キャンドルに灯をともして、意味のあることやないことを語り合うような夜が欲しかった。

オレンジ色の光のそばで浮かぶ顔を、その顔を、目に焼き付けるまで見つめていたかった。

彼にはいつもそんな時 ....
完璧なうそをつきます君のためたったひとりの女神降臨



レイトショー:スピリチュアルなともだちと遭遇概視感星がきれいだ



砂遊び いまだに君が作るのは壊したはずの両思いの城
 ....
幾億年同じ軌道を廻ってる地球の上で今日も「しにたい」



八月の溺れる海で彼は呼ぶ寺山修司寺山修司



台風の風に流した万札をだれか拾ってくれたらいいな



赤坂でメル ....
きみが「お詫び」で買ってくれた黒いワンピース、
約束どおり、きみのお葬式に着ていくね。




楽しみ
ウォーターベッドに溺れていて、誰もたすけてくれやしないよ。
深夜まで待っていたのはいいけれど、
ここは永遠だったから、誰にも見つけられなかった。


揺さぶられて


あくる日、偽物の ....
知らないこと、
知っていること、
パンダ中継、
わたしはここにいないことになっている、
願望、
とその逆の事実、
実態、
謙遜と、
彼の左目、
リップグロス、
観たくもなかった戯曲 ....
愛情に子供ができてころした日「時間があれば時間があれば」



素通りした国道沿いのその町に君は住んでた知らないひとと



演技した断片ばかりの鉄塊にアウトサイダーアウトサイダー  ....
さびしさとタスクバーの片隅にひかる閃光全身で雨



名付け/ず/に//季節/を/過す////青春/////の/区/切り/を憂うこ/と/の/な/き/よ/う



カーテンやライトをすべ ....
(天使なので)わたしのこよみは残念ながら、あなたのものとはちがいます。同じ季節を生きていると勘違いしてやわらかいにんげんのようなテクスチャのぬくもりに唇をはわせていたと思っていたなら、あなたは本当にお .... かしこい子はすばらしいと
うたうおとなたちの心理を
わたしはすりつぶして粉に
したところにたまごを入れ
ホットケーキを作りました。
とても、あまそうな山です
つぶしてみたってなにも、
仕 ....
トンネルの途中でせんせいが朝が来たよと言った
どこに来たのかなんてこわくて訊けなかったよ

それよりもiPodの電池が切れそうでおそろしいのです

地上のあの子の爆発がおさまるまでもつだろう ....
〇さっき
甲板でその花は無理やり咲いていた、それを、わたしはみていて、本当に生きていたいのだなあ、と、潮風やしぶきや嵐にさらされても、ひとりぼっちでも、咲くんだなあ、それを、わたしはみつけることがで ....
きみはいつも言葉をえんげきのようにつかうね、という言葉がとてもえんげきで、
わたしはそういう風に話すあなたのことばにこたえていたからそうなったんじゃないですかあと、い
言えなかったのたけれども、そ ....
壊れることが許されなければ再構築されることは永遠にない
、だろ、しってるだろ、わかるだろ
循環が進化だと云ったのは、きみだったね
そうか、結局はじめから、

引き留めておきたい気持ちも気持ち ....
いつも風上に身をおいて
あなたは、だいじょうぶですか
と問う ぼく
気高いきみでいてくれといわれた日
そうありたいといちばん願っていたのは

たやすい
いやいや 余裕ですよ

航海し ....
軽くなった背中は
じぶんの骨格をおぼえているかい

あいつを鷹を
しばらく見ていないんだ

形づくっていた骨
いっぽんいっぽんの組み合わせ

こうやって生きていたのに

眠ったら ....
ひとりにさせてほしい悩みと
あなたにいてほしい悩みとでは
どちらが優先順位を持つのだろう

イヤホンを外す合図で世界が終わればいい
だれの助言も耳に入らない夜だ

雨音を掬っては亡いこと ....
すっかり きれいな
さっぱり わかれた
そのかお わたしは
みずべで ねそべり
きーんと きこえる
はてのね ふれたい
むりなの わかった
みんなが ないてて
わたしは わらった
し ....
おかあさんは空からばらばらになって降ってくる
ぼくが呼ぶたびに、こたえてくれるのだった
地下深くにねむっていたまものの声が
その空に響くたびに
十五年という年月の短さと
まだ君は鉄道を降りて ....
もっともっとすばらしいゆめをみせてくれよ、と、
格好つけてわらう小鳥たちはわらわれる
おそいわよ、なんて言われたって
あなたのじかんとわたしのじかんはちがうなんてこと
はじめからわかってるんだ ....
佐伯黒子(20)
タイトル カテゴリ Point 日付
いちばんの孤独散文(批評 ...014/10/5 23:44
超絶女神的恋愛考察群短歌112/10/29 15:09
青年の/芸術よりも深い哀短歌012/10/29 14:53
純粋自由詩212/10/17 1:00
202号室自由詩212/10/17 0:18
明日持っていくもの自由詩2*12/9/25 2:07
硝子を飲んで透明になる短歌412/9/19 11:52
ヘリウムガスと絶望と恋短歌612/8/23 1:13
マスカット自由詩3*12/8/17 23:50
ホットケーキ自由詩6+12/3/17 17:06
ミラーボール自由詩412/3/14 0:45
甲板の花自由詩4+*12/3/12 23:01
えんげきてきな、自由詩612/3/12 0:12
だれかの高周波音自由詩412/3/9 23:51
航海していた自由詩2*12/3/8 1:56
しくみ自由詩812/3/7 1:04
だれの助言も耳に入らない夜だ自由詩3*12/3/6 23:09
だだだだ自由詩20*12/3/5 15:38
ジョバンニへ自由詩10*12/3/4 2:22
ゆめのなかだけです手が伸びるのは自由詩512/3/4 2:11

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