節分もほんの少しすれば すぐに
一週間前の食事みたいにわすれていって たまに
雪の上でしめって ふやけた
鬼のお面をみつけて思いだすぐらいなもので
このお面はずぅっと変わらんなぁ
そうやって ....
    とうめいな、
    くうき。
    とまる、
    おんど。

    しろになる、
    せかい。


{引用=
     *

  *

*     * ....
まずい飯を食べていた
ウェストミンスター橋の端
ビッグ・ベンが見ている
今日はまだ
雨が降らない
ロンドンが霧と雨の街だっていうのは
あんがい真に受けていい
あとは
春だと思ったら冬だ ....
札幌発・北斗星4号
B寝台で向かい合わせた
働き盛りの会社員の
聞こえそうで
聞こえない
独り言を呟く癖が
あまりに父に似ていたせいで
初めて上野に行くというのに
考えるのは父のことば ....
つまんない
なんかもう
笑えない
一年中
どうすればいいかわかんない
明確な明日
その先の輝かしい未来
そんなもんフィクション
どうすればいいのかって
一年中
つまんない
ほんと ....
すいみんやく飲んでもねないねないねないねむる気もないアリバイ作る

2時3時4時5時6時7時8時9時10時11時12時

不眠症 不眠症! 不眠症? ねむらないだけ やあ13時
蝶々が飛んでいて きれいな

掴まえにかかる やさしく やさしく やさしく

やさしく 掴まえにかかれば誰かが先に掴まえる あらっぽい手つきで

そんなのはたいてい 三つ数えてる間のはなし
故郷が絵に描いたような田園風景だったら
よかったのに
なぁーっ
「あの美しい」って
帰るところを修飾できたらいいなって

ビルとビルの隙間から生まれ
コンクリートと酸性雨のあいだで育ち
 ....
1.

「また来ます」
先々月のことだったかな
確かに言ったんだけれど
未だに行ってない
先月、行くつもりだったんだよ


2.

しらないひとの葬式に
飛び入る



むし


3.

右目が ....
仕事帰りの274号線
携帯電話のテレビ機能で
日ハムが優勝を決める その
しゅんかんをもくげきした

野球なんていつもは観ないのに
稲葉が打ったとき
おれは
イナバァァ
って言った
 ....
好きな歌の
詞の
しらないところを
ら・ら・ら
ごまかして
はにかんで
ついでに風を舐めて
ら・ら・ら、で
詞のしらないところを
ごまかすみたいな人生だったと
でたらめにうそぶいた ....
お天道様が予定通り昇った事への感謝でカロリーを消費する、
みたいな朝に
きみが
小難しい事について訊ねて来ても
ぼくには答えらんない
それが例えば昼の話だったとしても同じで
そしてぼくじゃ ....
木星の引力に捕まって
吸い込まれるような
吸い込まれるように
落ちるように
…・・・ ・ ・ ・
も、も、燃え尽きる火山
(上手く喋れない!)
体が灰色をしているぅぅ
裂けそ
う裂け ....
地球の氷が解けたら南極に住みましょう→水没まで

箱舟にはどうせ乗れんのだろうし、ねぇ
ねぇ、ほんのり暖かくなった南極に住もう


では皆さん、生ハムをチーズで巻いて下さい

   先生、チーズを生ハムで巻くのではないのですか

いえ、生ハムをチーズで巻いて下さい

   先生、生ハムはチーズでは巻けないと思 ....
雨が降っています
引力に引かれて。

同じ時間、地球の別のどこかでも
雨は降っているでしょう
僕には分かる筈も無いけれど
大地ならば手に取るように知る事が出来るでしょう

それは
乾 ....
「ロックンロール」
が口癖であるかのように
毎日3コードの事ばかり考えてる
きみ、

体重を測定したら
“痩せ過ぎ”の烙印を押されたね
でも
「3コードの方が重要だ」
って
きみは ....
寒空に
何を見るのか
ふゆかもめ
凍てつく海は
薄氷となり
いつもいつもいつも
いつもいつもいつも
いつも
夕になったら眠くなってしまって
そのまま夢に消えてゆく

タイム・イズ・マニィ
いつの間に
僕は夜のしじまに焦がれてしまったのだろう
 ....
さぁ
体重が40kg台に乗りました
いよいよもって健康と
今生のバイバイバイ

