風はいつでも強いかな?
空はいつでも暗いかな?

ちがうよね^^

やさしい風も
あかるい空も
あるじゃない

不幸ばかりは続かない
素直になろうよ、私たち
心のわだかまりなくそ ....
いち たす いち は

ぜったいに

いちより おおきく

なるんだよ

ぜったいに、ね
春塵と みまごう 雪の 梅に落つ 抱きしめたいンだ
今 君を
言葉では伝えられない
私の気持ちすっかり
伝えてしまいたいから
抱きしめたいンだ
今 君を
言葉にしてしまいたい
でも
言葉にしてしまったら
きっとうまく言えない
言葉にしてしまったら
きっとみんな変わってしまう
何をおそれてるんだろう私
きっと
私の中の過去という魔物
この手の中にある
ちいさなゆびわ
幾度も
悲しみにぬれて
幾度も
喜びに踊って

今描くよ
未来への青写真
ひとつ一つが
二人の物語
会いたくて
目をとじたよ
夢の中であなたに
会うために

月光が紡ぐ
子守唄
あなたにも
届いてる?

会いたくて
会いたくて
想うだけで
心があたたかくなる
そんな人が
私にはいるから

大丈夫

まだがんばれるよ
この気持ちを
誰かに
聞かれたのなら
どう私は
応えればいいのだろう

私にさえ
私はわからないというのに
あなたに
私の何がわかるというのか

ただ
ただ孤独という悲しみばか ....
止まっているように

スイスイと流れる

蜻蛉の秋


確かなものなど

なにもないのだ
くすのきは今も変わらない
木にとって この時間は
とても短いから

でも人は変わる
変わらない思いを胸に
巣立ってゆく
小さかった背中も
いつのまにか大きくなって
すりきれた制服が
 ....
人は時に狙われて
ものみな静かな夜の中
時という
まだ固まっていないコンクリートに
自分のしるしを残して
ブランコの音だけが

コキー

コキー

時に思いを馳せたとき、
夜だ ....
空を泳ぐ 羊の群れ

青を連れ去って

どこまでいくの?



え?

あぁ 夏までいくの
灰色の街角に
僕の影がしゃがんでる
地上は白く淡い小雨の日

千は海
幾百の涙を統べる
千は{ルビ宙=そら}
幾百の夢を{ルビ抱=いだ}く

過去は彼方へ飛び去って
常に今はまっさ ....
青空は遠すぎて
どこまでいっても
たどりつけなかった

もう歩けない
光は失われてしまった
寒い
寒いよ

青空は広すぎて
その笑顔は
きれいすぎて
私にはもったいなかった
 ....
こんなに苦しいのは
人間が氷のように
あとかたもなく
消えることができないから

こんなに悲しいのは
人間が泡のように
ある時パチンと
消えることができないから
ああ 空に降る
冷たいしずくよ
どうしてそんなに
私のほほを濡らすのか

ああ あの暗い空から
美しいしずくが
いくつも沈んできて
今ここで つどうのか

冷えた手足は
あやしく ....
虹のカケラ探して 
一人たたずめば
なつかしい道
琥珀の光
思い出してみれば
ふるえてしまう背中

重なった指先
虹を宿して
止まった歯車動き出す
白く閉ざされた世界
{ルビ朱= ....
涼しい初夏の頃
大空に泳ぐ風
緑をざわめかせ
色 そめあげてゆく

目をとじても感じるよ
新しい季節のドキドキ
見えるものが全てじゃない
Feeling everything
in  ....
私が本当に知りたいことは
学校で叩き込まれることじゃない
友達や先生の言うことは
どれも最もだが
どれも私にとってマチガイだ

縛られるのは大嫌い
邪魔されるのも大嫌い

もっとカン ....
寒さこそ まだ解けねども 冬雪を
        はさみで切りゆく 春は来たれリ
春はコンニチワのリボン
君と私とをつないでく

Spring has come.
想いがふくらんで

イッキにバクハツだ!

ほら ほどけはじめた
花のリボン
木々を結んで
虹 ....
永遠に風は変わらない
潮は満ち引きをくり返し
夜のあとに朝が
冬のあとに春が

永遠を願うなら
自然に戻ればいい
ただ風に吹かれて
揺れる花になればいい
バスを待つ
風は強く
私を叩きつけて
冬へと逆戻り
したがってるみたい

たったひとつのことが
万華鏡の世界のモトで
本当は一つのことで
たくさんなんてありはしなくて
花の咲かない ....
桃色の想いが
花ひらく その時に
わたしたちも
そこにいさせて

祈りに似た
ときめきのトキを
ふたりで感じていたい

わたしたち
少しずつだけど
一緒に歩きながら
くりかえし ....
私はせっかちで
寄り道とか
大嫌いだけど

だけど
君となら
遠回りしてもいいよ
少しだけ
月のゆれる帰り道
初めて 制服を着た あの日から 早6年過ぎ 卒業す 冷たい雪の下にも
春は息づく
いくつもの涙を
希望の光にかえて
純真無垢な想いを
空へとのばす
小さなスノードロップ
今 一輪
空の上空の
そのまた上空で
北風が
リサイクルされている

誰かの着古した冬が
誰かのおニューの春になる

南風ファッションショーも
そう遠くはないだろう
枯枝に結ばれた
「吉」のおみくじ
約束のリボン

春になれば
再び木の芽吹くように
願いも叶う
そんな約束のリボン

だから
北風の中でも大丈夫
春日野佐秀(341)
タイトル カテゴリ Point 日付
涙のち虹自由詩206/2/16 21:04
愛しい人へ教えるたし算自由詩306/2/6 16:58
雪の…俳句206/2/6 16:56
抱きしめたいンだ 今 君を自由詩406/1/15 21:09
過去の魔物自由詩206/1/15 21:02
未来への青写真自由詩305/11/22 9:01
会いたくて自由詩3*05/11/22 8:59
大丈夫だよ、あなたがいるから自由詩8*05/11/15 9:05
In Diesem Wetter自由詩5*05/10/4 18:09
蜻蛉の秋自由詩6*05/10/4 18:02
卒業によせて自由詩4*05/7/11 18:52
時は夜自由詩4*05/7/11 18:48
夏までいくの自由詩6*05/7/11 18:43
千の未来と過去と自由詩2*05/7/10 15:59
失われたもの自由詩105/7/10 15:55
心の理由自由詩6*05/7/10 15:53
雨の奏鳴曲自由詩3*05/6/28 9:29
Cross Dream自由詩3*05/6/28 9:06
新しい季節へ自由詩4*05/5/30 9:53
知るべき何かを自由詩3*05/4/14 21:01
はさみ短歌405/2/25 17:00
虹になる!自由詩2*05/2/25 16:56
永遠を願うなら自由詩5*05/2/25 16:51
冴え返り自由詩105/2/25 16:48
桃の花自由詩3*05/2/24 10:35
月のゆれる帰り道自由詩4*05/2/24 10:28
卒業短歌305/2/22 10:51
スノードロップ自由詩205/2/18 10:57
風市場自由詩4*05/2/18 10:55
約束のリボン自由詩205/2/18 10:54

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