえに踊る



ラグランジアンはお好きですか

aとbが群のなかで情熱的に僕を呼ぶ

彼らとは虚数にちかい関係

負にならなくたっていいのに
 ....
白梅やふと仙人の声がする


自然との交感を俳句に読んでみました。
ブログ
http://miya-miya.at.webry.info/201107/article_2.html
まっすぐに伸びた楡の根元に座って

視界に収まらない空を見ていた

眼球の限界―

やはり人間は限界のある生きものらしい

銀色の飛行機が頭上高くを過ぎる

遠ざかってゆく機影に憧 ....
i am a key
because i'm flying the world

talk their justice
it's your fort
be their wish
it's  ....
ホームページの紹介にこの場をお借りします。

生きとし生けるもの、いづれか歌をよまざりける
http://www.eonet.ne.jp/~tobeistodo/


詩、短歌、俳句など
 ....
宮岡絵美(21)
タイトル カテゴリ Point 日付
飛行船自由詩613/10/9 13:50
ゆき自由詩213/1/31 15:34
境界の向こう自由詩612/10/8 10:53
迷う自由詩412/4/7 15:36
あの日の手紙は、ふいに自由詩312/3/27 13:04
自由詩412/3/25 17:08
君が在るということ自由詩212/3/1 15:56
訪れる明日はまだ生きているか自由詩412/2/12 14:17
言葉と時間自由詩712/1/15 14:25
飛行機から、いま自由詩4*11/12/23 11:41
鳥の意思、それは静かに自由詩211/11/30 13:53
平行世界、飛行ねこの沈黙自由詩611/11/20 11:10
星図としての家系図自由詩311/11/12 14:04
空の下自由詩211/10/20 10:59
故郷自由詩211/10/11 18:55
うたう☆クラブ10月号掲載短歌111/9/25 11:59
imaginary number自由詩411/9/25 11:56
伊藤園新俳句大賞佳作特別賞俳句3*11/7/10 11:55
遠景自由詩511/7/10 11:13
no name自由詩211/2/14 20:09
ホームページのご紹介おすすめリ ...210/10/17 11:12

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