星と星をむすんで
銀河の階段を
私の窓辺へ

サンタさんが
いちばん最初に
きてくれるように
シクラメンの
紅のふとんで
少し眠らせて

すてきな夢が
見られるように
さざんか
ひとつ ふたつ
咲いて
花びら ひとつ
旅に出た
芝生の海の
まん中に
さざんか咲いて
紅一点
ル・ラララ
うたをうたおう
わたしたち
そらに
おおきなそらに

ル・ラララ
ほほえみかけよう
わたしたち
きみに
だいすきなきみに

ル・ラララ
ねがいをかけよう
わたし ....
わたしは“さみしがりや”です
だから
誰かにそばにいてほしいのです
そう
誰かに

誰でもイイケド…

君が最高♪
夕焼けに 流れた涙 過去に落ち 微笑みながら 消えてゆく 君がふと
だまりこむだけで
私は遠くへとばされる
沈黙という名の遠心力によって
私は遠くへとばされる
ぽっかりと 息はわたあめ 冬の朝 空もため息 白い月 木から木へ
想いの電波
発信中!
ぴぴぴ…ぴぴっ!
今年一年の空を
あなたへ伝えたくて
ぴぴぴ…ぴぴっ!

落ち葉の中に寝転んで
私も思い出す 空を
そしてどさくさに紛れて
ぴぴ ....
誰のためでもなく
何のつもりもなく
ただ生きていること

出会いと 別れと
悲しみと 愛しさと
ゆっくりすぎる“時”に思う
かけがえのない想い
これからが冬
去年とは違う冬
来ないメールは放っておいて
宝探しに出かけよう
輝く冬の宝物を探しに

想いが描いた船に乗って
大空へと出かけよう

ほら輝いてるよ
あっちにも こっ ....
いやだと思っても
逃げないで
大丈夫だよ^^
ゆっくりほほえんでごらん
ほんの一歩
こちらから
踏み出してみよう
壁だと思っていたものが
ドアだったりするよ
帰りたいと
あの緑の屋根の家を思い出す
小さい頃に住んでいた
ひだまりに
ただ ただ
幼い 私の思い出

もう一度 
あの日へ帰りたい
お日様に 風に
笑顔に 守られて
ぶらんこ ....
もう
私には
泣くしかできないから
さよなら 紅
さよなら 思い出
この花と共に散るがいい
この涙と共に散るがいい

さよなら 紅
さよなら 思い出
時効はまだ来ない

心は牢に囚われたまま
逃げ出すことも叶わない

ただ眺めるだけの
暗い牢の中で
自由な鳥に憧れ
犯した罪の重さを知る

ただ想わずにはいられなかった
ただ想わ ....
いちょうの葉
透明な光の中を
スイ スイ スイ
空の海泳いで
スイ スイ スイ
でも それきり
地面にふれて
動かなくなった
ふと
人間でいるということが
嫌になったとき
日向で眠る 猫になりたいと思った
空を奏でる 鳥になりたいと思った
海で踊る 魚になりたいと思った
野に遊ぶ 花になりたいと思った

けれ ....
道は今
空は今

世界は続く
赤と黄色の
万華鏡
風の気まぐれで
くるくる くるる

君は今
心は今

遠き果てに
私の心
恋と憂いの
万華鏡
君の気まぐれで
くるく ....
幸せが
こっそり中に
かくれてなぁい?
いつだって
紅い窓のぞけば
私しかうつらない

さぁ 白状なさい
こっそり中に
かくれてなぁい?
言わないと
かじっちゃうぞ
秋は読書
木の葉散る
けやきの下で
見知らぬ国の
見知らぬ空を
眺めてる
心だけでなく
きみのぬくもり
きみのかんしょく
伝えてよ
私の小さな
{ルビ電子の箱=けいたいでんわ}
きみのそばに
ボクが
いるよ

きみのそばに
いつも
いるよ

例えば
一輪のコスモス
本の中のしおり
紅茶のレモン
転がったびい玉
ぽっかり浮かんだ雲
葉を揺らす風
そ ....
神さま

私は罪深き人間です


自らの記憶を偽り
己すらも偽った
罪深き人間です

己を守るために
仮面をかぶり
それを偽るために
また仮面をかぶる
何が悲しくて
道化を ....
冬が街をすっぽりおおったら
この心も凍りついて
何も感じなくなれるかな?
君の心はすでに
凍りついているようだけど

バス停にたたずんで
はるかに見わたせる
せわしい時を
待っている ....
受験生 {ルビ参考書=ほん}のしおりに ぽち袋

サンタさん 届けてほしい 合格証

笑いあう 心うらはら ヒバナ散る

数学の ノートは赤く 染まりけり

教室は {ルビ学級閉鎖=へ ....
いつまでも
笑っていて下さい
たとえ離れていても
同じ空の下ですから
私の中で
忘れ去られた
言葉たち
今一度
私のところへ
帰ってきて下さい

口の端に
のせられた
私のいけない
言葉たち
今一度
私のところへ
帰ってきて下さい
冷たい雨に打たれて
どこかサビてしまったようだ
水漏れが止まらない
この{ルビ記憶装置=メモリー}は
誰のもの?

デスクトップも雨
スクリーンセイバーも雨
水漏れは止まらない
ショ ....
紺色の空
今宵の月
雲の{ルビ山脈=やまなみ}
今宵の月
メープルシロップかけて
食べてしまいたい
まぁるい まぁるい
今宵の月
おつきさまの笑みは
かつてのヒトに似ている
硝子のようで
わた菓子のようで
かつてのヒトに似ている

君はおつきさまになりたいと
一度だって言ったことはなかったけど
ずぅっとこうして
 ....
春日野佐秀(341)
タイトル カテゴリ Point 日付
聖夜前自由詩6*04/12/9 16:58
疲れた時には自由詩204/12/9 16:56
さざんか自由詩304/12/7 17:20
ル・ラララ自由詩204/12/7 17:19
誰でもイイケド…自由詩404/12/6 13:59
微笑みながら消えてゆく短歌204/12/6 13:53
遠心力自由詩8*04/12/4 14:48
ぽっかりと短歌204/12/3 15:15
ぴぴぴ…ぴぴっ!自由詩404/12/3 15:10
想い自由詩204/12/1 17:56
冬への船出自由詩204/12/1 17:44
ほんの一歩の発見自由詩004/12/1 17:41
緑の屋根の家自由詩204/11/26 17:20
さよなら自由詩2*04/11/26 17:12
時効自由詩204/11/26 17:09
金の魚 死んだ自由詩4*04/11/24 17:17
気づいた自由詩504/11/24 17:15
くるくる くるる自由詩5*04/11/24 17:09
りんご自由詩6*04/11/22 21:40
空想自由詩3*04/11/22 21:34
電子の箱自由詩104/11/20 19:52
きみのそばにいるよ自由詩304/11/20 19:51
ペルソナ自由詩304/11/17 18:15
北風自由詩304/11/17 18:03
受験哀歌俳句204/11/11 19:16
この空の下自由詩304/11/11 19:08
言葉たちに贈るウタ自由詩204/11/11 19:07
壊れたパソコン自由詩204/11/11 19:03
今宵の月自由詩404/10/27 17:11
おつきさまは君?自由詩204/10/27 17:02

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