コンテを
やっとにぎって
色鉛筆
つかんで
ちいさな
ちいさな
キャンバスに
なんじかんもかけて
きみがくれた
ぷれぜんと


手術の日から三年
かたつむりのように
きみは ....
どこへゆくのか
風よ
ひゅーひゅーと



どこへゆくのか
空よ
ふたりの
心よ



こんな
秋晴れの
爽やかさのなかで



どろどろと
煮えたぎる
怨念 ....
うみのうえで
きらきら
きらきら

右手も
左手も
えがおいっぱいのV。
 ・
 。
 ・
 ・・・・・
 。。。。。

V、したい。

左腕
だめみたい。

右手 ....
田舎の首長がそっくりかえっている秋
秋桜が欠伸している
どこへ行くの
と、聞くので

おれの中へ、おれ自身へ
と、答えたら
牛は

モウ〜とひと鳴きして

とてもつまらなさそうに
空へと消えていった
空は
あくまでも
空であり

雲は
いつものように
雲であり

雨は
定義のように
ふり

木は
そのとおりに
そこに
立ち

風は
かぜのままに
ふく
買イものNiにイくんだヨ、asita

ほんとうに
嬉しそうに
きみは言った

じゃあ、おれにも
なんか買ってきてくれ
と、おれは頼んだ

♪う〜ん♪♪♪・・・・・
ウ〜♪♪ン〜 ....
眸は走りにはしった
コーナーでころんだけれど
めげなかった
薫はいっぱい昼ご飯をつくった
アレルギーが起きないような
ジュンイチは父兄リレーにでて
結構いいせんいってた
ご両親と姉さんも ....
何もかもが嘘
工業用の米が
いつの間にか
最高級肥後米になっている。

それを食わされる
入院患者


もうければイイジャン

イイジャン
イイジャン

見逃せば金
だも ....
ふりんしてるみたいだね
と、
はじけるようにわらい
おれに
だきついてきた
あなたは
とても
かわいらしく
いきいきして。

しゃしんとろうヨ
シャッターをオートに
おれのみぎ ....
三年間
そうしているように
病院に行った。

コップ一杯の
とろみ茶を
二時間かけて
きみは飲み、
歯磨きをし、いつものように、ぼくが磨き。

病室にもどって
ベッドに寝かされ
 ....
最近ずっと来れなくてごめんね。
オードムーゲも、結局洋ちゃんに買わせてしまいました。
すいません。使えん娘で・・・・。

久しぶりに顔が見れて嬉しかったし、
また頑張るぞパワーをもらったよ。 ....
今日も明日もどんなときもずっとずっと





※大黒マキ「ら・ら・ら」
ひまわりが
なみだをうかべて
舞っている
テレビ電話の
むこうに
裸のきみがいる

削り取られた脳や
数えきれない全て
の代わりに
神は
きみの
コアを

ここに
表出させた
手術の日から
三回目の
誕生日を
祝おう。

ぼくの
誕生日プレゼントのひとつは
きみの
じゆうが
羽ばたける
新築の家

おめでとう
みち

一時間の
外出許可を取り ....
じゃ
行くね

と、病室を
出かかると

いっTe・・て・・らっしゃい

せいいっぱいの
太陽の声が
きこえるんだ


なみだを
飲み込みながら
おれは

うん、
 ....
お父さんは
となりにいるよ


夜、仕事を終えた次女が
君の病室に行くと
ほとんどの場合
君は眠っているんだけれど


次女が
病室に入ったとたん
なぜか
ぱっちりと
瞳を ....
みんなが

みち、

きみの
えがおを
待ってるんだ。



あの日
すべてを
うばわれ

すべてを
否定され、

いま
きみも
おれも
ここにいるけど。

 ....
ポータブル
OR
トイレット
??

う〜ん・・・・・・
う〜ん・・・

トイレ!!

三年ぶりに
セルフ ウンチョス
の、
意思表示

脱オムツ宣言

光の
脱オ ....
愛は
オムツをしている
三年前から
突然
オムツを。

愛は
ウンチョスや
シッコを
やっと
オムツに
出来るようになった。
下剤のおかげでね。

今日
トイレに行ったん ....
愛が
ドロドロと
刻み食を
唇から
垂れ流しながら

こんなに
早く
食べれるようになったんだよ
こんなに早く

スプーンを
口に運んでいる


おれは
うんうんと
 ....
三年間
女を抱いていない

あなた以外の
女は抱かない

エイリアンと
プレディターが
戦っている

紅い月が
ウインクしている

おれたちの夢が
海をわたってゆく
きみが
たいせつに
たいせつに
いのちのように
育んでいたから
おれは
三メートルにのびた
ポトスを
切れないでいる
ありがとう


いつも
いつも
どんなときも

自分自身が
うごけなくなっても

おれの
だいすき
であってくれて



ありがとう


いつも
いつも
 ....
遠くはなれて
きみよ

病室のベッドで
ねむたそうな
よるのきみよ

リハビリで
くたくたに
つかれた
きみよ

ookinaあくびひとつ
KISSをしようよ


つい ....
枝をつまんで
口にはこんで
種を
枝につけたまま
残して
きみは

二十五個の
さくらんぼを
おいしい、おいしい
と、むせもせず
たべたんだね



今日の
さくらんぼ ....
この国では
常識という名の良識は
もはや死語となり
それを
語る者は
アウトサイダーを刻印され
片方の唇を軽く歪めたかれらに
まったく相手にされない

そうとも
この国は
もう
 ....
桜の花の咲くころ
おれは嬉々として
この職をさろう
そして
この
木の香りのする
おれたちの
新しい住みかの
ペアガラス越しに
ゆったりと
ゆったりと
桜の花をみよう

きみ ....
草野大悟(422)
タイトル カテゴリ Point 日付
ぷれぜんと自由詩408/10/30 22:54
風よ自由詩108/10/22 22:48
V、したい自由詩308/10/16 22:00
瘡蓋カサブタ傘豚自由詩108/10/8 23:01
自由詩308/10/7 23:38
空は自由詩208/10/2 21:31
買い物川柳2*08/9/24 23:57
運動会自由詩3*08/9/21 21:44
嘘つき列島自由詩3*08/9/17 22:06
ふりん自由詩3*08/9/16 23:18
べえ〜自由詩4*08/9/15 21:59
みっちゃんへ自由詩1*08/9/15 21:07
ずっとずっと一緒にいようね自由詩2*08/9/2 22:54
青空自由詩2*08/9/1 22:39
コア自由詩2*08/8/27 21:54
ボン・シャンス自由詩3*08/8/11 23:22
いってらっしゃい自由詩5*08/8/7 23:28
となりにいるよ自由詩4*08/8/5 23:12
えがお自由詩1*08/8/2 21:55
セルフ ウンチョス自由詩308/7/23 22:42
愛Ⅱ自由詩308/7/21 21:03
自由詩308/7/21 20:43
抱く自由詩308/7/21 20:19
紅い月Ⅱ自由詩208/7/7 23:24
ポトス自由詩108/7/2 23:12
女神たちに自由詩108/7/2 22:02
KISS自由詩208/6/30 22:36
晴れ、今日はさくらんぼ自由詩408/6/28 23:02
地の声自由詩308/6/26 23:03
桜の花の咲くころ自由詩408/6/25 23:32

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