階段は魔の地と化したみたい
つるつるの道路は無法地帯

ねぇ
誰かバイ・オア・ダイなレコードを譲ってく ....
緑色のコップは
プラスティック

プラスティックが緑色の
コップ

どうでも良い事を気にする細胞と
可笑しくない、可笑しくないよと
言い聞かせる
細胞、細胞、細胞

緑色のプラス ....
ふ に ゃあぁ
ふに ゃあ ぁ
ふに ゃ あぁ

恍惚恍惚恍惚恍惚
恍惚恍惚恍惚恍惚
恍惚恍惚恍惚恍惚

きンもちえーわァ。
進軍ラッパの音が聞こえる
軍靴の土踏む音が聞こえる
兵隊さんたちは今から
憎き敵をぶっ殺しに行く所です

銃声のコーラスが
大地を揺るがす時

The Killing Time, and It's S ....
大雪が降ったら降ったで雪かきに見せかけながら遊ぶべベイビー パソコン(以下パソ子)がぶっ壊れたらしく、パソ子が元居たそこには「修理中」という書き置きしか無かった。
同時に何が壊れてるのかも書いてあるっぽかったけど、暗号じみていて僕には読めなかった。
要する ....
朝でなく夜でもなくて目覚め悪く夕陽遮る白天井

全身を駆け抜けてゆく閃きは貫く光冷えた弾丸

裂かれた身夢での出来事ではあれど痛む身 頭 “戦争ごっこ”

偏頭痛 止まったまんまの ....
僕の体をチンするには
でかさが足りないぜ、ベイビー
昨夜はそんな夢を見
てません

昼に食べたコンビニ弁当
の、冷め具合が食べ頃
の、おにぎりみたいな存在感
おにぎりはチンしない派の僕 ....
鏡の向こう側に居る僕とバトンタッチ
右手右足と左手左足のチェンジ
(顔は左右対称じゃありませんあしからず)
正反対の自分になりたくてさ

とは言え
左回転を始める時針が
左右ひっくり返し ....
あと1ヶ月もすれば
月が地面に落ちてくるでしょう
というニュースを見たら
どこに逃げれば良いのかしらん?
多分
地球無くなっちゃうのよね

そうだね
その通りだね

じゃあこの際
 ....
※ある少年

紙飛行機作りに熱中し
記録はとうとう高度1万メートルの大台です


※ある犬

犬は棒に当たると聞き
小便がてらに予め電信柱を折りました


※あるテレヴィジョン ....
たいにぃぼいす(67)
タイトル カテゴリ Point 日付
鬼のお面自由詩1*08/2/4 0:51
ふゆのよる自由詩107/5/9 15:54
倫敦夢自由詩2*07/5/2 2:06
父から学んだのはネクタイの結び方とバナナシュートだけ自由詩707/4/29 3:09
a go go自由詩407/4/25 22:08
不眠症短歌307/4/24 21:25
頭でっかち未詩・独白007/4/23 3:50
どうか、ノスタルジア自由詩107/4/23 3:49
グラスをあらうのをためらっている未詩・独白006/10/13 1:08
イナバァァ自由詩106/10/12 23:05
ら・ら・ら自由詩106/9/25 23:03
地球の自転に合わせてぼくらは回転する自由詩105/4/11 1:42
引力自由詩005/4/2 22:57
水没未詩・独白105/4/2 22:57
生ハムをチーズで巻けない自由詩7*05/3/11 2:07
あめ自由詩3*05/3/5 0:59
華奢でロックをかすりたい男の子自由詩3*05/2/18 11:09
流氷かもめ携帯写真+ ...4*05/2/13 15:32
淋しさマシンガン自由詩5*05/2/9 1:13
47kg自由詩4*05/2/5 0:34
グリーン・グリーン・プラスティック自由詩1*05/1/31 5:03
愛(ら)撫(ユー)携帯写真+ ...2*05/1/23 21:57
燻らす煙、行先は天国だったり。未詩・独白1*05/1/20 22:20
ニセ雪かき短歌3*05/1/20 19:33
パソ子散文(批評 ...205/1/18 17:38
Wake Up at 6:00 P.M.短歌2*05/1/17 23:54
電子なレンジ未詩・独白2*05/1/15 18:16
8自由詩1*05/1/13 22:09
ホームシックについて。未詩・独白2*05/1/11 2:14
とある未詩・独白3*05/1/10 23:36

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