行かないでほしい と
 テレパシイなら何度でも送りましょう
 言葉はあなたを遠ざけました
 言葉はあなたと出会わせました
 卑怯者!ペテン師!と罵声が飛び交う
 美しい午後があいさつし ....
心を肋骨の隅に隠したまま
街を徘徊するのは
あなたたちへのあてつけです

楽譜の中に落書きをして
戸惑うあなたは
滑り落ちたおとを
「ほら、みてごらんよ」
とつまむ
誘導尋問だと ....
あなたのあしおとに世界は絶望した


    理性が邪魔だ


まっすぐな瞳と誰が決めただろう


    正しさを解体した


手を差し伸べるなら最期までついてきてくれま ....
とろけるような綿菓子だと思っていた


濃厚なコンデンスミルクだと思っていた


綺麗なキラキラのビー玉


真夏のサイダーの炭酸の煌めき


つららから垂れる雫


 ....
ブルーの大きな背中は
人々の中でぽつりと
丁寧にナイフを入れるような
甘美な眼差しで
ひとりひとりを刺し殺した

          ジークハイル

「「目つきが生まれつき悪いもの ....
さまよう、血の気が、自由を探す、手のひらになって
ふるえるのは、海
血は、垂直に、頭を下げて
プラットフォームの先のあなたを見つけて
とりはだ
     空気がぬけた

病院の匂いの ....
灰色に淀んできた、わたし、を確認して、少し距離をとってみます
見るもの、聞くもの、(殺)雑音であるなら
それは、そうなのです、それで、何です
人は嘘をつきますからね、そりゃあ、
口がありま ....
小刻みにゆれる帽子の主は
彼は
彼も詩をかいているに違いない
(だってまるでわたしみたいなのだもの)
そんな気がして
(不躾であります)少し覗いてみたのです
彼のメガネごしに
しかし ....
首すじをなぞる舌から抜け出してぬるい空気に隠れたいのに

浮き上がる骨を暗闇越しにみて誘い出てきた夜の虫たち

じんわりと夜に吐きだす真っ白な歪んだ煙とわたしの恋

安らかな旋律へ変わ ....
あなたの狂気に触れた時わたしは海の底へしずんでしまいたかった
あ、共鳴してる。
(そんな気がして)
熱くなるのに気づかれないうちに海の底へしずんでしまいたかった
(深海はつめたいわけではあ ....
純愛する?

する。しない。しません。

シャネルの真っ赤なルージュは、純愛と口をすべらせた(真顔で)
つやつやの誘惑の中に
少女は立って(コンタクト)
その口はもう一生治さないつも ....
なにもない
強引に唇を終わらせたら
ほっとした心臓ごと
浮遊
するだろう

なにも、、、、
そんなこと云わなくても

わたしの頭上に
落ちてこなくてもよかったのに

 ....
c(42)
タイトル カテゴリ Point 日付
海へもどる自由詩1*11/6/17 6:11
これは世界へのあてつけで自由詩5*11/6/14 0:46
無表情市民自由詩1*11/6/13 3:52
事勿れ主義自由詩1*11/6/13 3:31
ヒットラーと食らう、ショコラ自由詩211/6/10 3:42
言い訳自由詩011/6/6 22:06
知らん顔を覚える自由詩2*11/6/6 21:48
喫茶店にて自由詩3*11/6/2 19:47
真夜中短歌1*11/5/31 3:48
共鳴自由詩7*11/5/31 1:22
好色浪漫少女自由詩1*11/5/27 3:32
なにもない自由詩2*11/5/26 2:51

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