わるい夢をみた とても悪い夢だ
ぼくの言葉が愛しさを失うなんて
きみのこころからぼくがいなくなるなんて

そしてそのままぼくはきみと一緒にぼくの半身まで
失くしてしまった
半分だけになった ....
朝に目覚めて想い、
昼の珈琲に想い、
夜に浴室で想い、
夢でも君を想う。

いつからかこんな毎日を過ごしているだろう。

いつともわからぬまま、
想いだけが心に染みる。

そう、こ ....
ぼくたちはぐるぐると回転しながらすすむ球体である
孤独な球体がまっくらな中を流れにそって進んでゆく

むかしは角ばっていたぼくもずいぶんと丸くなってきた

なかまをみつけると互いを求めて近づ ....
伸ばす手に
目覚めて気づく
静けさに
冷めた空気は
この手の先に
その姿は太古の時代と寸分違わぬという。
その遺伝子はなにを聴き、なにを目撃してきたのだろうか。

めまぐるしく変化を遂げるこの世界を、どんな思いで眺めているのだろうか。

それとももう結末ま ....
つながり、とういものについて考えるとき、
ぼくらはともすると即物的になってしまったりする。

もちろんそれはそれで真実だった。

手をつないだときのあの人の手のひらは、確かにあって、
とて ....
遠いむかしの風景は
なぜだかいま眺めるそれよりも
幾分ちいさくてちっぽけだとさえ言える

それは自分が大きくなったから
だなんて理屈を聞かされても
納得なんてできない

僕が思うには
やっぱりその風景 ....
僕は僕として
今朝も時計のネジを巻く

君は君として
今日も自転車のペダルを踏む

今日は今日として
日が昇っては落ちてゆく

減った荷物に増えた荷物

もう来ない新しい昨日にき ....
知ってるかい?

雪っていうのは、雨から変わってゆくときに
たくさんの音を吸収するんだよ。

だから、ここから見下ろす街はいつもと違って、
こんなにも静かで穏やかなんだ。

でも、気を ....
頭にぽつかりと浮かんでゐた

たいせつな言葉を ほんとうにたいせつなのに

風がさらつていつてしまつた

残された僕はただただ吹雪に打たれてゐた
いつも冗談ばかりでごまかしてたけど、
真っ黒な雲が空を覆っているのを知らないわけじゃない。

でもそれはどうにかできるようなものでもなかったし、
望まれてそうしていたと言えないこともないらしい ....
あのとき
僕が流してしまった涙は
本当の涙だっただろうか

ひょっとして
あれは作りもので
まだ君はそれをそっと
隠してもっているんじゃないだろうか

そしてそれ以来
僕は涙を流せ ....
どこまでもいけるなら
どこにもいかない

どこにもいけないから
どこまでもいきたい

いないから恋しい
いてもまだ恋しい

きみとならどこまでもいける気がしていた
今日
空を見上げたら

そういえば
雲が大きな口で

なんとか
太陽を食べようとしていたよ

そしてさ
フロントウィンドウから

見上げた
その空は僕の住む

街を覆い ....
全て押し潰してしまいたいという衝動
何処かに身体1つで飛びこんでみたいという欲求

そうすれば満足できるかも
そうすればなにか変わるかも

雨降りの夜に身投げした少年は
雨粒がどれだけ光 ....
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タイトル カテゴリ Point 日付
半分の自分自由詩006/1/17 12:36
左手の恋自由詩0*06/1/17 9:18
ゴロゴロゴロ自由詩006/1/12 14:54
手歌短歌2*06/1/11 17:24
LILY MAGNOLIA自由詩1*06/1/11 14:09
つながり自由詩1*06/1/11 14:03
遠景≦近景携帯写真+ ...2*06/1/11 10:50
手紙自由詩2*06/1/10 16:50
雪の季節の心得自由詩0*05/12/22 12:24
一陣の風携帯写真+ ...1*05/12/22 11:44
今日はまっすぐな言葉で話そう自由詩2*05/12/21 15:22
涸れた自由詩1*05/12/21 12:06
どこかの街にいる人よ携帯写真+ ...1*05/12/21 1:29
自由詩3*05/12/19 19:11
世界の果てへ自由詩2*05/12/19 16:52

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