今すぐ会いたいんだよ
それだけでいいんだよ
下を向かないで
向かう先は怖くはないよ
つんとしないで
私がここにいるよ
雨上がりの道
葉っぱに残る雨粒に切なさを感じている
....
あの人の横顔は切なそうに映る
私は少し目を細めて見ている
つらいことなんて何もない
ただ空しいだけなんだ
遠くに飛んで行ってしまいたくなる
風に吹かれて行き着いた先に何があったとして ....
紙くずを放り投げる
そこに何が書かれていたんだろう
もう忘れている
なんとなく生きている
たまに腹を立てたり
気になるあの人に近づいてみたり
アホなことで笑っていたり
い ....
あたしは絶対に忘れないだろう
この心を刺す気持ち
きっとたくさん時が経とうとも
またあたしを締め付けるに違いない
何故だろうか
あたしは弱いのに誰かを守りたいと
いつも強く思ってい ....
絶望なさい、と
一度くらい云われても良いんじゃない
そう思える今日この頃だよ
僕をぶん殴っておくれ!
目が覚める瞬間気づくのは
接近中の台風のことだけ
キミがいない寂しさは
この ....
空はいつもと同じ曇り空で
風はなんとなく吹いている
誰の声もしない
そんな気がする
愛しいキミは遠くにいるのかな
烏がかぁ、かぁと鳴く
空に響き渡るその声は
ただ僕を空しくさせた
....
キミの声を聞くたびに、胸が痛くなるんだよな
僕はただ胸を揺さぶられているのさ
いつも。
ねぇ今から君の元へ行くよ
そういうとキミはなんて言うんだろう
臆病になる以外ないんだ
僕は思 ....
形のないそれを掴みたいんだ
掌に乗せるようにそっと
見上げたら花火がすでに消えていっていた
残った余韻に僕はキミを想った
そばにいたい そばにいてほしいなんて
思うのは簡単だけれど
....
「泣けばいいんだ」
乱暴な言葉を投げるキミがいた
「君は変わったね」
キミは言った
ワタシは何も変わってはいないのに
硝子の中にうずくまっては
キミが飲み干すのを待っている水のよう ....
目が覚めた
途端に視界は真っ暗さ
カーテンは開いちゃいないし
豆電球は壊れている
こんな日を待ってはいない
僕は布団から飛び起きて窓を全開する
冷たい風が吹き込まれる
少し震 ....
横目で見つめるギリギリの心境を
かき混ぜては吐き出してきた
視線という名の見えない攻撃
甘いソレ
何ができるって問いたい
身動きのできない縛られた海賊
手持ちのナイフは偽物
....
いろんな花が咲き乱れている
春なのだ
少し眠いかな
あまりにも花がきれいなので
驚いてみていたら
少女が私をあざ笑うように見ていた
たまらなく悲しくなった
花は枯れていく ....
ある日 扉が開き
中から光が溢れ出た
長年閉まっていたモノが放たれ
外の光らしき眩しいものと共に 一人の人間が現れた
やけに汚れていた
頬の傷がやけに痛々しい
あなたは何かを ....
雫落ち 陽を感じれば春の日の 乾いた風は包んでく
あなたのようだと言ったなら 微笑む姿 過ぎし日の中 消えてった
くだらない詩(うた)を唄えば思い出す
あの日の私 君から遠く
思いをこらえて唄うその儚き詩は
わたしを締め付けます
優しさをくれたあなたの前では
何も語らず佇むでしょう
ただ、泣きます
鼻水をすすりながら
泣き顔はもちろん普段より増しブサイク ....
坊ちゃん良い子だね
小さな子供が母親と二人で歩く道の上
ゆっくりと
それは幸せそうに
失くした風を掴みたい
一度は捨てた気持ちをもう一度
つまらない嘘も
今日だけは言わないからね
....
スポットライトの下
フィールドの上
走る君の姿が愛しくてたまらないなんて
声を出した
君の名を呼んでいた
必死に叫んでみた
君の名を呼んでいた
知らぬ間に
知らぬ間に…
暗闇 ....
隣の人の冗談を
軽く聞き流して
ひとつふたーつ
大きな願望を抱いてみる
君が立てるならば
叶わぬ恋だっていい
きっとそれが
これからをつくっていく
汚れた傷は癒えない
そんなはずないけれど
血が出ている
腐ったような
溢れ出る憎悪が
僕を縛っていて
今にも真っ暗闇に消えそう
こんなに汚れた僕のような
醜くも同じ感情を
....
あの頃のような輝き、とは何か
君に問うても
答えられないだろう
泥だらけの靴
生い茂る草の上
寝そべった何でもない思い出は
永久に消えないが
昨日テレビで見た
例の事件の犯罪 ....
君が通り過ぎていくのを
走りながらずっと待っていた
時は過ぎていくもの
私も進んでいる
そして君も
時間は僕を待ってはくれない
僕も止まれとは言わない
もちろん君にも
隣を ....
もう真夜中の駅までの道を
二人歩くキミとワタシ
歩く速さは同じ
どちらに似てしまったのだろうか
何気なく何となく
流れ星が見えた気がして
そこで立ち止まってしまった
見えるのはただ
....
僕の書いた絵日記が
君を傷つけたんだって。
あと、
昨日聞いた話
僕のついた嘘が
君を悩ませたらしい。
こんなに君を思っても
うまくいかないんだなー
描いたのは僕の夢、
....
雪の降る空の下
一人校庭で
ただ君を待っていたけれど
君は来ない
寒くて足がヒリヒリ
心までもガチガチ
通り過ぎる人の群れに
乗るべきかもしれないけれど
僕はなんだか君を見 ....
1 2
0.29sec.