花柄のパンツを履いたあなたなら祈ってくれるような気がして


枕には顔などないということを証明するため眠る民族


クレイジー・ソウルならコーラ割りだよね「ね」って言ってくれるだけ ....
問いつめた場面の数だけシェイカーをふってもらおう力いっぱい


あんなにもいとしいすき間があるなんて 知っていたのに君をうしなう


くちびるを欲しがっているわけじゃないきらめく氷 ....
そのままのあなたを籠でさらいたいもっとそのままになればいい


抱きしめた数だけ夜が明けるなら二段飛ばしで会いにいきます


花ひらくとき凝縮し花ひらくときを待ちわび薔薇の茶をほす ....
午後4時に並んでぽわっと浮かびたつ燈籠に出会うたびにあいさつ


参道のそばの図書館『風の婚』たずさえ帰るわたしはどこに


ゆらゆらと歩く母娘はチワワには好印象でも我は好かない


 ....
じんわりとバターのしみたトーストの上にあなたの奇跡が躍る


湯面には浮かんで匂う花たちの浸るおんなのやさしい胸の


公園でトランペットを吹いている野良猫を代表したひとが

 ....
nenrikigirl(5)
タイトル カテゴリ Point 日付
水深短歌111/5/23 22:06
浅海短歌111/3/30 1:12
まぼろし短歌011/3/14 1:00
参道参り短歌1*11/2/5 1:53
短歌211/2/2 0:24

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